本文
2050年熊本県内CO₂排出実質ゼロを目指します
令和元年(2019年)12月4日 議会で宣言する知事
熊本県は、地球温暖化によるリスクを低減し、 持続可能な未来を実現していくため、将来の目指すべき姿として 「2050年熊本県内CO₂排出実質ゼロ」を宣言しました。
(参考)くまもとゼロカーボン行動ブックが完成しました
「2050年県内CO₂排出実質ゼロ(ゼロカーボン)」に向けて、各家庭で実践していただきたい取組みをまとめた「くまもとゼロカーボン行動ブック」が完成しました。
ガチャピン、ムック、くまモンが、36の行動とCO₂削減効果、経済的なメリットを「Hop」「Step」「Jump」の3段階でわかりやすく紹介しています。
2020年度の熊本県の温室効果ガス排出量について
2020年度の県全体のエネルギー使用量は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛等により、2013年度以降最少となりました。
一方、温室効果ガス排出量は1,062万t-CO₂となり、基準年度(2013年度)⽐でΔ26.3%、前年度(2019年度)比で+0.5%となりました。
エネルギー使⽤量が減少しているのに、温室効果ガス排出量が増えているのは、電力会社の発電時のCO₂排出割合(排出係数)が、原子力発電所の停止等により増加したためです。
2020年度の熊本県の温室効果ガス排出量 (PDFファイル:1.12MB)
過去の温室効果ガス排出量
・2019年度の熊本県の温室効果ガス排出量について (PDFファイル:574KB)
・2018年度の熊本県の温室効果ガス排出量について (PDFファイル:312KB)
・2017年度以前の熊本県の温室効果ガス排出量について
熊本県では毎年温室効果ガス排出量を算定し、公表していますが、算定に使用している統計資料のうち県内の電力使用量や燃料使用量等の実績を取りまとめている「都道府県別エネルギー消費統計」等については、統計方法の変更等に伴い2020年度公表資料において過去の実績データが修正されました。
この統計資料の修正を踏まえ、これまで公表した2017年度以前の温室効果ガス排出量を算定しなおし、各年度の排出量と基準年度(2013年度)比削減率を取りまとめました。
なお、これまで公表した資料(第五次熊本県環境基本計画、2017年度以前の環境白書等)の修正は行いませんので御留意ください。