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5月1日(月曜日)平成29年度水俣病犠牲者慰霊式(水俣市)
水俣病の公式確認から61年を迎えた本年の水俣病犠牲者慰霊式が、5月1日(月曜日)、エコパーク水俣親水緑地「水俣病慰霊の碑」前で行われ、蒲島知事は10度目の出席をしました。
慰霊式には、患者・被害者の方々や御遺族のほか、山本環境大臣など多くの方が参列され、黙とうや献花などを行い、犠牲者の冥福を祈りました。
知事は、「なぜ水俣病の被害拡大を防ぐことができなかったのか、その悔恨(かいこん)の念が強く胸に湧き上がってくる」とともに、「私にとってこの慰霊式の日は、多くの皆様と共に犠牲者の方々に祈りを捧げ、水俣病問題に真摯に向き合い、このような悲劇を二度と繰り返さない覚悟を、改めて自分自身に問う日である。熊本県知事として、県民の尊い命と、健康、財産を守る責任の重さを、強く心に刻み、水俣病問題の解決に向けて、全力で取り組む」と祈りの言葉を捧げました。