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水俣病関連情報発信支援事業
水俣病に対する偏見をなくし、水俣病の教訓から環境を守ることの大切さを伝え、地域全体が水俣病被害者等を支えるような社会環境づくりを推進するため、水俣病発生地域の市町が行う水俣病に関する情報・教訓を広く内外に発信する活動に対して、補助を行っています。
(1)うたせ船で水俣病を学ぶ講座(芦北町)
水俣病発生以前から受け継ぐ伝統的な漁法であり、帆に風を受け網を引くエコロジーな「うたせ船」で、実際に水俣病被害の場所となった不知火海に出航し、再生した海を体験します。また、不知火海で獲れた魚等を料理しそれを食することで環境再生された海であることを実体験します。
(2)水俣病資料館情報発信拠点強化事業(水俣市)
水俣病関連資料の散逸を防ぎ、後世に残すため、積極的な資料調査・収集・保存を行うとともに、それを活かした情報発信の更なる強化に対する補助を行います。