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薬剤師確保対策について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0230827 更新日:2025年3月31日更新

はじめに

 令和3年6月に厚生労働省が公表した「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会とりまとめ」において、薬剤師の従事先には業態や地域の偏在があり、偏在を解消するための薬剤師確保の取組が必要であり、特に病院薬剤師の確保は喫緊の課題であることが指摘されています。

熊本県の主な取組

薬剤師確保のための調査・検討事業(令和5年度)

〇令和5年度に「熊本県薬剤師確保のための調査・検討事業」を実施し、県内の病院等における薬剤師の就業状況等について調査を行いました。

〇本調査で、県内の病院の約6割、薬局の約4割で薬剤師が不足しているという結果等が得られました。

第8次熊本県保健医療計画(令和6年度~令和11年度)

〇第8次熊本県保健医療計画では、国が示した医療計画作成指針(令和5年3月)及び薬剤師確保計画ガイドライン(令和6年5月)を踏まえ、「薬剤師確保計画」を策定しました。
〇第8次熊本県保健医療計画については、次のリンク先をご覧ください。(薬剤師確保については、第4章「地域の保健医療を支える人材の確保・育成」(p192から195までに記載されています))

熊本県薬剤師確保対策検討会(令和6年度)

〇県内における薬剤師確保策の検討や実施に係る協議、調査を目的に、公益社団法人熊本県薬剤師会、一般社団法人熊本県病院薬剤師会、熊本大学薬学部及び崇城大学薬学部で構成する検討会を設置しました。

その他の関連する取組み

令和6年度診療報酬改定における薬剤業務向上加算について

〇令和6年度診療報酬改定にて、病棟薬剤業務に関して、チーム医療の推進と薬物治療の質の向上を図る観点から、地域医療に係る業務の実践的な習得を含めた病院薬剤師の研修体制が整備された医療機関の病棟薬剤業務について、「薬剤業務向上加算」が新設されました。

〇主な施設基準(出向元)として、次の項目があります。
・免許取得直後の薬剤師を対象とした病棟業務等に係る総合的な研修が実施されていること。
・都道府県における薬剤師確保の取組を実施する部署と連携して、自施設の薬剤師を他の保険医療機関(特別の関係にある保険医療機関は除く。)へ出向を実施する体制があること。
・特定機能病院若しくは急性期充実体制加算1,2に係る届出を行っている保健医療機関であること。
 

※薬剤業務向上加算の活用(届出)を検討している医療機関の皆様へ

  • 本加算に係る薬剤師の出向(施設基準に関すること)に関する協議を受け付けています。
  • 検討段階からの事前相談も随時承っていますので、薬務衛生課薬事班(096-333-2242)までご連絡ください。
  • 県内の本加算の対象となりうる医療機関対象に意向調査(出向予定調査)を実施しています。
  • 今後、本ホームページに出向予定の医療機関等に係る情報を掲載する予定です。(ホームページへの掲載を希望しない場合は調査票提出時にお知らせください)

  薬剤業務向上加算に係る出向予定調査票 (Excelファイル:13KB)

 ※調査票提出後にその内容に変更が生じた場合は、随時、御連絡ください。

 ※当該加算の施設基準や届出等の診療報酬に関するご質問は九州厚生局熊本事務所へお願いします。

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