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令和6年度 総合防災訓練について
図上訓練について
10月5日(土曜日)に防災センターにて図上訓練を実施しました。
1 訓練想定
日奈久断層帯を震源とするM7.9の地震が発生し、
沿岸14市町で津波が発生したと想定
2 図上訓練参加者数
約70機関約1、500人
3 訓練参加市町村
熊本市、八代市、荒尾市、水俣市、玉名市、宇土市、
上天草市、宇城市、天草市、長洲町、氷川町、芦北町、
津奈木町、苓北町(沿岸14市町)
4 訓練内容
令和3年度総合防災訓練では、天草地域が孤立化した
際にどのようにして救援部隊等を輸送するかが課題とな
りました。
その後、令和4年6月に九州電力株式会社と苓北発電
所の岸壁使用の協定を締結し、災害時の使用について
準備を進めてきました。
今回の図上訓練では、令和6年1月に発生した能登半
島地震等の課題も踏まえ、天草地域への救助部隊や燃料
等の救援物資の輸送手段の確認や、協定に基づく海上自
衛隊大型輸送艦の苓北発電所の使用手続き、民間企業の
大型ドローンを活用した物資輸送の調整などを行いまし
た。
訓練の特徴は、「ブラインド型」であり、県・市町の
職員や関係機関の職員にもシナリオを公開せず、検討を
進めました。
本訓練の検討で得られた「孤立地域への輸送」「無人
航空機の活用」といった課題をもとに、12月の実動
訓練の企画を行いました。
1 訓練想定
日奈久断層帯を震源とするM7.9の地震が発生し、
沿岸14市町で津波が発生したと想定
2 図上訓練参加者数
約70機関約1、500人
3 訓練参加市町村
熊本市、八代市、荒尾市、水俣市、玉名市、宇土市、
上天草市、宇城市、天草市、長洲町、氷川町、芦北町、
津奈木町、苓北町(沿岸14市町)
4 訓練内容
令和3年度総合防災訓練では、天草地域が孤立化した
際にどのようにして救援部隊等を輸送するかが課題とな
りました。
その後、令和4年6月に九州電力株式会社と苓北発電
所の岸壁使用の協定を締結し、災害時の使用について
準備を進めてきました。
今回の図上訓練では、令和6年1月に発生した能登半
島地震等の課題も踏まえ、天草地域への救助部隊や燃料
等の救援物資の輸送手段の確認や、協定に基づく海上自
衛隊大型輸送艦の苓北発電所の使用手続き、民間企業の
大型ドローンを活用した物資輸送の調整などを行いまし
た。
訓練の特徴は、「ブラインド型」であり、県・市町の
職員や関係機関の職員にもシナリオを公開せず、検討を
進めました。
本訓練の検討で得られた「孤立地域への輸送」「無人
航空機の活用」といった課題をもとに、12月の実動
訓練の企画を行いました。
図上訓練風景


実働訓練について
12月19日(木曜日)に天草地域と水俣市で実働訓練を実施しました。
1 実働訓練参加者数
約30機関 約700人
2 訓練参加市町村
水俣市、上天草市、天草市、苓北町
3 訓練内容
地震により天草地域が「孤立化」したとの想定で、今
回初めて九州電力との協定に基づき、苓北町の九州電力
苓北発電所に海上自衛隊の大型輸送艦「しもきた」が入
港しました。
訓練では、佐世保から輸送した救援部隊等の車両を
下ろす訓練を実施し、岸壁使用の有効性を確認しまし
た。
また、津波による漂流物で他の港湾施設が使用できな
くなったとの想定で、上天草市の樋合海水浴場では、エ
ルキャック(エアクッション艇)による救援部隊や物資
の揚陸訓練を、本県で初めて実施しました。
その後、揚陸された救援物資を大型ドローン(無人航
空機)により孤立地域へ輸送するなど、海路と空路が連
携した訓練を実施しました。
水俣市では、電力や通信が途絶えた孤立地域を想定
し、陸上自衛隊のチヌークによる九州電力車両のスリ
ング訓練や海上保安庁の巡視船「さつま」での通信機材
の運搬など、電力や通信復旧の初動対応訓練を実施しま
した。
今回の総合防災訓練で得られた課題等を検証し、引き
続き本県の防災、対応力の向上に努めます。
1 実働訓練参加者数
約30機関 約700人
2 訓練参加市町村
水俣市、上天草市、天草市、苓北町
3 訓練内容
地震により天草地域が「孤立化」したとの想定で、今
回初めて九州電力との協定に基づき、苓北町の九州電力
苓北発電所に海上自衛隊の大型輸送艦「しもきた」が入
港しました。
訓練では、佐世保から輸送した救援部隊等の車両を
下ろす訓練を実施し、岸壁使用の有効性を確認しまし
た。
また、津波による漂流物で他の港湾施設が使用できな
くなったとの想定で、上天草市の樋合海水浴場では、エ
ルキャック(エアクッション艇)による救援部隊や物資
の揚陸訓練を、本県で初めて実施しました。
その後、揚陸された救援物資を大型ドローン(無人航
空機)により孤立地域へ輸送するなど、海路と空路が連
携した訓練を実施しました。
水俣市では、電力や通信が途絶えた孤立地域を想定
し、陸上自衛隊のチヌークによる九州電力車両のスリ
ング訓練や海上保安庁の巡視船「さつま」での通信機材
の運搬など、電力や通信復旧の初動対応訓練を実施しま
した。
今回の総合防災訓練で得られた課題等を検証し、引き
続き本県の防災、対応力の向上に努めます。
実働訓練風景
(「輸送艦しもきた」による車両輸送)
(「輸送艦しもきた」による車両輸送)


実働訓練風景
(エルキャック(エアクッション艇)による車両揚陸)
(エルキャック(エアクッション艇)による車両揚陸)

実働訓練風景
(大型ドローンによる物資輸送)
(大型ドローンによる物資輸送)

実働訓練風景
(「巡視船さつま」による通信機材輸送)
(「巡視船さつま」による通信機材輸送)

実働訓練風景
(チヌークによる車両空輸)
(チヌークによる車両空輸)
