本文
令和6年度(2024年度)熊本県内の障害者虐待の状況を公表します
令和6年度(2024年度)の障害者虐待に対する対応状況等について全国調査が実施され、熊本県内の状況を取りまとめましたので、以下のとおり公表します。
1 調査結果の概要
- 県全体で222件の相談や通報があり、35件の虐待が確認された。
- 内訳は、養護者による虐待が23件(25人)、障害者福祉施設従事者等による虐待が12件(34人)であった。 ※( )内は被虐待者数
- 令和5年度(2023年度)と比較すると、「養護者による虐待」は相談・通報件数、虐待判断件数ともに増加している。また、「障害者福祉施設従事者等による虐待」は相談・通報件数は増加しており、虐待判断件数は同数であった。なお、被虐待者数の合計は34人増加し59人となった。
- 県としては、引き続き、虐待の未然防止や早期発見に向け、広く県民への周知・啓発を行うとともに、虐待事案に迅速かつ適切に対応できるよう、市町村や事業所に対する研修等を行っていく。
|
養護者による虐待 |
障害者福祉施設従事者等 |
合計 |
|
|---|---|---|---|
|
相談・通報件数 |
161件 |
61件 |
222件 |
|
虐待判断件数※ |
23件 |
12件 |
35件 |
| 被虐待者数※ | 25人 | 34人 | 59人 |
※上記は、令和6年4月1から令和7年3月31日までに虐待と判断された事例を集計。
○ 使用者による虐待件数は、国が非公表のため、掲載していません。
2 調査結果の詳細
- 調査結果の詳細については、下の資料をご確認ください。
令和6年度(2024年度)障害者虐待対応状況調査結果の詳細 (PDFファイル:393KB)
3 障害者虐待の通報・届出先等について
障害者虐待防止法の施行(平成24年10月1日)に伴い、各市町村及び都道府県に障害者虐待に対応する「市町村障害者虐待防止センター」、「都道府県障害者権利擁護センター」を設置しています。
業務内容や通報・届出先等については、以下のURLからご確認ください。

