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熊本県障がい者夢応援表彰贈呈式を実施しました
３月１３日（水曜日）、熊本県庁地下大会議室で、熊本県障がい者夢応援表彰贈呈式が行われました。
この表彰は、スポーツ、文化、芸術等の様々な分野において活躍される障がいのある方の社会参加と県民の理解を推進することを目的としたものです。今回は第２回の表彰で、７４人の方が受賞され、そのうち５９人の方が県庁で表彰を受けました。
表彰の後、代表者から「大会に出場したことで、障がいをもつ自分自身が主役となり、自分の限界を試す機会が得られ、様々な障がいをもつ選手たちのパフォーマンスに刺激を受け、自己研磨に励むことができました。スポーツを通して得られる喜びや感動、困難を乗り越える勇気は、障がいがあってもなくても、すべての人々に共通するものであり、それが社会への大きな貢献となっていると思います。この度受けた表彰は、個々の功績を讃えるだけでなく、未来への夢を応援し、障がい者の社会参加や理解を深めるための重要な意味があると実感しています。私たちパラアスリートは、不可能を可能に変える力を持っています。私が今日ここに立っていることが、全ての障がいをもつ方々へ「やればできる」ということの証明であり、メッセージとなれば幸いです。これからも辛い練習と試合を乗り越え、更なる高みを目指します。そして、その過程で得た経験と教訓を、全ての障がいをもつ人々、そしてその家族やサポートする全ての人々へ伝えていきたいと考えています。」と力強い挨拶がありました。
また、蒲島知事からは、「今回の表彰は、皆様の日頃の地道な努力によるもので、これまで様々なご苦労があったことと推察します。これを機に、障がいのある人もない人もお互いを尊重しながら、誰もが夢をもって一緒に楽しく暮らせる社会の実現を目指しましょう。」とお祝いの言葉があり、受賞者の皆さんは、時には頷きながら聞いておられました。
