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「平和の礎」追加刻銘等について
「平和の礎」追加刻銘等について
沖縄県には、沖縄戦等で亡くなった方々(国籍や軍人、民間人の区別なく)の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎」があります。
令和5年6月現在、熊本県出身戦没者として1,975人の氏名が刻銘されています。
対象となる方々は沖縄の地上戦だけでなく、それに関連する作戦や戦闘で亡くなられた方々です。
「平和の礎」への追加刻銘を希望されるご遺族がいらっしゃいましたら、区分表をご確認いただき、下記までご連絡ください。
令和5年6月現在、熊本県出身戦没者として1,975人の氏名が刻銘されています。
対象となる方々は沖縄の地上戦だけでなく、それに関連する作戦や戦闘で亡くなられた方々です。
「平和の礎」への追加刻銘を希望されるご遺族がいらっしゃいましたら、区分表をご確認いただき、下記までご連絡ください。

●補 足
1 刻銘対象者
○ 他都道府県及び外国出身の戦没者
・沖縄守備軍第32軍が創設された1944年3月22日から1945年3月25日までの間に南西諸島周辺において沖縄戦に関連する作戦や戦闘が(注3)原因で死亡したもの
・1945年3月26日から同年9月7日までの間に、沖縄県の区域(注1)を除く南西諸島(注2)周辺において沖縄戦に関連する作戦や戦闘が原因で死亡したもの
・1945年9月7日後、沖縄県の区域内において戦争が原因でおおむね1年以内に死亡したもの
(注1)沖縄県の区域:北緯28度・東経124度40分を起点とし、北緯24度・東経122度、北緯24度・東
経133度、北緯27度・東経131度50分、北緯27度・東経128度18分、北緯28
度・東経128度18分の点を経て起点に至る地理的境界内の諸島、小島、環礁及
び岩礁並びに領海よりなる区域
(注2)南西諸島 :鹿児島県に属する薩南諸島(大隅諸島、トカラ列島及び奄美諸島 いう)及び沖縄
県に属する琉球諸島(沖縄諸島(大東諸島を含む。)、宮古諸島及び八重山諸島
(尖閣諸島を含む))
(注3)沖縄戦に関連する作戦や戦闘
:沖縄県の区域を守備する部隊のための兵員輸送、食料、弾薬等の兵站(へいたん)
輸送に関連するものであること、並びに沖縄県の区域内の島嶼から出港する艦船
や沖縄県の区域を目的地とする艦船の行動が軍命や軍の作戦遂行に協力する意図
でもって行われたものであること、または、沖縄戦を中心とする作戦である天一
号作戦等であり、且つ、南西諸島周辺で行われた航空作戦・戦闘であること
2 刻銘対象者の例
・10・10空襲(1944年10月10日)、米軍上陸前の砲弾射撃により死亡した者
・徴用船、疎開船等が輸送中に沈没したことにより犠牲となった者
・1944年6月29日徳之島沖で沈没した富山丸の犠牲者
・天一号作戦発動以前の九州沖航空戦で、南西諸島周辺を攻撃目標とし戦死した者
・天一号作戦の遂行により戦死した者
・菊水作戦等の特別攻撃隊による戦死者
・海上特攻隊大和艦船の戦没者
・収容所、野戦病院等で、罹患等が原因で死亡した者
(「平和の礎」戦没者申告票等記入要領一部抜粋)