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予防接種について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004979 更新日:2024年4月1日更新

予防接種の意義

 予防接種とは、病気(感染症)の予防に有効であることが確認されいているワクチンを体に接種することで、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくる方法のことです。

 予防接種を受け、抵抗力を身につけることにより、感染症を予防したり、かかった際の重症化を防止したりする効果が期待されます。

 また、予防接種を受けることで、周囲の人への感染を防ぎ、感染症のまん延を防止することにもつながります。必要とされる時期に、適切な接種を行うことが社会的にも重要です。

 旅行や出張等で海外に行かれる場合も、渡航先で感染症から体を守るために、流行している感染症や注意が必要な感染症に対する予防接種をご検討ください。

 ※海外での感染症の流行状況や注意が必要な感染症、必要とされる予防接種の種類等については、厚生労働省検疫所Forthホームページ<外部リンク>を御覧ください。

予防接種の制度

 感染症から国民の健康を守るため、予防接種法により公的な予防接種制度が定められています。

 予防接種法には、感染症の発生及びまん延を予防するために実施される予防接種について、その種類や実施方法、予防接種による健康被害の救済制度等が定められています。

定期予防接種

 予防接種法に基づき、発生やまん延、かかった場合の重症化等を予防するため、特に予防接種を行う必要があると認められる疾病については、行政の費用負担により、定期予防接種が実施されます。

 定期予防接種の実施主体は市町村であり、市町村が委託する医療機関で予防接種が行われることが一般的です。どの医療機関で定期予防接種が受けられるかについては、お住いの市町村の予防接種担当窓口にお問い合わせください。

定期予防接種の種類

 定期予防接種の種類については、以下のとおりです。

 ※令和6年(2024年)4月1日現在

【A類疾病】(予防接種法に基づき、接種努力義務があります。)

 1.ジフテリア

 2.百日せき

 3.急性灰白髄炎(ポリオ)

 4.麻しん(はしか)

 5.風しん

 6.日本脳炎

 7.破傷風

 8.結核

 9.Hib(ヒブ)感染症

 10.小児の肺炎球菌感染症

 11.ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)

 12.水痘

 13.B型肝炎

 14.ロタウイルス感染症

【B類疾病】(接種努力義務はありません。)

 15.インフルエンザ

 16.高齢者の肺炎球菌感染症

 17.新型コロナウイルス感染症

 

 ※上記の予防接種がある病気については、厚生労働省ホームページ(「予防接種情報」)<外部リンク>で、病気の概要やワクチンの効果などについてまとめられています。

 ※定期予防接種では、ワクチンの種類によって、対象年齢、接種の回数、接種の間隔等が定められています。

 予期せぬ健康被害等を防ぐためにも、適切な時期に適切な方法で接種することが重要です。

 国立感染症研究所ホームページ「予防接種スケジュール(日本の予防接種スケジュール)」<外部リンク>

臨時予防接種

 予防接種法には定期予防接種のほか、まん延予防上緊急の必要があると認めるときに行う臨時予防接種があります。

 厚生労働大臣が定める疾病について、都道府県知事がその対象者及びその期日または期間を指定して実施することになります。

予防接種後副反応疑い報告制度

 予防接種法に基づき、医師等が定期予防接種等を受けた者につき一定の症状を呈していることを知ったときは、厚生労働大臣に報告しなければならないことになっており、この制度を予防接種後副反応疑い報告制度といいます。

 この制度は、予防接種後に生じる種々の身体的反応や副反応疑いについて情報を収集し、ワクチンの安全性について管理・検討を行い、以て広く国民に情報を提供すること及び今後の予防接種行政の推進に資することを目的としています。

 ※制度の詳細な情報については厚生労働省ホームページ(「予防接種後副反応疑い報告制度」)<外部リンク>を御覧ください。

予防接種健康被害救済制度

 予防接種健康被害救済制度は、予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときに、市町村により健康被害に対する給付を行う制度のことです。

 申請に必要となる手続き等については、予防接種を受けられた市町村に御相談ください。

 ※制度の詳細な情報については厚生労働省ホームページ(「予防接種健康被害救済制度」)<外部リンク>を御覧ください。

 

お住いの市町村から、保健指導や文書送付等の方法により対象者(の保護者)に個別のお知らせを行っています。詳しくは、お住いの市町村にお尋ねください。