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避難所における感染症対策について
避難所における感染症予防について
避難所を含む被災地では衛生状態が悪化し、感染症がまん延しやすい状況になります。手洗い・手指消毒等の一般的な感染症予防を心がけてください。
風邪・インフルエンザ等の呼吸器感染症
- 咳やくしゃみをする時は、周りの人から顔をそむけましょう。
- 咳が出るときはマスクを着用しましょう。
- 外から帰った際は、手洗いまたは手指消毒をしましょう。
ノロウイルス等感染症
- 食事の準備や食事の前、トイレの後は丁寧な手洗いを心がけましょう。手を洗えない場合は、手指消毒で代用しましょう。
- 排泄物や吐物、おむつの処理は素手で行わないようにしましょう。汚染されたものの消毒は、塩素系の消毒剤(ハイタ-など)を使用しましょう。(消毒用の次亜塩素酸ナトリウム液の調整方法については、熊本県健康危機管理課からのお知らせ(PDFファイル:121KB)をご覧ください。)
レジオネラ症
- レジオネラ菌は、河川・土壌などに広く存在するため、災害後のがれきの撤去作業等で吸入し、感染する恐れがあります。
- 特に、高齢者での発生が多く、重症化すると死亡する場合もありますので、注意が必要です。
- 作業を行う際には、マスクを着用するなどして予防しましょう。
破傷風
- 破傷風は、けがの傷口が土などで汚れていると感染します。
土の中には破傷風菌が存在しています。けがを負い、傷口から破傷風菌が侵入した場合に、破傷風に感染することがあります。 - 傷口が土などで汚れたり、がれきなどでけがをした場合には、傷口をよく洗い、医師の診察を受けましょう。
また、避難所等での感染症をまん延させないために、以下を参考にトイレの清潔を保つようにしましょう。
トイレの清掃手順(PDFファイル:1.5MB)