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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の死亡について(令和6年6月1日)
5月25日、県内で、今年6例目となる重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:以下「SFTS」という。)の患者が発生し、6月1日に亡くなられました。
SFTS患者の死亡が確認されたのは、今年1例目です。平成25年に届出対象疾患となって以降、本県での患者確認は48例目、患者の死亡確認は10例目となります。(別に、感染症死亡疑い者の遺体からのウイルス検出が平成28年に1例あり。)
SFTSは、SFTSウイルスを保有するマダニに刺されることで感染するといわれ、感染予防策としてはマダニに刺されないようにすることが重要です。
主に春から秋頃までは、マダニの活動時期です。森林や草地などマダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用するなどマダニに刺されないよう十分な対策を講じて下さい。袖やズボンの裾に隙間ができないよう、できるだけ肌の露出を少なくするよう注意してください。
令和6年6月6日(木曜日)報道資料 (PDFファイル:268KB)