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新型コロナワクチンについて

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0171631 更新日:2025年2月18日更新

新型コロナワクチンの接種について御検討ください

  • インフルエンザについては、警報レベルを超えた年末年始に比べると、感染者数は減少傾向にありますが、新型コロナウイルスについては、一定の感染者数が継続しています。
  • 感染予防には、「定期的な換気」「場面に応じたマスクの着用」「手洗い」等の基本的な感染症対策に加え、ワクチンの接種が有効です。
  • 令和6年度は、10月1日から65歳以上の方及び60歳~64歳で基礎疾患を有する方を対象に、新型コロナの重症化予防を目的として市町村による定期接種が行われています。
  • 上記の対象者以外で接種を希望される方は、任意接種として、自費で接種を受けていただくことが可能です。
  • 詳細は、お住いの市町村にお問い合わせください。

有識者のアドバイス (令和6年11月21日時点)

 

 新型コロナウイルスは変異を繰り返しながら、流行を繰り返しています。現在、この夏の流行は収束しつつありますが、今冬には再び大きな流行が予想されます。

 あまり報道されませんでしたが、この夏のいわゆる11波では、高齢者の死亡者数は昨年を上回っています。その原因の一つが、昨年から今年にかけて、オミクロン株対応ワクチンの接種率が下がったことがあげられます。ワクチンは何回接種したかが重要と言われていましたが、現在、どの株のワクチンを、最後に接種したのがいつかが重要になっています。つまり、5回も6回もワクチンをしていても、1年以上接種がないとその効果はほとんどなくなるとのことです。特に高齢者における重症化・死亡リスクはインフルエンザ以上です。発熱時などは自己判断されずに、すぐに、かかりつけ医あるいはお近くの医療機関を受診されて指示に従ってください。抗ウイルス薬も早期に適切に使用すれば効果があります。

 また、インフルエンザのワクチンは今年受けるけど、コロナワクチンはもういいだろうという声を聞きます。コロナワクチンも65歳以上は定期接種の対象ですので、自己負担額は高くはありません。かかりつけ医などに御相談の上、ぜひともワクチン接種の検討をお願いします。

 使用されるワクチンは、既に承認されているファイザー、モデルナ、第一三共、Meiji Seikaファルマ、武田薬品工業の5社が製造するJN.1系統(現在、世界で流行している株、亜型株)対応1価ワクチンです。このうち、Meiji Seikaファルマの「コスタイベ(レプリコン)」は、「接種者から非接種者に感染(シェディング)するのではないか」といった情報が流れましたが、まったくそのようなことはありません。日本感染症学会をはじめとする専門団体が多数、否定しています。どのワクチンを接種するかは、医療機関で異なります。また、接種券や通知は通常ありません。自己負担額も自治体で異なりますので、かかりつけ医、接種している医療機関、自治体の相談窓口に御相談ください。​

公益社団法人

熊本県医師会

担当理事 三渕浩 様​

三渕理事

 

接種期間・回数

毎年度10月1日から翌年3月31日までの間(※)に1回

(※)接種期間は各市町村で設定されます。詳しくはお住いの市町村にお問い合わせください。

対象者

  • 65歳以上の方
  • 60~64歳で対象となる方(※)

(※)心臓、腎臓又は呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

接種費用

​原則として自己負担があります。

詳細は、お住いの市町村にお問い合わせください。

ワクチンの種類

 
mRNAワクチン 組換えタンパクワクチン
・ファイザー社 ・モデルナ社 ・第一三共社 ・Meiji Seikaファルマ社(レプリコンワクチン) ・武田薬品工業社

市町村や医療機関によって接種できるワクチンが異なる場合があるため、詳細は、お住まいの市町村にお問い合わせください。

ワクチンの効果

  • 新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究において、新型コロナ感染症による入院などの重症化を予防する効果が報告されています。
  • 2023/24シーズン(令和5年度秋冬の接種)で用いられたオミクロンXBB.1.5系統対応ワクチンの効果として、新型コロナ感染症による入院を約40~70%程度予防した等の報告(※)が国内外で行われています(令和6年7月時点)。

(※)VERSUSStudy第11報(2024)、EuroSurveill.2024;29(1)、JAMAInternMed.2024;e241640、MMWR.2024;73:180-188L

ワクチンの安全性

各社のワクチンについて、以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、mRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワク チンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

安全性

厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンについて」<外部リンク>

接種の目的

個人の重症化予防が目的です。

感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)

 新型コロナウイルス感染症をはじめとする予防接種などに関する御相談はこちらにお願いします。

 電話番号:0120-469-283

 ・対応言語:日本語のみ
 ・受付時間:平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
 

予防接種健康被害救済制度

  • 予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときに、市町村が健康被害に対する給付を行う制度です。
  • 令和6年4月1日以降の新型コロナワクチン接種に係る救済制度の取扱いについては、「接種日」「定期接種か否か」によって、対象となる救済制度が異なります。
  • 申請に必要となる手続き等については、お住まいの市町村に御相談ください。

健康被害救済制度

<参照ページ>
新型コロナワクチンについて(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>

定期接種の方:予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
任意接種の方:医薬品副作用被害救済制度(PMDAホームページ)<外部リンク>