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『「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念キャンペーン ~万田坑・三角西港~』合同記者発表

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0240140 更新日:2025年7月2日更新

『「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念キャンペーン~万田坑・三角西港~』合同記者発表を行いました。

 

 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は本年7月8日に世界文化遺産登録10周年を迎えます。
 熊本県、荒尾市及び宇城市は、『「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念キャンペーン ~万田坑・三角西港~』を行うため、7月2日に知事、荒尾市長及び宇城市長が合同で記者発表を行いました。

知事・2市長が笑顔で10周年記念ポスターを掲げる様子

 

合同記者発表説明資料 (その他のファイル:6.91MB)

 

知事コメント

 本日は、『「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念キャンペーン~万田坑・三角西港~』の合同記者発表にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
 この遺産は、日本が、幕末から明治にかけて、このわずか50年という短期間で、西洋の技術が移転され、日本の伝統文化と融合する形で、急速な産業化を、推し進めたこの奇跡の歴史を物語る遺産群としての世界遺産でございます。


 10年前の平成27年、2015年の7月8日に、本県の万田坑そして三角西港を含め、8県11市の23の構成資産が、世界文化遺産として登録されました。
 このことは熊本県にとっても日本にとっても、大変嬉しいことで誇り高い出来事でございました。

 

 今日、ここに荒尾市さん、そして宇城市さんと一緒に、この明治日本の産業革命遺産が、世界文化遺産登録10周年を迎えるということで、記念すべき節目の日を迎えることができました。
 また、地元のボランティアはじめ関係者の皆様には、これまでの保存活動、そして観光振興に、多大なご尽力をいただいてきましたことに、あわせてこの場をお借りしてお礼申し上げたいと思っております。
 私たちは、この10周年を記念いたしまして、県民の皆様を初め多くの方々に、この世界文化遺産の、価値、魅力を、再認識していただけますように、様々なイベントをキャンペーンとして展開して参りたいということで、今日発表させていただくこととなりました。

 

 こちらにイベントカレンダーを掲げておりますけれども、これをご覧いただきながら、主なイベントを3者で発表させていただきたいと思っております。
 まずは熊本県、私から、県内での3者の共同イベントを発表させていただきます。

 

 まず1つ目のスライドに出させていただきましたが、「くまもとの世界遺産重ねおしスタンプラリー」でございまして、   これは万田坑、三角西港に加えて、別の形で世界文化遺産登録が果たされました天草の﨑津集落、この3ヶ所をめぐっていくスタンプラリーでございます。
 3ヶ所のスタンプを重ねると1つの絵が完成するという楽しいものでございますので、これを機に、県内各地のこの世界遺産、各種の構成資産を、ぜひめぐっていただきたいという趣旨のイベントでございます。

 

 次のスライドよろしいですか。
 「10周年記念マルシェ」です。
 熊本市の中心部で、万田坑・三角西港のパネル展示や荒尾市、宇城市の特産品販売を行おうと思っております。
 県民の皆さんに、改めて、世界文化遺産の両構成資産を認識してもらおうという、楽しいマルシェを10月下旬に行おうと思っております。

 

 続きましてこの10周年を県内の皆さんに広く周知していただくために、「下通アーケード内の大型ビジョンでの動画の放映」や、「万田坑・三角西港のイラストをデザインしたラッピングバスの走行」などを行いたいと思っております。

 

 また、全国、8県11市で構成される「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会の主催で、7月6日に東京の国際フォーラムで「記念シンポジウム」を開催したり、各地の構成資産でもらえる「カードラリー」ですね、限定グッズが獲得できるカードラリー、よくあるダムカードとか有名ですけれども、それの世界遺産、この明治日本産業革命遺産の世界遺産カードラリーをやりたいと思っております。

 

 また、太宰府にあります九州国立博物館のエントランスホールで、我々、この3自治体と福岡県や大牟田市を含む三池エリアの魅力を発信するために、パネル展、講演会を行うこととしております。
 皆様に各構成資産を訪ねてもらえるきっかけとなるよう努めて参ります。
 私からまず以上です。
 では、荒尾市長にバトンタッチします。
 (浅田荒尾市長、末松宇城市長発言)


 
 浅田市長、末松市長ありがとうございました。
 いま説明いただいたものの他にも皆様にご興味を持っていただく様々なイベントを展開していく予定でございます。


 
 ぜひ記念事業の成功のためにも、報道関係者の皆様に、ご取材いただく、お力添えいただくことが不可欠でございます。
 10周年記念キャンペーンをきっかけに多くの方が実際に現地を訪れていただけるよう、イベントへの積極的なご取材をよろしくお願いして、私からの発言とさせていただきます。
 ありがとうございました。

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