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空港アクセス鉄道ルートの追加検討に係る中間的な調査概要等について
空港アクセス鉄道ルートの追加検討に係る中間的な調査概要等について
空港アクセス鉄道については、これまで、空港利用者の定時性・速達性・大量輸送性を確保するとともに、県民総合運動公園へのアクセス改善が可能な、三里木駅からの分岐ルートを軸に検討を進めてきました。
このような中、台湾の世界最大手半導体企業であるTSMCの日本で初めての工場が、菊陽町にあるセミコンテクノパーク隣接地に建設されることが発表され、TSMCの進出や今後想定される関連産業の更なる集積により、空港周辺地域における人や物の流れが大きく変化することが見込まれます。
これらの状況を踏まえ、空港周辺地域の可能性を最大化するため、空港アクセス鉄道についても、JR豊肥本線の輸送力増強によるセミコンテクノパークの利便性向上につながるよう、「原水ルート」「肥後大津ルート」についても調査を実施することとし、より効率的で効果の高いルートについて比較検討を行いました。
中間的な調査概要等は以下のとおりです。
今後、県議会など様々な場面で説明を行い、県民の皆様への理解促進を図っていきます。
1.中間的な調査概要(3ルートの比較表)
2.鉄道整備により期待される効果
3.阿蘇くまもと空港周辺における人口変動と企業立地状況
4.整理すべき課題
(1)JR九州との運行形態及び費用負担の同意に向けた取組み
(2)国の財政支援(現行補助率18%のかさ上げ)の実現に向けた取組み
(3)県民総合運動公園へのアクセス改善策の検討・整理