ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 教育委員会事務局 > 菊池教育事務所 > きくちの風 第4回公開授業を武蔵ヶ丘中学校で行いました!

本文

きくちの風 第4回公開授業を武蔵ヶ丘中学校で行いました!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0253922 更新日:2025年12月22日更新

きくちの風 第4回公開授業を武蔵ヶ丘中学校で行いました!

令和7年12月12日(金曜日)に、「きくちの風」推進事業における公開授業を菊陽町立武蔵ヶ丘中学校で開催しました。単元は「三角形と四角形」で、本時の課題は、平行四辺形になる条件を使った証明です。条件を変えた場合、証明がどのように変わるかを考える活動を通して、論理的、統合的・発展的な思考力を育てる授業でした。

 

単元を通した授業づくりの4つのポイント
 授業づくり
今回の授業(単元全体)のポイントは以下の2点でした。
・「じっくり考え」「はっきり表現」できる展開の工夫
・「何を学んだか」が分かる「まとめ」と視点を明確にした「振り返り」の工夫


こちらは振り返りアンケートの一部です。
【小学校の先生方のコメント】
○本年度の全国学力・学習状況調査の問題を活用されながら、生徒の学びを深めようとされている姿から、私も今後の授業に工夫をしていきたいと思いました。生徒も最後まで粘り強く学習に取り組んでおり、学級経営の取組についても学びたいと思いました。
○単元を通して既習事項をどう活用できるかという視点で授業が構成され、私も普段の授業で子どもたちに考える力をしっかりつけていきたいと思いました。
【中学校の先生のコメント】
○振り返りの重要性を改めて感じました。リフレクションをしながら子どもたちと学び方を深めて行きたいと思いました。
○ICTを使うにあったって、単元のゴールをイメージし、生徒にも伝えていくことでより効果的な活用になることに気づきました。じっくり考え、はっきり表現してさせるために、小学校の先生方の意見も聞けて大変勉強になりました。

授業では、生徒が既習の知識をもとに新しい考えを深められるよう、個人思考やペア学習を選べる場面が設定されていました。タブレットやデジタル教科書を活用し、図形を動かして考えを可視化する工夫もありました。さらに、ロイロノートを使った振り返りでは、自分の学びを言語化し、他者の意見を共有することで多様な視点に触れることができました。こうした活動を通して、生徒は「何を学んだのか」「どのように学んだのか」を自覚する姿が見られました。ICTを活用した思考の可視化と協働的な学びにより、生徒が主体的に問題解決に取り組む姿が印象的でした。
「きくちの風」推進事業では、こうした公開授業を通して教師同士が学び合い、授業改善を進めています。本年度、4回の授業を公開することができました。今後も、子どもたちの主体的な学びを支える授業づくりを先生たちと一緒に目指していきたいと思います。

授業風景①

 

授業風景②