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第3回きくちの風

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0252720 更新日:2025年12月5日更新

きくちの風 第3回公開授業を美咲野小学校で行いました!

令和7年11月27日(木曜日)に、「きくちの風」推進事業における第3回公開授業を大津町立美咲野小学校で開催しました。

この「きくちの風」推進事業は、各市町教育委員会が推薦の優れた授業力・指導力を有する先生に授業をしていただき、小中学校の先生方が学ぶ機会にすることを目的として実施しております。菊池教育事務所で示している「単元を通した授業づくりの4つのポイント」の中から特に力を入れて実践を行う部分を授業者の先生に決めていただき、公開授業の授業参観後には、その視点で意見交換会を行いました。

単元を通した授業づくりの4つのポイント

授業づくりの4つのポイント

今回の授業(単元全体)のポイントは(1)と(4)でした。

(1)「ゴールの姿」を明確化した学びの構想

 単元導入時に、学習を通して身に付ける力を児童と共に考え、共有することで、「ゴールの姿」を明確にし、主体的な学びを促す。​

ゴールの姿

(4)「何を学んだのか」が分かる「まとめ」と視点を明確にした「振り返り」の工夫

 ロイロノートに(1)問い(2)学習の様子(3)まとめ(4)振り返り(3つの視点)を毎時間記録し、変容を自覚する手がかりとする。

振り返り

以下は、振り返りアンケートの一部です。

【小学校の先生方のコメント】

○単元のゴールを教師が明確にもち、児童と共有することで、子どもたちが主体的にゴールの姿を目指して学習していくということを学びました。ゴールから逆算し、そのために何を習得させるかを考えながら授 業をデザインしていくことの良さに気付きました。

○「ゴールの姿をはっきりさせて授業をつくること」の大切さを改めて感じました。子どもたちが最後にどんな姿になってほしいのかを、もっと具体的に思い描くことで、授業の流れが分かりやすくなると気付きました。ゴールがはっきりしていると、子どもたちも「何のために今学んでいるのか」が分かり、学習に取り組む意欲が高まると感じます。また、教師も発問や活動を考えるときに「本当にこの活動はゴールにつながっているかな」と立ち返ることができ、指導のぶれが少なくなると思いました。これからは、単元の最終的な姿をしっかりイメージしながら、子どもたちが主体的に学べる授業づくりを続けていきたいです。

○「振り返り」の視点が明確化していたので、子どもたちも持続した学びができたと思います。視点を与えることが、子どもの学びを深める手立てだと思うので、私も視点を明確にして、振り返りをさせていきたいと思います。

【中学校の先生のコメント】

○この学びにおいてのゴールを児童がしっかりと理解していたように思います。そうすることで、自ら学ぼう、分析しよう、より良くするにはどうしたらいいだろうと一生懸命考え、更新し、迷ったら周りの友だちに助けを求めることができていたのかなと思いました。クラスのみんなが活発に活動していて、とても理想のクラスでした。