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和水町立菊水小中学校

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004379 更新日:2020年8月1日更新

二次審査結果

  • 開催日 平成24年3月20日
  • 場所 和水町ふれあい会館
  • 聴講者 約250人
  • 審査結果
    • 最優秀賞 龍+いるか+西山協働設計集団
    • 優秀賞 平田晃久建築設計事務所+MAC
    • 佳作 青木淳建築計画事務所+長野聖二・人間建築探検處
      吉武・環業務共同企業体
      シーラカンスK&H+前原設計事務所

アートポリスニュース37号(PDFファイル:5.0MB)

▼龍+いるか+西山協働設計集団

▼龍+いるか+西山協働設計集団の画像

▼平田晃久建築設計事務所+MAC

▼平田晃久建築設計事務所+MACの画像

▼吉武・環業務共同企業体

▼吉武・環業務共同企業体の画像

▼シーラカンスK&H+前原設計事務所

▼シーラカンスK&H+前原設計事務所の画像

▼青木淳建築計画事務所+長野聖二・人間建築探検處

▼青木淳建築計画事務所+長野聖二・人間建築探検處の画像

第一次審査講評

審査委員長講評

 審査委員長 / くまもとアートポリスコミッショナー 伊東豊雄


 今回の和水町立菊水小・中学校設計業務公募型プロポーザルには36件の応募があり、応募規定に合格し審査対象となったものは34件です。前回の三加和小・中学校設計業務公募型プロポーザルの倍近くの応募であります。応募作品の内容も大変レベルの高いものが多く、二次審査へ進む案を絞るのに非常に苦労いたしました。

 審査にあたる前に審査員全員が敷地である和水町総合グラウンドの現場を再確認させていただきました。大規模な造成が着々と進んでおり、新しい和水町の核のひとつができることを実感いたしました。校舎とグラウンド全体を一望できる敷地の特徴を活かせるようなプロジェクトになることを審査前に意見交換したところです。

 最後の5案に絞る段階で意見がわかれ、決定投票までおこない、再度、審査員の全員が納得するまで意見交換をいたしました。

 選ばれた案は、まずプランニングがしっかりしていることに加え、造形的にも環境的にも配慮されており、どの案が選ばれても心配の少ない優れたものであるという印象です。

第二次の公開審査では、公開の場でインタビューさせていただき、構造を含めて不明な点などをじっくりと質問させていただき、地元を代表する町長、議長と教育長が十分に納得される案を選考したいと思います。

 審査後に応募内容をお尋ねしたところ、応募作品の三分の一が県内応募者であり、他の応募も県内の関係者と協同することも勘案しますと、地元の方々の熱い意気込みを感じざるをえませんでした。地元の協力に意を強くしました。

 前回のプロポーザル審査と今回の応募案の全体から、あらゆる意味で建築のあり方や建築の作り方などに対する考え方に変化があらわれてきているようにも思えました。次回の二次審査の場が、そのことに対する更なる論議の場となることを期待するところです。

 町民の方々をはじめ、多くの方々が二次審査会場に足を運んでくださることを重ねてお願い申し上げます。

第一次審査結果

和水町立菊水区域小中併設型校舎設計業務プロポーザル第一次審査結果(PDFファイル:44KB)

プロポーザル概要

趣旨

 和水町は、菊池川と緑の山々などの豊かな自然と国史跡である江田船山古墳、田中城や豊前街道を代表する数多くの歴史的資源に恵まれ、米をはじめ、野菜や果実等の農畜産物の生産が盛んであり、電器、精密機器、食品加工などの企業を誘致して、農工併進による発展を遂げてきました。
 和水町は、平成18年3月に菊水町、三加和町の2町が合併しましたが、新町「和水」の建設計画にあたって、古より続く人づくりの理念を受け、他に類をみない新町だけの教育の郷里誕生を願い「夢おい・夢つかむ・学びの里」を掲げ、教育目標として「自他ともに愛し、ふるさとの自然・文化・伝統を愛し新町『和水町』を守り、育て、発展させようと努力する人づくり」を目指しています。
 そうしたなか、義務教育の今日的課題として、不登校の増加等による生徒指導上の課題や学力向上の課題が挙げられます。これらは、小中学校の学校文化(教師の学力観や指導観)の違いによる学習指導や生徒指導の違い、先輩後輩や先生などの学習への不安が要因として考えられます。これらの課題を解決する手だてとして、今、小中学校の連携による教育の充実が求められます。そこで、和水町では、小中の連携強化による小中一貫教育の充実を図るため、同一敷地内に小学校と中学校を設置することにより、小中学校の教職員が9ヵ年を見通し、共通した学力観や指導観についての共通的な考え方に基づいて、確かな学力向上と一人ひとりの個性や能力を伸ばす系統的・継続的な教育活動が展開できること、更に、学校、保護者、地域の関係づくりをさらに深め、地域コミュニティの拠点としての学校づくりを進めることになりました。
 町づくりのスローガン『希望あふれ、人と地域が輝く街づくり』をもとに、地域とともに歩む学校づくりを推進するため、和水町立菊水区域小中併設型校の建設に向けて、今回、熊本県が推進するくまもとアートポリスプロジェクトとして、本要項に基づき公募型プロポーザルを実施するものです。

プロポーザルの概要

  1. 名称 和水町立菊水区域小中併設型校舎設計業務公募型プロポーザル
  2. 方法 公募型プロポーザル
  3. 主催 熊本県、和水町
  4. スケジュール
    • 要項発表 (平成23年)12月 1日(木曜日)
    • 要項配布 12月 1日(木曜日)~平成24年 2月10日(金曜日)
    • 質疑受付 12月 1日(木曜日)~平成23年12月12日(月曜日)
    • 質疑回答 12月19日(月曜日)
    • 応募締切 (平成24年) 2月10日(金曜日)
    • 一次審査 2月18日(土曜日)(非公開)
    • 二次審査 3月20日(火曜日)(公開)

審査員

  • 審査員長 伊東豊雄(建築家、くまもとアートポリスコミッショナー)
  • 審査員 坂梨豊昭(和水町長)
    多賀勝丸(和水町議会議長)
    井上忠勝(和水町教育長)
    桂 英昭(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、熊本大学准教授)
    末廣香織(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、九州大学准教授)
    曽我部昌史(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、神奈川大学教授)

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