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九州中央自動車道(九州横断自動車道延岡線)の概要
概要
九州中央自動車道(*1)は、九州中央部を東西に結び九州の高速道路網の骨格をなす重要な路線であり、産業、経済、文化の交流・発展を支える基盤として、九州の一体的発展に不可欠な路線です。
熊本県は、九州の中央に位置するという地理的特性を生かし、「すべての道は熊本に通じる」との考えの下、大規模災害発生時に熊本が九州における広域防災拠点としての役割を担えるよう、幹線道路の整備を進めています。
九州中央自動車道も、災害に対応する「命の道」、九州全体の産業を活性化させる「経済の道」、「地方創生の道」として大きな役割を担うことが期待されます。
全体延長約95km(嘉島町~延岡市)のうち、県内延長は約42kmです。
現在、熊本県内では、嘉島JCT~山都中島西IC間(12.6km)が開通しており、山都中島西IC~山都通潤橋IC間(10.4km)、山都通潤橋IC~清和IC(仮称)間(10.3km)及び蘇陽IC~県境間(約4km)において国により事業が進められています。
(*1)法定路線名は「九州横断自動車道延岡線」ですが、九州中央部を東西に結ぶ骨格であることを分かりやすく伝えることができるよう、平成22年11月の九州横断自動車道延岡線建設促進地方大会において、通称名を「九州中央自動車道」にすることが提唱、決議されました。これ以降、本県においては、一般に通称名を使用しています。
熊本県に係る現状
嘉島JCT~矢部間(23km):事業主体 国土交通省
- 嘉島JCT~小池高山IC(1.8km):平成26年3月22日 供用開始
- 小池高山IC~山都中島西IC(10.8km):平成30年12月16日 供用開始
- 山都中島西IC~山都通潤橋IC(10.4km):事業中 令和5年度開通予定
山都通潤橋IC~清和IC(仮称)間(10.3km):事業主体 国土交通省
矢部清和道路(山都通潤橋IC~清和IC(仮称))として令和4年度から事業中です。
蘇陽IC~県境間(約4km):事業主体 国土交通省
宮崎県側を含む蘇陽五ヶ瀬道路(蘇陽IC(仮称)~五ヶ瀬東IC(仮称))として令和2年度から事業中です。
清和~蘇陽間
国土交通省により計画段階評価を完了し、熊本県内で残る未事業化区間は清和IC(仮称)~蘇陽IC(仮称)間のみとなっています。
九州中央自動車 路線図
小池高山インターチェンジ 山都中島西インターチェンジ
水ノ田尾地区 施工状況 中畑地区 施工状況
(写真提供:国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所)
進捗状況など、詳しい情報は下記のリンクより国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所のサイトをご覧ください
国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所<外部リンク>
新たな道づくり<外部リンク>
嘉島JCT~矢部 現場写真<外部リンク>
熊本県の取り組み
宮崎県や沿線市町と協力し、国への提言活動や建設促進大会を開催して、九州中央自動車道の必要性と地元の熱意を強くアピールしています。今後も全線の早期開通に向けて取り組んでいきます。
令和2年度の主な活動
提言活動(鳩山国土交通政務官との面会) 建設促進大会
(令和2年10月12日) (令和2年11月10日)
九州中央自動車道パンフレット
- 表紙 (PDFファイル:2.38MB)
- 九州中央自動車道の整備効果と役割1 (PDFファイル:2.38MB)
- 九州中央自動車道の整備効果と役割2 (PDFファイル:2.6MB)
- 九州中央自動車道の概要 (PDFファイル:2.6MB)
- 路線図(熊本県側) (PDFファイル:3.88MB)
- 路線図(宮崎県側) (PDFファイル:3.47MB)
(注意)会議等の資料としてデータの一部のみを使用する場合は、必ずこのパンフレットより抜粋した旨ご記載ください。(九州中央自動車道建設促進協議会作成パンフレット「九州中央自動車道2021」)