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令和元年(2019年)11月21日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007433 更新日:2019年11月21日更新

知事定例記者会見

日時:令和元年(2019年)11月21日(金曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画
 動画はこちらからご覧いただけます。

会見録
 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

 説明資料(PDFファイル:1.3MB)

コメント

発表項目

補足説明

コメント

交通安全の呼びかけについて

知事1

蒲島知事
 おはようございます。まず、私からコメントがあります。
 立冬が過ぎ、日の入りも随分と早くなりました。県内では、今月に入り、登校中の小学生が乗用車にはねられるなど、交通事故が相次いで発生しています。
 あと10日ほどで師走となり、県民の皆さんも何かと慌ただしい時期をお迎えになると思います。
 運転の際には、信号機のない横断歩道に歩行者がいる場合、必ず停止するなど交通法規を遵守するとともに、歩行者を守る気持ちを忘れず、心と時間にゆとりを持った運転をお願いいたします。
 県としても、交通事故のない安全な熊本を目指して取り組んで参ります。

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コメント

女子ハンドボール世界選手権大会について

蒲島知事
 続いてのコメントです。
 2019女子ハンドボール世界選手権大会の開幕まで、いよいよあと9日となりました。すでに、いくつかの代表チームは来日し、事前キャンプを行っています。県内でも、本日からのオランダ代表を皮切りにキャンプが始まり、今後、開幕までに各国代表チームが続々と熊本入りします。選手をはじめ、各国から訪れる皆様を、県民を挙げてお迎えし、おもてなししたいと思います。
 日本代表チーム「おりひめJAPAN」は、27日水曜日に熊本入りします。私もくまモンと一緒に、熊本テルサでの歓迎セレモニーに参加します。当日は、トルコギキョウや、かすみ草など、県産花きを中心としたフラワーアレンジメントや、県内高校の書道部の生徒が作成した「応援の『書』」を、おりひめJAPANに贈呈し、歓迎します。
 この他にも、大会期間中は、花を用いたおもてなしとして、選手の宿泊ホテルなどを熊本の花で彩る「くまもと生花プロジェクト」を実施します。また、試合会場の出入口などには、県内の農業高校の生徒が育てた花で飾る「ビクトリー・フラワー・ロード」を設置し、来場される皆様をお迎えしたいと思います。
 さらに、大会中日の12月7日(土曜日)が全体休息日となりますので、この日に「くまもとおもてなしデー」を実施します。選手や観戦客の皆様に、熊本城ホールなどでの着付けや和菓子づくりといった日本文化の体験のほか、撮影会などをとおして、ハンドボール以外でも熊本を楽しんでいただきたいと思います。
 開幕に向け、各学校や地域による参加国への応援の気運も高まっています。県民の皆さんの熱い声援が出場選手の励みになります。県民の皆さんにはまたとないこの機会に、会場で世界各国の代表チームに声援を送っていただきたいと思います。
 県民一丸となって、この大会を大成功させましょう。よろしくお願いします。

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発表項目

熊本地震からの復興・首都圏プロモーション「オール熊本アニメ制作プロジェクト」について

報道資料(PDFファイル:886KB)

キービジュアル

蒲島知事
 それでは、発表に移ります。
 県では、熊本地震以降、地震の記憶を風化させないよう、そして様々なかたちでご支援いただいた全国の皆様へ感謝の気持ちとともに、熊本の魅力をお伝えするため、首都圏を中心に「熊本地震からの復興プロモーション」を展開しています。
 今年度は、監督やプロデューサー等の主要スタッフ、そして、メインの声優を熊本県出身者で固め、熊本を舞台にした「オール熊本アニメ」によるプロモーションを実施します。
 これについては、既に今月18日に東京で制作発表を行ったところですが、アニメのタイトルは「なつなぐ!」です。東京に住む主人公「夏奈」が、熊本地震で連絡が取れなくなった友人を探すために熊本を訪れ、熊本で情に厚く個性豊かな人々と出会い、成長していく姿を描いています。
 そして、これは本日が初めての発表となりますが、主人公「夏奈」の声を、本県出身の女優「橋本愛さん」に担当していただくことが決まりました。橋本愛さんは、数多くの映画やドラマに出演され、現在放送中の大河ドラマ「いだてん」にも出演するなど、熊本を代表する若手女優です。
 さらに、アニメ『ONE PIECE』のバギー役や、『北斗の拳』のナレーションでお馴染みの本県出身の声優「千葉繁さん」の出演も決定しました。お二人とも「熊本の復旧・復興のために力になれば」と、出演を快諾いただきました。
 来年1月から首都圏と熊本でテレビ放送が始まります。ぜひ多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。私も楽しみにしています。

 私からは、以上です。

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質疑応答

「オール熊本アニメ制作プロジェクト」について・その1

(幹事社)
 熊本アニメ「なつなぐ!」ですけれども、自治体制作とあるんですけど、県としてはどういう関わり方をしたのかということと、予算とか、出資とかがあったのか、そこをちょっと教えていただけますか。

知事2

蒲島知事
 予算については手元に資料がありませんけれども、全体的なところを私から。
 熊本地震(が発生して)から、多くの皆さんのご支援をいただきました。その感謝の気持ちをお伝えすること、それから、地震の記憶の風化防止を考えたこと、もう一つは、熊本の魅力の発信に取り組んできたこと、今回はその一環であります。
 (今のご質問には)なぜ行政がアニメ制作をするのかという質問も入っているのかも知れませんけれども、日本の文化として世界中で幅広く親しまれていて、情報伝達力、あるいは拡散力に優れたコンテンツであることから、今回はアニメを活用したプロモーションを企画しました。
 また、県では、現在『ONE PIECE』と連携した復興プロジェクトに取り組んでおり、今回のオール熊本でのアニメ制作を通じて、熊本の情報発信にもつなげていきたいと思っています。予算については担当者の方からよろしくお願いします。

(事務方)
 今回の事業ですが、平成28年に熊本地震があり、この年から「地震からの復興プロモーション」ということで、毎年、広報グループの事業でいろんな仕掛けをしております。例えば、1年目は「歌の力」ということで、水前寺清子さんに『フレフレくまもと!』という形で熊本の元気さを出していただいたり、2年目は、益城町を舞台にした、高良健吾さんなどに出ていただいた「ドラマの力」で、熊本の復興を盛り上げていくという取組みをしております。昨年は、「スポーツの力」ということで、ガチャピンを『くまチャピン』という形で発信させていただきました。
 今回、知事もお話になった通り、「アニメの力」ということで、今年はアニメを使った地震からの復興プロモーションという形で展開させていただいております。県からの委託事業で、事業費は3,300万円ほどかけております。以上です。

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質疑応答

女子ハンドボール世界選手権大会について

(幹事社)
 おりひめJAPANが来るということで、前回の知事会見でも出た質問ですけれども、盛り上げていかないといけないということだったと思うんですけれども、ギリギリになって、チケットの売り上げはどんな様子でしょうか。

蒲島知事
 おりひめJAPANが対戦するゲームについては、ほぼ売り切れというふうに聞いております。
 ラグビーワールドカップが大成功したように、日本チームの活躍が一番(チケットの売り上げに)大きく貢献するのではないかなと思います。そういう意味では、最大限の功績は、おりひめJAPANが大活躍すること、そしてその活躍を支える日本全体、とりわけ熊本の観戦者の熱意が不可欠だというふうに思います。皆が一生懸命応援することが、おりひめJAPANの活躍に結び付くと思いますので、相乗効果があると思います。
 最後まで、最高の大会になるように全力を尽くして参りたいと思いますし、我々県民も、県庁もそうですけれども、全力を尽くしてサポートしていきたいと、このように思います。

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質疑応答

八代港クルーズ船について

Q
 クルーズ船の寄港が大幅に落ち込んでおりまして、2年続けて減少しているということで、来年に向けたテコ入れ策等、お考えがあればよろしくお願いします。

蒲島知事
 まず、これまでの八代港へのクルーズ船の入港ですけれども、元々はゼロだったんですよね。それを、27年、28年、29年、30年、そして今年と今進んでいます。
 我々が考えたのは、クルーズ船の八代港への寄港(数)をもう少し高めるために、クルーズ船専用の岸壁を作ろうということで、熊本県と、それからロイヤルカリビアン(・クルーズ社)と、そして何よりも国の強い支援のもとで、今、クルーズ船の拠点化を進めています。我々の感じでは、クルーズ拠点としてとても美しく、また興味深い港になるんじゃないかと思っています。
 だから、これからどのように(寄港数が)伸びるかが一番大事だと思うんですよね。これからどのように伸びていくかということが、投資効果があったかどうかということだと思います。

知事3

 いわゆる予約ベースですけれども、来年は、約80回の予約をいただいています。その80回を更に高める時間もありますので、それを増やしていくことが、これからのプロモーションの一番大きなポイントではないかと思います。
 まず、八代港に新しいクルーズの拠点ができたということを発信すること。それがどのようなものかをきちんと知ってもらうこと。そして、我々の迎える体制。八代市を含めて熊本市、ちょうど来年から阿蘇の方もアクセスルートが全部完成しますしね。もうひとつは、八代から熊本に来る時に高速(道路)が使われています。高速を使うことによるコスト高をなるべく少なくするために、熊本からそれを支援する(ことを検討する)。
 そういう色々な形で、このクルーズ船の拠点ができる来年の春から、本当の競争が始まるんじゃないかと思います。現時点で(予約数が)80です。私がクルーズ船会社の社長だったら、港が出来ていない時に入るよりも、港が出来た時に入ったほうがいいのではないかと思いますので、それを期待したいと思います。現状はそういうところです。

Q
 港の整備という話があったんですけど、港から県内各地の観光地へつなぐアクセスが、道路を含めて弱いのではないかという指摘もあるんですけれども、将来的にはそういうところも大事になるのかなと思うんですけど。

蒲島知事
 (クルーズ客の)皆さんが一番興味のある所は阿蘇です。阿蘇へのアクセスが、トンネルができ、それからJR豊肥本線、国道57号の現道が使えるようになり、当然その他の道路も使えますから、分散した形で、阿蘇に非常に短時間で行けるんじゃないかと思います。もう一つは、天草へのアクセス。イルカウォッチングは皆さんがとても興味があるコンテンツです。そこまで行けるように、クルーズ拠点に船で行ける桟橋を作る。それから、熊本城、熊本市内に対しては、先ほど言ったように、高速(道路)を使うということでしょうから、その補助を出せればと。

 そういう様々な形で、クルーズ船の拠点(整備)が終わって、それから本格的なプロモーションに入っていきたいと思っています。

Q
 関連でもう一点ですけれども、クルーズ船の拠点整備が進んで、(来年)4月に完成すると思いますが、全国的にも国の支援で整備が進んでいて、例えば、鹿児島県でもロイヤルカリビアンと協力した形でまた拠点が出来たり、自治体間の競争というのも激化してくると思うんですけれども、その辺はどのように受け止めていますか。

蒲島知事
 今回(寄港数が)大幅に減った理由を3つ挙げるとすると、今まではショートクルーズと言うのですか、一週間ぐらいの短いクルーズの旅が、ロングクルーズに変わりつつあると。つまり(長く)ゆっくり周る。そうすると当然寄港数は減ってきますよね。
 それが第1で、第2は、中国への配船が、例えばロイヤルカリビアンから減少してきたと。3番目は、今おっしゃったように、日本に大型クルーズ船の受け入れ可能な港、(例えば)佐世保や下関など、増加してきて、そして九州内で競争が起きていると。その競争を勝ち抜いていくためにも、我々が考えたのは、国とロイヤルカリビアンと一緒になって、魅力的なクルーズ拠点を作りたいと、そういうふうにこれまでの港湾政策を進めてきました。
 これが出来てからが一番の勝負だと思うし、出来た時に初めてストック効果、今までは365日全て受け入れることは出来なかったのですよね。工業港とクルーズ船(の寄港)と併用ですから。ただ、今度出来るクルーズ拠点は、365日受入れ可能となりますので、これもとても魅力的だと思います。
 そういうことで、拠点をつくるだけじゃなくて、県庁全体が一丸となって、今、様々な形でプロモーションをしているところです。

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質疑応答

市町村における行政サービスの維持・向上に向けた支援等について

Q
 先日、関連の発表がありました、2040年以降の行政サービスの維持に関連してお伺いしたいのですが、先日、市町村支援のための取組みを発表されましたが、2点ありまして、先日の発表以外に、今後垂直補完という形で、県が市町村を支援する取組み、何かご検討されていることがあるか、または今後そういった研究を進めるかどうかという考えがあれば教えてください。
 それからもう一点、将来の選択肢として市町村間の広域連携がアイデアとしては示されているのですが、ちょっと市町村いくつかお話を伺ったところ、市町村の連携を進めるにあたっても市町村同士でアイデアを出していく、実際連携を進めるということに関しては人材的な余力がなく難しかったり、公平な話が難しいですとか、いろんなところで県のアドバイスであったり、支援などを求める声というのがかなりあるんですが、その点について今後の方針などお考えがあれば教えてください。

蒲島知事
 今、2つの質問がありました。ひとつは、前回発表した、県からの技術的な支援ですよね、技術職員(不足への対応)。

Q
 あれ以外にも、ほかに垂直補完の…。

知事4

蒲島知事
 まず、それから始めるというのをこの前申し上げましたけれども、きっとこの時代の流れの中で、様々な対応をしなければいけないことが出てくると思うんですね、例えば災害であるとか。そういう時には、その事態にあわせて対応、垂直補完の形を変えていきたいと、このような弾力性というのがこれからはとても大事かなと思います。だから、技術系と決めたからもう技術系だけで他は考えない、じゃなくて、様々な形で弾力的にやりたい。
 その弾力性の先に、今いったような垂直補完じゃなくて、市町村間の連携、これが必要なときには、当然熊本県もそれに対応していきたい。まずは市町村課がそれに対応すると思いますけれども、県庁全体で対応が必要であればやりたいと思っています。
 あらゆる困っていることがあれば、市町村から県に依頼があれば、それに対して支援する気持ちがいつもありますので、先ほどおっしゃったように、市町村の方々が、他の市町村との連携の時も県に働いてください、汗をかいてくださいということであれば、当然そういうことは可能です。やりたいと思います。

Q
 現状何か、例えば近々提案する予定のものとか、具体的に決まっているものというのは。

蒲島知事
 どうですか、担当課の方からちょっと答えてほしいですけれども。技術系職員の話が今決まっていますけれど。

(事務方)
 現在、分野ごとの課題分析、あるいは市町村の意向も踏まえながら、県としてできることについて全庁的に検討を進めているところでございます。

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質疑応答

「オール熊本アニメ制作プロジェクト」について・その2

Q
 発表事項の「なつなぐ!」の件なんですが、橋本愛さんはこの時期の連続ドラマでも大変熱演されていますけれども、知事は一視聴者として橋本さんの演技をご覧になっていてどんなところに惹かれるかというのをちょっとお聞かせいただけますでしょうか。

蒲島知事
 熊本出身ということで、もちろん親しみがありますけれども、私も橋本さんのドラマをいくつか見たことがあるし、それから、実際にご本人に会ったこともありますけど、とても魅力的な方で、橋本さんのような方が熊本出身で良かったなということと、橋本さんがこれから更に活躍してほしいと。そしてまだ23歳とお若いので、これから更に活躍の場が広がるのではないかなと思って期待しています。

Q
 特定の局のお話にはなってしまいますけど、知事は連続ドラマは毎週ご覧になっておりますでしょうか。

蒲島知事
 はい。「いだてん」は見ています。

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質疑応答

ハンセン病問題について

Q
 話が飛んでしまいますが、ハンセン病の関係で一つお尋ねいたします。先日、家族の方々の裁判が、判決が確定して、補償ですとか名誉回復に関する法律が成立いたしました。一方で、熊本では、少し遡りますけど、黒川温泉の事案ですとか、今も(偏見・差別に関する)根強い事情があります。今後、県として、菊池恵楓園も所在する県として、どのようなかたちで啓発などに取り組まれていかれるのか、改めてお考えをお聞かせいただけますでしょうか。

蒲島知事
 私は、このハンセン病問題について、最初に知事になった時にそれほど時を置かずして菊池恵楓園を訪ねました。その時に、入所者の方から「無らい県運動を検証してください」というのが、最初のお願いでした。私はその当時、研究者から知事になってすぐでしたので、「はい、やります」と即答して、それは大変大きな課題だったけれども、それをやり遂げて、ハンセン病問題に、私もそうですけれども、熊本県としても、とても取り組み始めたんじゃないかなと思っています。
 今回の裁判(の判決があり)、それから補償法の成立というのは、国がハンセン病回復者とそのご家族の方に耳を傾けて、できるだけ早期に救済が実現するように取り組まれた結果ではないかなと思います。そしてハンセン病問題の解決のために大きな前進であると思っています。
 県としても、確実な救済が行われるよう、これを最大限支援していきたいと思っています。

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質疑応答

「桜を見る会」について

Q
 総理大臣主催の「桜を見る会」に関することでお伺いします。他県、他の自治体の知事さんからは、これはもう廃止すべきだというようなご意見も出ております。ああいった同類のイベントとしては、天皇皇后が主催する園遊会というものがありますけど、知事が一連のいろんな論議をご覧になっていて、「桜を見る会」の今後について、実際の知事のお立場ではありますけれども、どのようにご覧になっているか、その点をお伺いできますでしょうか。

蒲島知事
 はい。私は「桜を見る会」に知事になって、一度だけ行ったことがあります。それから、園遊会には何度も行ったことがありますけれども、両方ともとても厳粛な場面ではありますけれども、園遊会はきちんとした招待の資格、そういうものがあるのではないかと思いますけれども、「桜を見る会」の方は、どういった資格なのかなというのが、(参加した当時は)民主党政権のときですけれども、そういうものを私どもは知らずに招待されてきました。そういう意味で、この「桜を見る会」についての今回の様々な議論、これを首相官邸の方できちんと整理されて、今後どうするかを決められるのではないかと思います。
 私は両方とも行って、とても厳粛な気持ちとなり、またそこで両陛下や皇族の方とお話もできましたし、そういう機会があることは国民としてはとてもいいことだと思います。だからその機会(の趣旨)を皆が理解して、その理解を皆が共有することが大事かなと思います。

Q
 厳粛な気持ちというのは、園遊会での心持ちということでしょうか。同じように「桜を見る会」についてもやはり一定の意義があるというふうにお考えでしょうか。

蒲島知事
 「桜を見る会」というのは、どちらかと言えば、ややリラックスした感じですね。そういう感じを持ちました。園遊会の方がもうちょっと厳粛で、かつ時間もきちんと限られているし、行ける場所も限られているし、「桜を見る会」の方は、政権が違うのでやり方は違ったかもしれませんけれども、よりリラックスした感じがします。

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質疑応答

「オール熊本アニメ制作プロジェクト」について・その3

知事5

Q
 アニメの件でお尋ねしますけれども、「なつなぐ!」なんですが、これは地震の記憶、風化させないということで熊本の魅力を伝えるという目的があると思うんですけど、これは熊本の観光地とかそういう場面も出てくるんでしょうか。あと、くまモンとかは出てこないんですか。

蒲島知事
 先ほども言いましたように、まず第1は、熊本地震の風化を防ぐということ。2番目は熊本の魅力を情報発信すること。3番目が認知度向上とイメージアップにつなげるということで、いくつかの目的があります。
 くまモンが出てくるかどうかというのは、これは今後のお楽しみということですね。

(事務方)
 はい。今後のお楽しみということで。

 ちなみに、ポスターにはチラッとくまモンが出ております。スマートフォンのケースがくまモンになっております。

蒲島知事
 私が言えるのは、今後の楽しみにしておいてくださいということです。

Q
 今のアニメの話なんですけれども、熊本地震の風化を防ぐということも大事な視点なんでしょうけれど、税金を使ってやるということで、今年で言えば、例えば女子ハンドボール選手権をPRするような内容の展開とかもあったのではないかと思うんですけど、その辺はいかがですか。

(事務方)
 地震からの復興プロモーションということで、取り組む時に何が手法として一番良いかというところで考えて、今回アニメという手法を使わせていただいております。先ほど知事もお話になったとおり、アニメが波及効果もありますし、熊本で既に『ONE PIECE』(を活用した)取組みがあっておりますので、「熊本=アニメ」というイメージが広がっていくのではないかというところで、地震からの熊本の今の状況、支援していただいた方への感謝の思いを伝える方法として、今回一番良い方法としてアニメという方法を使わせていただいております。

蒲島知事
 政策としてのアニメの利用ということと、女子ハンドボール世界選手権のプロモーション、時期的にそれをきちんとコーディネートできるかどうかということが一つと、二番目に、女子ハンドボール世界選手権が終わった後でアニメがどんどん使われていきますよね。そこのところのギャップが生じてきたのかなと私は考えます。

 もっと早くこのアニメが完成していたとすればそういう議論もできたと思いますけど、完成はいつですか。もう出来た?

(事務方)
 (2020年)1月からになります。

蒲島知事
 そうすると、もうほとんど女子ハンドボール選手権のプロモーションには役に立たないということになりますよね。だからそういう、時間との様々な乖離があったのではないかなと、私は承知しています。

(幹事社)
 そろそろお時間ですが、他にございますでしょうか。では、これで。ありがとうございました。

蒲島知事
 はい。どうも。

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補足説明

女子ハンドボール世界選手権大会について

(事務方)
 1点補足をさせていただきます。先ほど、日本戦のチケットの販売状況についてお尋ねがございましたけれども、現在、開幕戦のチケットは完売でございますけれども、(12月)6日の中国戦は少し(残りが)厳しいですが、残りの試合はまだ購入可能でございます。以上です。

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