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平成30年8月22日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007276 更新日:2018年8月22日更新

知事定例記者会見

日時:平成30年8月22日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。

会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

コメント

発表項目

質疑応答

説明資料(PDFファイル:1.5MB)

コメント

障害者雇用率について

コメントする蒲島知事の写真

蒲島知事
 発表に先立ちコメントがあります。
 中央省庁における障害者雇用率に関する一連の報道がなされている件について、本県においても障害者手帳の確認や、写しの保管を行っていなかったことが判明いたしました。
 このため、担当課に対し、本県の実態を直ちに確認するように指示いたしました。
 調査結果については、まとまり次第、速やかに情報を提供いたします。

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発表項目

「よかボス企業」協議会の発足及び全国初「子育て相談システム」の開発について

「よかボス企業」協議会の発足及び全国初「子育て相談システム」の開発について(PDFファイル:217KB)

蒲島知事
 それでは、発表に移ります。
 蒲島県政では、「県民の総幸福量の最大化」を目指し、誰もが働きやすい環境の整備と、結婚・子育て・介護など県民のライフステージに応じた支援に取り組んでいます。
 こうした取組みを加速化させるため、昨年8月、私が先頭に立って、職員の仕事と生活を応援する「よかボス宣言」を行いました。そして、県全体に「よかボス」を増やすため、様々な機会を捉えて多くの企業や事業所、団体に働きかけを行ってきました。その結果、多様な業種の企業・団体の代表者、市町村長に賛同していただき、「よかボス」の企業・団体の数は150になりました。
 実際に経営者が「よかボス宣言」をされた企業では、社員の生活応援に向けた計画的な取組みを始めたとか、求人の問い合わせが増えたといった声も聞かれています。私も、職員に積極的に休みを取るように声をかけ、仕事と生活の充実を最大限応援しています。
 この「よかボス」の輪を更に広げ、社会全体で結婚支援や子育て支援を推進するため、「よかボス」企業、市町村、県による協議会を今月28日に発足いたします。
 この協議会を母体に、「よかボス」企業のネットワーク形成や情報交換、さらには少子化対策に向けた取組みの検討を、オール熊本で進めていきたいと思います。
 早速、その第一弾として、協議会発足の同日に「よかボス」フォーラムを開催します。フォーラムでは、講師を招いての結婚応援セミナーを行うとともに、現在開発中の「子育て相談システム」を参加者の皆様に公開いたします。
 この相談システムは、人工知能AIとLINEアプリの両方を活用したもので、AIの自動応答により、いつでも県内全域の子育て情報が得られます。民間企業、県内全市町村と県が連携・協力して進めるAIの構築は、全国初の取組みです。
 まだ実証試験段階ですが、実用化に向けて開発を進め、県民の皆様の子育て支援につなげていきます。
 システムの詳しい内容については、本日午後1時から、担当課と開発企業による記者レクを行います。皆さんのご参加をお待ちしています。

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発表項目

ロイヤルカリビアン・クルーズ社へのトップセールス等に係る知事訪米について

ロイヤルカリビアン・クルーズ社へのトップセールス等に係る知事訪米について(PDF:112.8キロバイト)(PDFファイル:113KB)

蒲島知事
 続いての発表です。フロリダ州のマイアミにあるロイヤルカリビアン・クルーズ社へのトップセールスや、ネブラスカ州オマハで開催される政財界のトップが集まる会議において、熊本のプロモーションを実施するため、アメリカ合衆国を訪問いたします。日程は、移動も含め9月3日から12日までの10日間です。
 ロイヤルカリビアン社では、副会長のアダム・ゴールドスタイン氏にお会いします。
 この訪問に先立ち、17日には、私自身が上海を訪問し、ロイヤルカリビアン・インターナショナルの劉総裁にお会いして意見をかわしてまいりました。
 私と劉総裁との間で、将来的に八代港への寄港を増やしていくために、同社と熊本県でワーキンググループをつくることで意見が一致いたしました。
 八代港の国際クルーズ拠点整備については、2020年春のクルーズ拠点の供用開始に向けて整備を行っています。訪米ではクルーズ船の寄港が他港と競合する中、八代港への寄港増に向けて本県の取組みを積極的にPRしてきます。
 また、八代港の国際クルーズ拠点形成に向けた施設の整備の加速化についても働きかけをして参ります。
 次のミシガン大学では、全米最古の日本文化研究機関である日本研究センターが設立70周年を迎え、その記念事業への出席を要請されました。
 講演では、くまモンも同行し、くまモンの世界展開及び震災への対応、また地震から復興する熊本についてプレゼンテーションを行い、熊本やくまモンの認知度向上を図ってきます。
 また、ネブラスカ州リケッツ知事から直接お電話をいただき、オマハで開かれる日米合同会議に特別ゲストとして招待を受けました。
 この会議は、日本とアメリカの発展を目指す中西部の知事や両国を代表する経済界のトップ、有識者等の相互交流を通じて親交を深めており、今回、熊本への企業誘致やインバウンド誘客など熊本のプロモーションを実施してきます。
 さらに、ネブラスカ大学では、アメリカの農業に関する先端技術の視察を行うほか、本県の農業政策についても紹介し、意見交換を行います。
 今回の訪米で、ロイヤルカリビアン社と国、県が一体となって取り組んでいる国際クルーズ拠点形成に一層の弾みをつけるとともに、国際スポーツ大会に向けたインバウンド誘客につなげたいと考えています。また、アメリカでの熊本の認知度向上や更なる交流が発展するよう、引き続き、様々な取組みを進めて参ります。

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発表項目

くまモンのYouTubeチャンネル「くまモンTV」の開局について

くまモンがユーチューバーに!YouTubeチャンネル「くまモンTV」を開局します(PDFファイル:135KB)

蒲島知事

コメントする蒲島知事の写真

 それでは、3つ目の発表です。
 このたび、くまモンの本格的な海外展開に向け、くまモンの実写動画を配信するYouTubeチャンネル「くまモンTV」を開局することにしました。
 くまモンがユーチューバーになって、スポーツや芸術など様々なことにチャレンジし、熊本の魅力を世界中の人々に伝えていきます。
 プロデューサーは、くまモンの生みの親のひとりである小山薫堂さんにお願いいたしました。小山薫堂さんからは、「常に新しい挑戦を続けるくまモンを熊本県民の一人としてとても誇らしく思います。熊本から世界中にくまモンのハッピーオーラが届きますように!」というメッセージをいただいています。
 持ち前のアイデア・企画力で、くまモンの新たな可能性を引き出すような作品を生み出してくださることを期待しています。
 くまモンの魅力を、「くまモンTV」を通じてあらゆる国の人々に感じていただき、くまモンを世界中で愛される存在にしたいと思っています。
 そして、さらなるインバウンドの獲得や、海外における熊本の知名度・ブランド力の向上、ひいては県民の誇りや夢につなげて参ります。
 第1回目の動画は、9月3日の午前中に配信します。くまモンの新たなチャレンジにご期待ください。

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発表項目

台湾におけるくまモンイラスト利用許諾第1号について

台湾におけるくまモンイラスト利用許諾第1号について(PDFファイル:207KB)

蒲島知事
 引き続き、くまモンに関する発表です。
 先日発表した、香港・YATA百貨店での海外企業イラスト利用第1号に続き、このたび、台湾で第1号となる商品が発売されましたので、お知らせします。
 商品は、台湾のファミリーマートが販売する「熊本不知火(しらぬい)ソフトクリーム」です。材料として、熊本県産「不知火」の果汁が使用されています。
 商品の発売期間は、8月20日から9月30日までです。台湾ファミリーマート1,565店舗で販売されています。
 この商品は、地震で被災した熊本県を応援するため、台湾の皆さんに熊本への関心を持ってもらいたいという思いで、台湾伊藤忠、日世株式会社及び台湾ファミリーマートの3社が開発・販売に取り組まれたものです。
 今でも多くの方々が熊本に思いを寄せてくださっていることを、大変ありがたく、そして嬉しく思っています。
 引き続き、海外でもくまモンイラストが利用されることで、くまモン、そして熊本の知名度を飛躍的に向上させて参ります。
 本日の発表は以上です。

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質疑応答

障害者雇用率について・1

(幹事社)
 ありがとうございました。幹事社からまず質問です。最初のコメントの障がい者の雇用割合の関係で2点ちょっと伺いたいんですけれども、手帳を確認せずにこれまで算入していたというような発表が先日あったかと思うんですけれども、その後の調査で、実際に水増しに該当するようなことはあったのかどうか分かったのかというのが一点と、もう一点は国のガイドラインでは実際に手帳を確認したりして算入するように、と言われていたんですけれども、そこにある意味違反していたということについての受け止めというか認識について教えてください。

蒲島知事
 全国的に水増しが行われていたということで大変驚いていますし、それから熊本県においても(手帳の)確認が取れていなかったということもありますので、早速全貌を明らかにするために調査を指示したところです。そんなに遅れて出るはずはありませんので、大体どういう調査のタイミングですかね。【※事務局に向かって】

事務局
 人事課でございます。今現在、全職員に対して8月31日までに手帳等お持ちの方については人事課への提出を依頼しているところです。
 それを受けまして、9月に入ってから、翌週にはなりますけれども、なるべく早い時期にということで考えておりますが、(情報提供の)時期等についてはおって御連絡させていただきたいと思っています。

蒲島知事
 そういうタイミングで今やっています。私が聞いたところでは、身体障がい者採用試験による採用者以外については、職員の申告等に基づいて対象者を把握していたということを聞いております。

(幹事社)
 そのような形で、実際には、やり方としてある意味国の示しているものと違ったわけじゃないですか。そのことについて何か知事自身は所感というのはございますか。

蒲島知事
 やるべきことをやっていなかったということに関しては、知事として大変遺憾でありますけれども、ただプライバシーの問題もすごく人事担当者というのは考慮したようなことも聞いています。これ(手帳等の提出)は強制ではなく任意でと聞いておりますので。ただ障がい者採用試験による採用枠については、当然それはすべて把握していたということでございます。
 それ以外に関しては、厚生労働省のほう(ガイドライン)も(手帳の提出は)任意ということだと聞いていますので、強制できないところがあったという部分も御理解いただければと思います。

(幹事社)
 それでは各社さん(他に)ございますか。

Q
 先ほどの質問の続きで、厚生労働省のほうも今任意ということで言っているということで、知事(は)先ほどおっしゃったんですけれども、現在、県としては違反はしていないという、そんな認識ということでしょうか。

蒲島知事
 今全部を明らかにするために精査をしている、調査をしているという段階です。これまで(厚生労働省に)報告した2.58%という数字と教育委員会が出した2.28%という数字がありますけれども、この内容を調査して、それに違いがないかをこれから精査したいと思います。

Q
 あくまで障害者手帳のほうを確認するとかしないとかについては、現段階では県としては遺憾であるということでしたけれども、問題はないというような認識なんでしょうか。

蒲島知事
 問題ない、あるというよりも、(身体障がい者の)採用枠に関しては当然確認していますけれども、それ以外について強制はしていないということだったと思います。
 それが良かったかどうかというのはまた違った判断になると思いますけれども、厚生労働省がいう任意というのも、そこに多分プライバシーの問題があって、特に精神的な障がいがある方々はなるべく言いたくないですよね。それを強制することはできなかったということです。
 何か付け加えることはありますか。【※事務局に向かって】

事務局
 人事課でございます。今知事がおっしゃっていましたように、かなりプライバシー等には配慮して対応していたと思っています。
 ただ、厚労省の調査のあり方としましては、「手帳を確認する、写しを保管する」と書いてございますので、その点については我々としてもやはり事務手続き上、正しくなかった部分があるということで認識をしているところでございます。

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質疑応答

ロイヤルカリビアン・クルーズ社へのトップセールス等に係る知事訪米について

Q
 クルーズ(船)についてお尋ねしたいんですが、アメリカから熊本に来る兆しというのはあるのでしょうか。

蒲島知事
 クルーズ船において、特にこれまでを言えば中国からのお客さんがほとんどだったんです。それで、ロイヤルカリビアンの劉総裁と17日にお会いした時に、少し今傾向が変わっているのではないかということでした。
 これまでは、船主主体で乗客を運んできたという傾向がありましたし、ガイドラインのもとで皆さんが動いた傾向があったと思いますけれども、今(は)乗客の方の満足度、これがとても大事になっているということが劉総裁のお考えでした。だから、今乗客の方々の満足度のためには、どの港がいいか、どういう観光ルートがいいのか、それを今しっかりと研究している段階であるということでした。
 それからもう一つ、一時的に今年、中国からのお客さんが、九州の港で減っています。八代も減っているんですが、理由は3つあるということでありました。
 1つは先ほど言ったように、乗客の方々の満足を高めるために長い航海をする。長い航海をすると寄港する頻度が減ってきますよね。例えば日本全土を回ると、今まで九州だけに来てたものが、長く船を使いますのでその分九州の頻度が減ったんじゃないか、それから八代も減ったんじゃないかと(いうことです)。
 それから2つ目は、中国への配船そのものが減っている。中国での巨大なクルーズ船のあり方がこれまでの短期間にたくさんの乗客を運ぶというよりも、乗客満足度のほうに移行しているというのであり方が変わっていると(いうことです)。
 それから3番目は、とても競争が厳しくなったということであります。大型クルーズ船を受け入れる港がとても増えてきた、九州でもですね、例えば鹿児島、宮崎、佐世保、下関(といった)大型クルーズ船を受け入れる可能な港が増えてきたと。これからは、港の間の競争がより厳しくなるのではないかと思っていますので、それに対応するために、私も17日にロイヤルカリビアンの劉総裁に会いに上海に行きましたし、それを踏まえてアメリカの本社に行って対応を協議したいと思って今動いているところです。

Q
 先ほどのクルーズ(船)の件でなんですけれども、今回上海に行かれて、今度はアメリカに行かれるということなんですが、先ほど知事おっしゃったように九州全体でクルーズ船の寄港回数が減っていまして、競争も激しくなっているというような中で熊本県がそのトップセールスによって船会社のトップの方に会われることで、熊本だけ増えるというようなことが考えられるのかと。今おっしゃった理由で船会社のアジア戦略にも絡んでくるのではないかというふうに思われるんですが、その中で熊本県だけで乗客を集めていくということが可能なのか、もしくは先ほどワーキンググループの話もありましたけど、どのような戦略が考えられるのかというのを教えていただきたいと思います。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 チョイスは2つあります。
 (1つは)何もしないでそれを待つ。私はそういう方向ではいけないと思うので、(もう1つのチョイスである)アクションをおこして、熊本がどれほど魅力的な観光地になり得るか、またそれからロイヤルカリビアンと一緒に投資することになっておりますので、どのような形にすれば顧客満足度が高まるのか、それをワーキンググループを作って検討すると劉総裁と合意したところです。
 また本社の意向がとても大きいですよね。本社の意向がこれまでの中国からシフトしていくかもしれない。そういう意味で、ロイヤルカリビアンと一緒に何ができるかということを、マイアミに行って協議するということがとても大切だと思っています。
 熊本の本当の価値、例えば、天草はとても興味を持たれていて、イルカウォッチングを皆さんが大好きだということがわかりましたので、今(八代と天草を結ぶ)船の実証試験もやっています。(クルーズ船からの移動に)バスで行くと2時間ぐらいかかるらしいですけれども、船で行くと20分くらいで行くらしいです。それで(時間を)短くすることができる。するとより顧客満足度が高まる。
 今まではそういう選択があまりなかったんです。(クルーズ船で)来て、船会社の希望で動いていた。しかし、今は顧客満足度が大事だということがわかったので、これからの配船は魅力的な所に行きたい。そうするとこれまでの熊本のイニシアティブが取れなかった部分に大きなイニシアティブが取れる。それでさっき言ったイルカウォッチングもそうだし、熊本城も、阿蘇もアクセスがよくなればいいですよね。
 2020年からの配船をロイヤルカリビアンの本社では考えているということですので、今動かないと2020年に間に合わない。そういう意味で、とにかく一生懸命やっています。

Q
 ワーキンググループについて少しちょっと詳しく教えていただければと思うんですが、どういうメンバーで、具体的にはいつ頃、どういう形でやるというのが分かっていれば教えていただきたいのですが。

蒲島知事
 配船の責任者の方で、まだ若い方ですけれども実際に(上海での)会議で一緒だったのでお会いしたのですけれどもかなりトップの方々なので、後でその職種は分かりますかね。【※事務局に向かって】

事務局
 後で具体的には説明いたします。

蒲島知事
 すぐ熊本で会おうということですので、熊本に来てもらって、実際に実務者の方が決めていますので、その方々が実際見て、これだったら何隻あげようとか、そういうことを決めるのではないかと思っています。そういう方が、ワーキンググループになったので、(私が)上海に行ってとてもよかったなと思っています。

Q
 それは熊本県との間だけにつくるということなんですかね。

蒲島知事
 今のところそうですけど。他の県がまた様々な形で参加されてくる可能性はありますよね。熊本が、中国からのロイヤルカリビアンに関しては一歩先に出ましたよね。でもそれから先の次の年の鹿児島とか、それから宮崎とか佐世保とか下関というのは、ものすごい勢いで努力されたので、そちらのほうに配船されたのがあるのではないですかね。だから(熊本県も)努力が大事です。

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質疑応答

熊本の魅力発信について

Q
 あえて社名を出して御質問をしますが、九州産交が熊本の中心部で大規模なビルを造っていますよね。大きなビルを九州産交が今造っていて来年できる。九州産交の親会社はHIS(で)旅行大手(会社です)。そういう旅行大手の拠点ができることを活かして何か連携等はないんですか。

蒲島知事
 当然、旅行大手の方が産交さんと一緒に動いてやっているんですけどね、産交さんがバスの運営もやっていらっしゃると思うので、そういう方達が一番熊本の魅力を(知っている)。でも熊本だけではやはり弱いかもしれませんので、九州全体のこの魅力を複合させる形で、より多元的な魅力を売っていくことが今後大事ではないかと私は思っています。よその県のことはちょっとまだ私自身もわかりませんけれども、そういうことを常に言っているんです。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 来年国際スポーツ大会がありますけれど、熊本で例えばハンドボールがあるけれども、九州全体でお客さんを受け入れてほしいということを、知事会、それから戦略会議などでは言っています。
 おっしゃったように、HISさんとか産交さんはその道のプロですから、今ロイヤルカリビアンと中心的にやっていますけれども、そこだけではなくて、もっと可能性を広げていくという意味ではとても大事だと思います。

事務局
 国際課でございます。九州産交とは、例えばクルーズ船以降のオプショナルツアーについていろいろ連絡交換をしておりまして、イルカウォッチングとか崎津の天主堂とかのツアーも今検討に入っているところでございまして、もちろん今ある阿蘇も検討を進められているところでございます。

Q
 「ONE PIECE(ワンピース)」の活用についてはどんな状況ですか。

蒲島知事
 ワンピースについても議会で私が答弁した方向で動いていっておりますし、集英社さんともそういう方向で検討が進められていますので、くまモンとワンピースの2つの宝で世界中の方々が興味を持ってくださるような、そういう拠点を熊本で作りたいと思っています。
 ワンピースについて具体的には。【※事務局に向かって】

事務局
 まだちょっと発表する段階まで至っていません。

Q
 すみません、ちょっと関連して、九州は一つということで、観光戦略あるいは地域おこしの点で今NHKの大河ドラマ「西郷どん」がありますけれども、いよいよ佳境に入りまして、最後は西南戦争という熊本を舞台、あるいは宮崎、大分、鹿児島を展開していくことになろうかと思うんですが、そういう意味で、西郷どんの大河ドラマを活用した九州は一つの観光戦略というのを今後イベント的にはあるんでしょうか。
 熊本さんのほうはくまモンさんと一緒で、西郷どんは一つの敵対的な部分もあるんでしょうけれども、140年経ってやはり地域イベントとして活用する戦略はあるんじゃないかと思うんですが、いかがなもんでしょうか。

蒲島知事
 戦略は(九州各県の)皆さん持っていらっしゃると思うんですけれども、なかなか現実化しないという部分はありますよね。協調と競争の部分が二つあって、これがうまくバランスがとれると、これから九州は一つということになれると思います。
 九州地域戦略会議で九州は一つというのを打ち出していただいたのは、ラグビーのワールドカップの時期だと思いますけれども、熊本に九州の著名な祭りが全部集まってくると、それでこの熊本で九州全体のための祭りが行われると。それは熊本の創造的復興にも貢献するという形で決められたと思いますけれども、そういう動きはあるんです。
 (NHK大河ドラマの)西郷どんの後は、金栗四三さんもやはりオリンピックの年での熊本がホームとしても九州全体でそれは利用できるのではないかと思うし、明智光秀の準主役の細川家で細川ガラシャ、そういう人たちの大河ドラマがまたその次の年に計画されていますよね。それも九州全体で活用することはできるんじゃないかとそういう思いはいつも持っていますし、たぶん多くの知事さんもそうだと思いますけれど、ただ現実に競争の部分があるので、協調の部分が強くなるといいですけどね。それをやはり知事会でリーダーシップをとっていかなければいけないと思っています。

Q
 例えば、明治150年西南戦争140年に対してですね、現在の戦争体験とか、あるいは教育委員会を主体とした子ども達にそういう戦争のことを学ばせるとかシンポジウムとかそういう文化的な授業、あるいは遺跡を散策する地域興し(などの)観光戦略というのが展開されてもいいんじゃないかと思っているんですけれども。

蒲島知事
 とても参考意見になると思いますけれども。ただ、今熊本では震災遺構のミュージアム、これが日本全体に対する震災、あるいは災害対応力の向上に結び付いていくのではないかと考えているところで、プラス先ほどワンピースの話がありましたけれども、ワンピースも絡めてできないかと(考えています)。それをどう九州全体に活かすのかというのはなかなか難しいんですけれども、修学旅行の人達が見に来て、日本全体の防災力の向上、災害対応力の向上には資することができるのではないかと思っています。(御意見)ありがとうございます。

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質疑応答

障害者雇用率について・2

Q
 障がい者の雇用のことですみません、ちょっと1点確認があるんですけれども、知事の言葉でプライバシーの話で強制ではなく任意という話があったんですけれども、これは障害者手帳の確認、写しの保管を行っていなかったというのは、(国の)指針を見落として失念していたということなのか、敢えてプライバシーに配慮してそこまで行き届いていなかったのか、どちらなんでしょうか。

蒲島知事
 それは担当者が正確に答えます。

事務局
 人事課でございます。当時の担当者にきちんともう一回確認はしなければいけないと思っているんですけれども、制度の理解が不十分だったでのはなかろうかと今のところ思っておりますが、当時の担当者等に再度確認して調査の報告と併せてお知らせしたいと思います。

Q
 結果の時に併せて報告(ということですね)、わかりました。

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質疑応答

サマータイムの導入について

Q
 ちょっと話が変わってしまうのですが、今、政府のほうでオリンピックの2020年に向けてサマータイムの導入の検討をやられてまして、政府内でもいろいろ意見があるようなんですが、サマータイムの導入に関しまして、知事はどのようにお考えか。評価されるかされないか、やってみたらいいんじゃないか、いろいろ意見はあると思うんですが、その理由とご判断をお聞かせください。

蒲島知事
 私は長い間アメリカに住んでいましたので、サマータイムそのものに関しては全国一律(に)やらないとダメなんですけれども、可能性としてはアメリカでは潜在的にプラスに働いているのではないかと思います。ただそれは、意識がみんなサマータイムをやりたいというふうに固まらないと、バラバラになってもしょうがないので、これは政府でのコンセンサスが必要ではないかと思っています。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 熊本ではサマータイムではないけれども、この出勤時間を早めたり、時間の調整、仕事のあり方の一つとして、朝早く来てもいいのではないか、あるいは時間をずらしてもいいのではないかということで、今かなり活発にやっていると思っています。その点については人事課のほうで(説明してください)。

事務局
 人事課でございます。今知事がおっしゃいました、通勤時間の変更ということで、6月から8月までの試行的な取組みではありますけれども、通常朝8時半出勤ですが、それを7時半、8時、9時、9時半という5種類の勤務の開始時間ということで選択できるようにしております。今後職員の方々にアンケート調査をしまして、本格的に通年で導入するかどうかを今後検討して参りたいと考えています。

Q
 今知事がおっしゃられましたように、サマータイムはこの日本全体で、その実験的な意味合いもあると思うんですが、試しにやってみるかやってみないかという話かと思うんですけれども、(知事は)やってみたらいいと思われますか。

蒲島知事
 「やってみろ」というのは大変乱暴かもしれませんけれども、私が言いたいのは自分の経験からみて、アメリカのサマータイム導入というのは合理的だったなと(思います)。合理的だったので、試してみる価値もあるのかなと思いますけど、やはり反対する人がたぶんおられると思うので、政府がリーダーシップを取るべきだと思います。ただ個人的には悪い話ではないと思います。

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質疑応答

震災遺構の活用について

Q
 明日(23日)震災遺構のモニターツアーが県のほうで企画されていて、阿蘇の大橋の崩落現場ですとか、そういった所を巡られるようなんですけれども、その中で益城町のテクノ仮設団地というのが一つのコースに入っていて、確かに仮設住宅というのも、これは想像の域になるかもしれないですけれども、使用済みの仮設住宅とかであれば、県外の人が来て「こんな暮らしをしていたんだ」というのを想像して見学することも可能かなと。将来的に、震災ミュージアムを作る時に可能かなと想像したんですけれども、実際のところ、県として使用済みの仮設住宅を一般の人に将来的に見てもらうとか、そういう考えはあるのでしょうか。

蒲島知事
 今、震災ミュージアムについては、担当課で一生懸命考えて、様々な観点から震災ミュージアムは回廊型にすると委員会を作って考慮中だと思いますけど、仮設住宅をどうするかという話はあっていますか。【※事務局に向かって】

事務局
 その辺りも町と相談して、町のほうでしたいというところもあるようなので、最終的にどうするかは今からですけれども、参考に考えたいと思っております。

Q
 町のほうからそういう要望があがっているということですか。

事務局
 そういうことも含めて検討したいという話はあっていますので、最終的にできるかどうかというのは場所の問題もありますので、そこは今からというところです。

(幹事社)
 他はよろしいでしょうか。それではありがとうございました。

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