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平成29年7月5日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007014 更新日:2017年7月5日更新

知事定例記者会見

日時:平成29年7月5日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。

会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

コメント

発表項目

質疑応答

​​説明資料(PDFファイル:612KB)

コメント

平成29年台風第3号について

蒲島知事
 発表に先立ちコメントがあります。

 昨日7月4日、大雨、暴風を伴いながら本県を横断した台風第3号については、停電や一時断水などライフラインへの影響に加え、軽傷者、家屋・施設の損壊などの被害が確認されています。

 引き続き、被害状況の把握、被災箇所の復旧を進めるとともに、今後の梅雨期の豪雨、台風に対しても、「空振りは許されるが、見逃しは許されない」という気持ちで、気を引き締めて対応して参ります。

 県民の皆様におかれましても、集中豪雨や土砂災害に十分に警戒していただき、早めに避難するなどの行動を心掛けていただきたいと思います。

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コメント

女子ハンドボール国際大会JAPAN CUP2017の開催及び2019女子ハンドボール世界選手権大会キャッチフレーズの募集について

蒲島知事
 続いてのコメントです。来月の8月3日、4日、6日に、女子ハンドボール国際大会「JAPAN CUP2017」が宇城市、人吉市、山鹿市の県内3会場で開催されます。

 今回の大会は、日本、ポーランド、アンゴラの代表チーム等を迎え、2019年の女子ハンドボール世界選手権のプレ大会として開催されるものです。

 すでに今月1日からチケットの販売も始まっています。より多くの皆様に会場にお越しいただき、スピード感溢れるプレーや迫力のある身体のぶつかりあいなど、ハンドボールの魅力に触れていただきたいと思います。

 また、今月末までの1カ月間で2019年の世界選手権のキャッチフレーズの募集も行っています。

 1997年の男子世界選手権の際も公募を行い、「One Ball,One World」という、魅力的なキャッチフレーズが誕生しました。今回も、この世界大会を県民全体で盛り上げ、そして、世界全体に熊本を発信するキャッチフレーズが生まれることを期待しています。

 皆さんからの多数の応募をお待ちしております。

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発表項目

中国・広西壮族自治区及び上海市訪問について

報道資料:中国・広西壮族自治区及び上海市訪問について(PDFファイル:94KB)

蒲島知事
 それでは、発表に移ります。

 県では、中国・広西壮族(こうせいそうぞく)自治区と1982年に友好提携を結んで以来、人的交流、経済交流など様々な分野において活発な交流を続けてきました。今年、両県区は友好提携35周年の節目の年を迎えます。

 このたび、私と岩下県議会議長をはじめとした友好訪問団を結成し、7月9日から広西を訪問します。現地では、広西壮族自治区のトップである彭清華(ほう・せいか)書記と会談し、35周年記念行事に参加する予定です。【※7月5日からの大雨による災害対応に備えるため、蒲島知事に代わり小野副知事訪問となったた。】

 昨年、熊本地震が発生した際には、広西壮族(こうせいそうぞく)自治区政府から温かいお見舞の言葉と約3,300万円もの見舞金をいただきました。

 また、2012年に熊本広域大水害が発生した際も、自治区政府から約2,400万円の見舞金をいただいています。

 今回の訪問にあたり、改めて、県民を代表して御礼の意を伝えるとともに、両県区の絆を更に強固なものにするため、広西からの友好訪問団の派遣について、お願いしたいと考えています。

 また、今回の訪中にあわせて、7月11日に上海市にあるクルーズ船社ロイヤルカリビアンインターナショナルと中国大手の航空会社、中国東方航空を訪問いたします。

 ロイヤルカリビアンインターナショナルでは、八代港への寄港が増加しているクルーズ船について、「地元消費型」の新たなツアープログラムを提案する予定です。

 中国東方航空では、阿蘇くまもと空港と中国を結ぶ航空路線の開設について、トップセールスを行います。

 今回の中国訪問を通じて、「世界とつながる新たな熊本の創造」に向けて具体的成果が得られるよう頑張って参ります。

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発表項目

「くまラボ」への参画メンバーの公募について

報道資料:”くまラボ”へ参画いただくメンバーを公募します。(PDFファイル:139KB)

蒲島知事
 最後の発表です。

 くまモンについては、ご存知のとおり、いまや日本を代表するキャラクターであり、その活躍空間は世界に広がっています。今後、くまモンがもつ力を最大限に生かして、県民の総幸福量を最大化していきたいと考えています。

 今回、新たなチャレンジとして、くまモンの活躍の場を更に拡大するためのオープンラボ、その名も“くまラボ”を、くまモングループ内に置くことにしました。

 具体的には、全国の民間企業や大学から、様々な知恵やアイデアを持つ優秀な人材を研究員として募ります。そして、くまラボで一緒になって、企業等と県が共同でくまモンの世界を拡げる取組みにチャレンジしていくものです。

 このプロジェクトにより、行政の枠を超えた、あるいは壁を打ち破る発想を取り込み、くまもとの知名度やブランド価値を更なる高みに導きたいと考えています。

 本日から、“くまラボ”に参画いただくメンバーの募集をスタートいたします。締め切りは8月10日です。その後、メンバーやテーマを選定し、9月上旬のキックオフを予定しています。

 “くまラボ”による知の結集により、くまモンの活躍空間が更に拡大するよう、強いくまモン愛をお持ちの方々からのご応募を期待しています。

 “くまラボ”や参画メンバーの公募に関することなどについては、後ほど、くまモングループから説明いたします。私からは以上です。

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質疑応答

平成24年7月九州北部豪雨から5年を迎えて

(幹事社)
 幹事社からまず質問させていただきたいと思います。まず第一に、九州北部豪雨から間もなく5年になろうとしています。受け止めと防災対策について今後どのように進めて行くのかということをお聞かせ下さい。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 九州北部豪雨は、私にとっては、とても大きな災害対応の経験でありました。それまで(知事に就任してから)あまり大きな災害はなかったものですから。その時に、真っ先に対応の三原則というものを提案しました。それは今回(平成28年熊本地震)と同じように、まず(1番目は)被災者の痛みを最小化する。そのひとつの表れが木造で仮設住宅をつくったことです。2番目は創造的復興、3番目が創造的復興を熊本の発展につなげよう。

 その哲学でずっと災害対応をやってきましたので、その経験が今回の地震にも活かされているのではないかなと思ってます。またその時になるべく早く明るいうちに避難しようという、その避難のかたち(が)、多分熊本で確立したのではないかなと思っています。それから皆で助け合う「共助」の精神もこの水害がきっかけになったんじゃないかと思っています。そういう意味で、水害に対する防災対策は進んでいたと思っています。今回もそれに沿ってかなり早い、明るいうちに避難されたと聞いています。ただ、それ(「共助」の部分)がそのまま震災の防災対策のほうにつながっていかなかったことは、今の課題として残っているのではないかなと思っています。

 ただ5年前の集中豪雨(は)、今でも覚えておりますけれども、その対応策は、今回(台風第3号)の集中豪雨への対応の中で活かされたのではないかなと思ってます。

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質疑応答

立野地区のコミュニティ再生に向けた支援の状況等について

(幹事社)
 今回この地震と関連してなんですけれども、立野地区の断水が8月にも解除される見通しで、村としては早期、長期避難世帯の解除検討を求めていくと伝えています。かと言って、地質の専門家の方々は、まだちょっと、あの地域は危ないのではないかという指摘もあります。どのように安全対策を図っていくのかというところを(お聞かせください)。

蒲島知事
 立野の対策というのは、これは集中豪雨もそうですけれど、ご存知のように熊本地震でも大きく傷ついた所であります。今、立野地区の住民に対して、水道について立野ダム事務所と東京エレクトロンがボーリングした水を活用して、8月を目途に応急復旧を目指すと話されていると聞いています。応急とはいえ水道の復旧というのは、住民にとって、とても重要な生活再建の一歩になるのではないかなと思っています。立野地区については約360世帯が長期避難世帯に認定しておられて、住民の多くはいま大津町のほうで生活されています。早く生活再建をはかっていただきたい。そういう意味ではアンケート調査等を含めて、再開できるようなかたちで最大限力を尽くしているところです。

(幹事社)
 安全対策についてですが、砂防ダムの工事が来年度くらいまでかかる、と当局の方が仰っていたのですが、その中でどうやって安全を保っていくのか(ということが)課題になると思うのですが、いかがでしょうか。

蒲島知事
 一番大事なことは、安全でなければ、まだ元の安全ではない所に戻ることは控えてほしいと思っています。安全性を確保できた段階で、本格的な住まいということになると思いますので、それまでは仮設住宅を利用していただきたいと(思います)。

 ただ生活再建というのは、本格的な住まいも含め、それから安全な場所の確保も含めて、まだ時間がかかっておりますので、なるべくこの2年、3年以内には成し遂げないといけない、と思って今やっているところです。砂防(ダム)のほうも簡単に出来るものではありません。大きな工事ですし、工事をすればいいというものではなくて、将来的に安全的なものはどういう工事が必要か。そういう意味ではこれから砂防工事というのはとても増えていくと思います。それも急がなければいけない。

 急ぐ理由はそれだけではなく、(JR)豊肥本線もその砂防対策をしないと線路が再開しませんので、そういう意味では砂防工事はこれから本格化していくと思って頑張ってやっていきたいと思っています。

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質疑応答

「くまラボ」への参画メンバーの公募について

(幹事社)
 くまラボについてなんですけれど、これまでも行政独自でしたり、民間企業がそれぞれくまモンの商品等を開発してきたと思うのですが、くまラボができることによって、どのようにそういった商品とかが変化するというふうに考えたらよろしいですか。

蒲島知事
 くまモンに関して、私はくまモンの活躍空間・共有空間と呼んでいるんですけども、これがどんどん世界に広がっています。その世界に広がる時に、やはり今までの規制の考え方、それからこれまでくまモンに関する県庁の考え方だけでは、どうしても対応できない部分があると私は感じていました。そこで今年の4月から、知事直属でくまモングループを作ろうということで、そのためにも外部の「知」というんですかね、外部のアイデア、これが必要ではないかと思い、くまラボを設置するという方向に決まったわけであります。

 ここで行政を超えると言いましたし、発想の転換、それから行政の壁を打ち破る、そのようなことのために5人から10人の研究員の方が、全国から民間、大学、海外からも含めて、そういう方を募集して新たなかたちで、くまモンはどのような形で展開していくかということを自由な発想で考えると、そういう活躍空間の拡大を図るための組織だと考えていただければよろしいのではないでしょうか。

(幹事社)
 幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

Q
 くまラボについてなんですけれども、このくまラボで生まれた、例えば新しいビジネスモデルだとかいろんな知的なものの権利というのは県に所属するのか、それとも派遣元の民間企業、研究機関に所属することになるのでしょうか。

蒲島知事
 くまラボで発生した様々なアイデア、それはもちろん県の範囲に入りますけれども、今もくまモンを利用するのはロイヤリティフリーですから、それが熊本の県の考え方と合致するものであれば、どんどんその考え方に沿ってくまモンを利用していただければよろしいのではないでしょうか。

 ガッチリと規制とかあるいは指導とか、そういう県政をやめよう、という形でくまモンの利用に関してはより自由にしてますよね、楽市楽座という形で。そういうものが元々あるわけですよね。その中にくまラボを作って多くの考え方が入ってきますよね。そこである会社が良い考え方をこういうことに使いたいなということがあれば、それを県のほうは許可すればいいということですから。別にガチガチで権利関係を閉めるというよりも、もっとアイデアを出してもらってくまモンの活躍を世界に広げたいというのが目的です。

Q
 基本的には、くまラボで生まれた知的なものというのは県が持っているけれども、各派遣元に対して、それを使ったビジネスを許可するということもあると(いうことですか)。

蒲島知事
 派遣元は魅力的なアイデアを出して、出す時にいかに将来的にくまモンを活用するかということも、もちろん考えるでしょうね。そっちの方が大きいかもしれませんね。

 それに対して私はWin-Winの関係で、その派遣元もWin、熊本もWinであればそれでいいのではないかと思ってます。

Q
 今のお話ですと、例えばある側面だけをとってみると、公金を投じて研究の場を作って、それを私企業などのビジネスに影響ってわけじゃないですが、私企業のビジネスを応援するような側面もあると思うんですけれども、それを県民幸福量の最大化にどうつなげる、その辺はどう担保しようとお考えですか。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 それは全く最初の楽市楽座と同じ考え方ですよね。皆自由にくまモンの共有空間に参加して、参加することによって自ら何らかの利得を得る。その利得を得ることによってくまモンが有名になり、また、くまモンの使用によって熊本の様々な産物が使われ熊本のPRにもなる。そして、それがひいては経済的な側面だけではなくてプライド、それから安心・安全と夢にも結びつくと。究極的には、それが熊本県民の幸福量の最大化に結びつくというのが、くまモンの活躍ですよね。だから、最初から制約するという考え方はくまモンの共有空間の考え方にありません。くまモンは自由に楽市楽座で使っていただいて、それでその使う人達も利益を得るし、また、それによってくまモンの活躍もガンガン増えて、先程言った県民の幸福量の拡大に影響を与える、経済的にもプラスになる、熊本県民のプライドにも貢献する、そして熊本県民の安心・安全にも貢献し、夢にも貢献する。そういうのが理想的なくまモンの共有空間なんですね。

 だからそれを形成するのに、いままでの考え方ももちろん大事ですけれども、もっと違う考え方があるのではないかということで、改めてこのくまラボに参加しませんかと。参加可能ですから、参加したくないという選択もありますよね。だから殆どは参加しないかもしれないけど、参加するという選択もあるわけですよね。参加する選択の人はそういう形でくまモンの共有空間を広げるという意思を持っていらっしゃるのではないですかね。

Q
 もう一点同じくくまラボに関してなんですけど、冒頭(の発表)で、知事は全国の民間企業、団体、大学等から募集するというような言い方をされたんですけど、海外にも広く募ると・・・。

蒲島知事
 皆さんもご存知のように、海外とも多くの連携があっていますよね。例えば、一番有名なのがドイツのシュタイフ社(の)テディベアくまモン。それからイギリスではくまモンMINI。それからフランスではバカラくまモン。そういう意味では海外にも今多くのファンがいますし、日本と比べてまだ少ないんですけど巨大な可能性があるような気がするんですよね、海外展開もね。そういう意味では海外からの研究員も受け入れるということです。

Q
 ありがとうございました。

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質疑応答

中国・広西壮族自治区及び上海市訪問について

Q
 先程のくまモンに関係するんですが、発表項目の中で広西壮族自治区への訪問についてなんですけど、近年の熊本県の海外戦略を考えた時に、くまモンの人気を背景に上海でありますとか台湾とかタイですとか、そういう所への経済交流に重点を置かれてるような気がするんですけども。

 友好都市であります広西壮族自治区の、35年経ってますけど位置付け等をどう考えてらっしゃるのかというところと、今後、経済交流(を)含めてどういったような交流のあり方を模索していこうとお考えなのか、というところを聞かせて下さい。

蒲島知事
 広西壮族自治区というのは、大体9,000万人くらい【※正しくは約5,000万人】自治区の住民がおられます。そして35年という非常に長い間、熊本と深い関係を保って参りました。だからここを大事にしてきたことは確かなんです。実際にそれだけじゃなくて、先程も言いましたように集中豪雨の時には2,400万(円)も義援金をお届けいただいたし、それから今回の地震の時も3,500万(円)【※正しくは3,300万】でしたかね、非常に巨大な額の寄付金をいただいています。

 広西壮族自治区にとっては、日本の考える額のたぶん数倍大きな額だと思うんですよね。そういう熊本県に対する思いに(対して)、感謝を示したいということで、今回は改めて広西壮族自治区に行きたいと。それにプラス(して)、上海はロイヤルカリビアンの上海本社がある所ですから、それから東方航空もありますのでトップセールスをやると、二つの狙いで今回行くんです。でも最初はやはり、一番には広西壮族自治区、これまでのお付き合い35周年を皆で祝いたいと。それから広西壮族自治区の前の書記は、今の中国の公安大臣なんですね。向こうは部長と言いますけれども、公安大臣をされています。ものすごく重要なポストです。それから今の書記も、とても重要なポストに香港で就かれてました。そういうことで広西壮族自治区に行ってそこでのアクティビティも大事ですけども、改めて人脈を、また人的な友好関係を確かめ合うということも大事ではないかなと思っていますので、私も今回は久しぶりですけれども頑張って行って来たいなと思っています。

Q
 ありがとうございます。すみませんちょっと若干、広西との今後の連携のあり方というか交流のあり方というのが少し・・・。

蒲島知事
 はい。交流のあり方は、今までと同じように、経済的交流もそうですけれども、人的交流、それからこれまで広西壮族自治区からお医者さんとか看護師の方もずいぶん長くこちらに来られていましたし、そういう伝統的な35年続いてきた交流を続けていきたいと思っています。また、それぞれ違った側面でも、もちろん交流したいということが出て来るかも知れませんけどもね。

 そういう意味では、熊本県にとってはとても大事な35年間の歴史を踏まえて、次のまた35年間を見通したいと。その今回の記念すべき35周年をお祝いに行くというのが今回の訪問の理由であります。

 さっき3,500万(円)と間違えましたが3,300万(円)ですね、今回の地震ではご寄付いただきました。先程言ったように、広西壮族自治区の方々にとっての3,300万(円)というのは、たぶん数倍日本の価値より大きいのではないかなと思って感謝しています。

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質疑応答

阿蘇くまもと空港の創造的復興について・1

Q
 熊本空港の民間委託に関してですけれど、前回(6月8日)の知事会見でも質問が出ましたが、熊本経済同友会さんのほうが、先日県への提言として地域の意向を反映する仕組みの導入ということで、具体的に広域防災拠点空港になっている熊本空港の特殊性などを鑑みて、自治体出資などの地域としての関与を求めておりますが、それについての知事のご見解をお聞かせ下さい。

蒲島知事
 もう一度すみません。住民の意向ですか。それとも経済界の意向ですか。

Q
 地域の意向を反映する仕組みを、熊本経済同友会さんが県のほうへ提言されてましたけれど、熊本空港が広域防災拠点空港であるという特殊性からみて、やはり自治体が出資するなどで関与する必要があるのではないか、ということを提言の中に盛り込まれていましたけれど、それを受けて知事はどう思われたかなと。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 まだ今の段階では、民間委託ということがスタートです。そういう意味では設計の段階から民間の方の知恵と資金をもとに、空港をつくり運営するということでありますので、この段階で県の出費を、また出資をどうかということについて、まず民間の方々、コンセッションのマーケティングサウンド【※マーケットサウンディング(民間投資意向調査)】というんですかね、そのもとで決められるものではないかなと思ってます。最初これだけ県は出資しますとか、そういうことではないと思ってます。もっとフリーに白紙で皆さんがディスカッションしていただいて。

 ただ、そういう経済界からのご意見、それはもちろん深く感じていますし、当然、民間コンセッションの決まる段階で我々の意向も伝えるだろうし、それから経済界の意向も踏まえながら、人々の、県民の意向は、そういう形で伝えることが出来るのかなと思っています。それを踏まえて皆さんがそれだったらやりたいと思うのか、もうじゃあそれなら止めようと思うのか色々あると思いますけど、全くゼロということは無いけども、ただ最初から「これが県の考え方です」と言ってしまうと、本当の意味のフリーディスカッションができないような気がするんですよね。白紙から、設計の段階から民間委託という利点というのは、そこにあるのではないかなと思っています。

Q
 今の空港に関連してなんですけれども、いわゆる民間に委託していく場合に、新規路線の開拓とかその辺もだんだん民間のほうでやっていくことになると思うんですが、九州全体を考えた場合に空港間の競争である、もしくは連携になる場合もあると思うんですけど、そういう大枠のビジョンというのは行政側である程度すり合わせていかないと、なかなか難しいのかなと思うんですが。

蒲島知事
 それも踏まえて民間のアイデア、資金、計画、それをまず募ることが大事なので、そういう意味では今回のマーケットサウンディングで、まさに民間の方々の意見を聞いて、それ(案)がまただんだん発展していくと思うんですね。まず最初に、今回マーケットサウンディングがすぐ始まるということはとても大きいと思います。

 当然その段階で我々も色んな考えがありますよね。だから出さないのではなくて皆の(協議の)テーブルに乗せることが大事だと思います。でも乗せる前に「こうです」、「県庁はこういう考え方持ってます」と言うのはやめようと。皆でテーブルに乗せて、皆で考えてこういう方向でやったら良いんじゃないか、というのが白紙から民間委託である、というふうに思います。

 国のほうも全く何もしないわけではなくて、民間の意向調査の中で自治体が出資すべきかどうかということも、先程言ったマーケットサウンディングの中で意見を求めていると聞いてます。(具体的には)国の意向調査の中でも自治体が出資すべきかどうかということも、問いの中に入ってます。

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質疑応答

「すまいの再建」について・1

Q
 すいません、あと一点良いでしょうか。別件になるんですが、地震から1年3カ月ということで、仮設に暮らしている方々のライフスタイルも出産があったりとか、仕事先が変わったりとか色んなライフスタイルの変化がありまして、部屋の広さ、空間の使い方等々でいろんなご意見があるんですね。その辺で国の指針はあるんですけれども、その中で弾力的に、例えば広い所に移るとか自治体が判断すべきことなんでしょうけど、県として何かお考えがあればお聞かせ下さい。

蒲島知事
 それぞれの意向調査を今しています。これからも仮設住宅から次の段階に、本格的な住宅に入ってきますよね。その段階で考えるべきことと、それからどうしても仮設住宅の中で先程言ったように個別の事情がある時。だから個別の事情がある時に「いや、もうそれは国の考え方ではできません。」と言わないで、なるべく話を聞いてそれができるかどうかを国にぶつけてみることは、これまでやってきたし、これからもやっていきたいなと(思います)。

 それから本格的な住宅の確保に関しては、またそこで個別の方々によって違いますよね。その1個1個を聞いて、なるべくご意向に合わせるようなかたちで展開していきたいと思っています。もう6月の末に全ての意向調査の結果ができていると思いますけど、今どういう状況ですかね。【※事務局に向かって】

事務局
 いま市町村から集計をいただいておりまして、中旬、下旬までには取りまとめて、またお話しできるような状態になるかと思います。

蒲島知事
 そういうことで個別のご意向も聞いています。それに沿って本格的な住まいの確保については一生懸命に尽力したいと思ってます。

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質疑応答

農地の復旧について(熊本地震関連)

Q
 震災対応で、農業関係で一点お伺いしたいんですけども、今年の3月末で農地の災害復旧の進捗状況、完了率が4.2%、あるいは農業用施設7.1%と、発注率、完了率よりも公共土木施設関連と比べても著しく低いと思っているんですが、この中で農家の方には来年度3年連続で作付けできないんじゃないかという不安の声も上がってるんですけども、その辺の対応についてお伺いしたいんですが。

蒲島知事
 農地とそれから農家の方々の災害からの復旧復興、これについては、大きな意味では3年以内というか私の任期中には終了したいということでその方向で進んでいます。個別で遅れているところもあるかもしれませんけれども、再開という意味では私の任期中にはそれを終了したいと思っていますけれど、農林水産部のほうから今の質問に関して具体的に答えをして下さい。

事務局
 農林水産政策課でございます。今、知事からご発言があったとおり3年以内での営農再開100%を目指すという目標で今鋭意進めているところでございます。特段この時点で具体的に申し上げることはありません。

Q
 はい、分かりました。

蒲島知事
 実態はまだそこまでいってないけれども、目標というか、約束はそういう約束になってますので、約束を守るように今やっているところです。

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質疑応答

阿蘇くまもと空港の創造的復興について・2

Q
 先程の空港の民営化に関してなんですけれども、公といいますか自治体が出資するという質問が今ありましたが、地元の資本が参加するというのも、もう一つ焦点だと思うんですが、仙台空港でいきますと東京の資本といいますか、大手の資本が中心になったと思うんですけれど、熊本でいくと地震の復興と考えると地元の資本がどう関わるかというのも焦点だと思いますが、県としてどうそれを仕向けて行くというか関わっていくとお考えでしょうか。

蒲島知事
 そこの縛りは熊本ではないと思っています。例えば地元の資本が何十%なければいけませんという、たぶん白紙の段階からこのコンセッションというのはそういうものではないかと。建物もいまから建てますということですね、設計図もいまから作ります。その時に、これはもっとオープンに熊本県の地元資本がこれだけなければいけません、とかそういうことではなくて、皆が全国全世界に幅を広げてもいいんじゃないかと私は思ってます。

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質疑応答

「すまいの再建」について・2

Q
 改めて、仮設住宅の入居期限の延長の件なんですけれども、今の意向調査と先日(防災担当)大臣のほうも来られて明言はしなかったんですけども、今後改めて知事の入居期限の延長についての認識と、そこら辺の判断の時期というのを、お伺いしたいんですけれども。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 毎回言っていますように、「2年経ったから出て下さい」ということは言いませんと。でもどうしても、例えば大工さんが予約できないとか工務店が予約できないとか、そういう個別な理由がありますよね。個別な理由の時にそれを少し伸ばしていただきたい、ということは当然出てきます。その時には国と交渉していくということで、仮設住宅に入っておられる被災者の方の考え方に沿ってこれから対応していきたいと思ってます。2年経ちましたから県としてもう出て下さいと、そういう自動的に出ていただくことは私は考えてません。

 その分、国との交渉の大変さはあるかもしれませんけれども、それは県民の気持ちに沿ってやるというのが県庁のあり方だと思いますので、どんなに困難でもそれをやっていかなければいけないと思っています。

(幹事社)
 そろそろお時間ですがこの辺りでよろしいでしょうか。本日はありがとうございました。

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