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阿蘇方面へのバスの運行について
ご意見・ご提案の内容
震災前は阿蘇市内から熊本市内までJRを利用していましたが、地震後は、ミルクロードを走るバスしか手段がなく困っています。バスの本数を増やすことは出来ないのでしょうか。
県からの回答
熊本地震の発生により、熊本市内と阿蘇・大分方面を結ぶ主要な交通手段であるJR豊肥本線が甚大な被害を受け、未だ全線復旧の見込みが立っていない中、◯◯様のように通院等の生活交通として豊肥本線を利用されていた方々におかれましては、ご不便を感じていらっしゃることと拝察いたします。
現状では、九州産交バスが運行する「やまびこ号」と「九州横断バス」のほか、JR九州が運行するバスが、ミルクロードを経由して走っておりますが、ご意見にありますように、その利便性向上が大きな課題です。一方で、未曾有の災害により、大きく迂回するルートとなるため、安全性や定時性を最大限考慮しながらダイヤや便数を設定せざるを得ない状況と聞いております。
そうした中、九州産交バスでは、8月1日より「やまびこ号」を1往復増便されました。「九州横断バス」は、地震発生後利用者数が大きく落ち込んでいるため、運休中の一部の便の再開については、今後検討されると伺っております。
また、JR九州が運行するバスにつきましては、主に地元の通学利用者を対象としながら、授業等に合わせ、朝・夕の時間帯に運行されているところであり、8月からは平日に加え、土曜日も運行が開始されています。
県としては、今後も皆様方のご意見を踏まえ、地域住民や観光客の皆様の利便性向上のため、交通事業者や関係市町村と連携し、阿蘇地域の交通アクセスの確保に取り組んで参ります。今回いただきました貴重なご意見は、交通事業者とも共有いたします。
(平成28年8月回答 担当課:交通政策課)