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【9月6日】令和2年台風10号に関する災害警戒本部会議(第1回)
【9月6日】令和2年台風10号に関する災害警戒本部会議(第1回)
台風10号接近に伴う災害警戒本部会議資料(第1回) (PDFファイル:1.77MB)
知事から県民へのメッセージ
台風10号は、本日夕方から明日にかけて本県に接近または上陸する見込みです。
台風が接近する地域では、記録的な豪雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり、最大級の警戒が必要です。
県民の皆さまにおかれましては、ハザードマップによる危険な場所の確認、自宅の点検、非常用品の備蓄など、すぐに台風への備えを終わらせてください。
自宅の安全が確保できない場合は、安全な親戚や知人宅、あるいは、市町村が設置する避難所に避難してください。真夜中の避難は危険です。台風が接近する前の、明るいうちに、予防的避難をお願いします。
また、ハザードマップや避難所設置状況については、本県の防災ホームページ「防災情報くまもと」を御覧ください。
最新の台風情報や、気象情報に留意し、自分の命、大切な人の命を第一に行動してください。
知事から各対策部への指示
台風が接近する地域では、(台風に関する特別警報発令の可能性は低くなったとのことではありますが、)なお、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり、最大級の警戒が必要です。
各部におかれては、次のことに十分留意してください。
まず、避難場所についてです。
市町村に自宅やその周辺に災害の危険がないか、改めて、市町村や県のホームページなどのハザードマップで確認するよう指示をお願いします。また、自宅の安全が確認できない場合は、安全な親戚や知人宅、あるいは避難所等の避難場所の検討、避難経路の事前の確認を行ってください。
次に、早めの避難についてです。
風が強くなってからの移動は危険を伴うため、台風が接近する前の、明るいうちの早めの避難を呼びかけるよう伝えてください。
また、早期非難に結びつくような注意喚起や警戒レベルを用いた避難勧告等の発令を適時適切に行うよう指示させてください。
併せて、避難所の点検、確認を事前に行っていただくとともに、避難所においては、3密を避けるなどのコロナウイルス対策をしっかり行ってください。
次に、事前放流についてです。市房ダムをはじめとする県の管理する12のダムについては、大雨に備え、既に事前放流を行っています。
なお、昨夜、人吉市長から、人吉市では安全に避難できる場所が限られており、広域的に避難場所を確保することが必要との連絡がありました。
このため、県立劇場で避難者を受け入れることとしました。関係する各部においては、連携して取り組むようお願いいたします。
最後に、各部においても気象庁等が発表する最新の台風情報や、早期注意情報、警報・注意報などの気象情報に留意し、県民の命を守るため、最大限の対策をお願いします。