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教職員の臨時職員について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006921 更新日:2020年8月1日更新

ご意見・ご提案の内容

 臨時職員や非常勤の先生たちの中には、採用試験を通過しなくても挫けない熱意を持った方が多いと思っている。自身もそういった先生にお世話になり、常勤の先生たちとの違いは全く感じなかった。
 先生の数が足りず新学期を迎える学校もあると聞いたことがあるので、それでは預ける保護者も心配である。
 先生の仕事ぶりや経験年数から判断して、常勤に採用される仕組みはできないか。また、教育がいきわたるよう全ての学年を35人学級にできないか。

県からの回答

 ご意見いただきました1点目の臨時的任用教員等の採用についてですが、経験年数など一定の条件を満たす方については、熊本県公立学校教員採用選考考査における第一次考査を免除する制度を設けております。
 具体的には、(1)過去5年間に本県公立学校において、受考する校種における臨時的任用教員等の経験が3年以上ある方、(2)受考する年の前年の第一次考査に合格し、第二次考査に不合格となった方で、受考する前年の4月1日から受考する年の5月1日の間に、本県公立学校において受考する校種における臨時的任用教員等の経験が通算1年以上ある方、上記の(1)または(2)の条件を満たす方で校長等の推薦を受け、県教育委員会において選考された方は、第一次考査を全て免除しています。
 この制度に加えて、平成29年度の選考考査からは、(1)または(2)の条件を満たせば、第一次考査の一部(教職科目)を免除する制度を創設する予定です。
 さらに、二次考査においても、受考者の人間性や指導力を深く見取ることができるよう、面接等の工夫改善を行うこととしており、よりよい教員採用選考考査となるよう改善に努めていきたいと考えております。
 次に2点目の35人学級の実現についてですが、現在は、小学校1年生については、法改正も含めて35人学級編制が実現しているところですが、県教育委員会としましては、小学校2年生についても、35人学級を実施してきたところです。
 厳しい財政状況であり、全ての学年を35人学級にすることは困難ですが、今後も小学校2年生の35人学級は堅持するとともに、3年生以上につきましても「指導方法工夫改善加配」等の教員の加配を活用したきめ細かな指導を行うなど、指導の充実を図って参ります。

(平成28年4月回答 担当課:学校人事課)

回答後の状況

 平成28年度に実施した、「平成29年度熊本県公立学校教員採用選考考査」では、臨時的任用教等を対象とする第一次考査の一部(教職科目)を免除する制度を実施しました。