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平成24年 3月27日 知事臨時記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006806 更新日:2012年3月27日更新

知事臨時記者会見

日時:平成24年3月27日(火曜日) 15時20分から
場所:知事応接室

会見録

知事臨時記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

発表項目

質疑応答

(事務局)
 それでは、知事からまず発表項目についてコメントをお願いいたします。

発表項目

平成24年度組織改正及び定期人事異動について

蒲島知事

コメントする蒲島知事の写真

蒲島知事
 2つ発表項目があります。平成24年4月1日付けで行う知事部局の組織改正及び定期人事異動についてご説明申し上げます。

 まず、「組織改正」について説明いたします。蒲島県政2期目のスタートとなる平成24年度の組織改正に当たって、喫緊の課題や重点政策などに的確に対応していくこと、次に、財政再建戦略に基づく職員数削減の目標を達成することなどを念頭に今回の組織改正に取り組みました。

 組織自体について、知事公室の設置や部内局制の導入など、1期目でかなりの体制を整えてきました。今回はその点大きな改正は行わず、必要最小限にしております。私がマニフェストで掲げました「幸せを実感できるくまもと」の実現にも、十分対応できるものと考えております。

 それでは、主な改正事項としまして、課内室以上の改正事項についてご説明申し上げます。

 まず、「喫緊の課題、重点政策等に対応するための組織改正」について述べます。新エネルギー産業振興課をエネルギー政策課へ改正いたします。今後の県のエネルギー政策を総合的に推進していくためであります。

 次に企業立地課の課内室として「ポートセールス推進室」を設置します。これまでポートセールスは土木部の港湾課で担当してきましたが、企業誘致等からのアプローチが欠かせないということで、企業立地課に移管します。熊本港、八代港等を拠点とした物流の活性化を図ることで、県内産業を振興していきたいと思っています。

 次に、平成25年秋に開催する全国豊かな海づくり大会の準備が本格化するため、農林水産部に全国豊かな海づくり大会推進課を設置します。

 次に、2頁をご覧ください。(3)は所期の目的を達成した組織を廃止するものです。なお、これまで新幹線元年戦略推進室で担当していた「くまモン」に関する事務については、くまもとブランド推進課で引き継ぎます。

 次に「2 職員配置数の状況(知事部局)」についてであります。平成24年4月1日の知事部局の職員数については、現時点で4,309人となる見込みであります。その結果、平成20年4月以降の削減数はマイナス511人となり、財政再建戦略で掲げた削減目標数の(マイナス)482人を達成するとともに29人上回る予定であります。

 次に4頁をご覧ください。「2 異動者総数」についてですが、知事部局の異動者総数は1,665人で、昨年度よりも減少しております。これは、平成24年度は大きな組織改正がなかったこと、また、業務の連続性や専門性を高めるため、担当職員の異動ローテーションを一部3年から4年に延ばすことにしたためであります。

 次に「4 主な異動者」についてであります。部長級など幹部の人事異動の内容は、4頁から5頁のとおりとなっております。定年退職などに伴い、商工観光労働部長や土木部長をはじめとする異動を行っております。いずれもそれぞれの分野において、経験豊富、かつ、十分な実績を積んだ職員であり、力を発揮し、私を支えてくれるものと確信しております。

 私からの発表は、以上のとおりであります。

発表項目

 公立大学法人熊本県立大学の次期理事長について

蒲島知事
 もう1つあります。熊本県立大学の次期理事長を発表させていただきます。

 次期理事長には、現在、防衛大学校長をされておられます「五百旗頭 真(いおきべ まこと)」先生にお願いすることとしました。任命は、平成24年4月1日付けとなります。

 私は、今回のマニフェストの中で「熊本アカデミズム」を掲げました。大学や企業の研究開発を活性化させ、海外から多くの留学生が集まる、世界に開かれた活気あるまちづくりを進め、また、夢を持ち海外へ挑戦する若者を支援し、グローバルな人材を育成するなど、「知の集積」を地域の活力につなげる取組みを進めていきたいと考えています。

 五百旗頭先生には、古賀学長と車の両輪となって、学生や県民の期待に応えていただくとともに、「熊本アカデミズム」の一翼を担っていただけるものと期待しております。

 また、理事長は、できれば中央で今と同じように活躍していただき、熊本の認知度を高めていただきたいというのが私の希望であります。

 以上が、私からの報告であります。

(事務局)
 それでは、質疑に入ります。幹事社の方からお願いします。

質疑応答

公立大学法人熊本県立大学の次期理事長について

(幹事社)
 各社どうぞ質問を。

Q
 では、すみません。五百旗頭さんの件で、まずお伺いします。今、知事も「引き続き中央で活躍していただいて」ということもありましたが、その他に、五百旗頭さんに理事長をお願いされて、期待される役割というか、どのようなものを他に期待されて…。

蒲島知事
記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 まず、私の2期目では、熊本の「百年の礎を築く」という大きな目標があります。これには歴史的な視点が必要になると思うんですね。世界的な歴史家である五百旗頭先生の私的・公的なアドバイスを期待しているのが1つ。

 もう1つは、五百旗頭先生は霞が関、永田町にネットワークを持たれております。最も尊敬される先生の一人ではないかなと思っております。そういう意味で、多くの場面で私に対するアドバイス、県の方向性に関する様々な示唆を、熊本県人として、やっていただきたいなということ。

 3番目は、今「くまモン」でだいぶ熊本の認知度は高まっておりますけれども、違った観点から、マスコミにもたくさん登場される先生でもありますし、多くの審議会の会長も務められておりますし、今後も務められるだろうと思いますので、熊本に留まることなく、熊本発の全国的なリーダーとして活躍して、それが引いては、熊本人の誇り、熊本の認知度の高まりにつながることを期待しています。

 幸いにして、古賀学長もおられますので、車の両輪と言いますかね、学内の組織については古賀学長が、熊本県立大学及び熊本県の認知度向上については五百旗頭真先生という形で、熊本県立大学が県に貢献してくれれば、公立大学としての力が大きく発揮できるのかなと思っています。

Q
 また確認なんですが、今の裏返しがまさに五百旗頭さんに理事長就任を依頼した理由というふうに受け止めてよろしいですか。つまり、知事が五百旗頭さんに県大の理事長になってくれとオファーした理由として、今おっしゃった3点が…。

蒲島知事
 それが全部ではありませんけど、私の最大の目標は「県民の幸福量の最大化」(です)。(そのために、)1つは「熊本の品格とプライド」、この部分がとても大きいと思うし、それから「100年の礎」というのも、歴史家の視点が、行政の視点とは違った視点がありますので。

 また、先生は歴代の首相の指南番でもありますので、そういう意味では、私が困った時に、例えば、五木村の振興が川辺川ダム中止によって止まったら困るのではないかということで、当時の福田首相にお会いした時に、五百旗頭先生に仲介していただいたこともありますので、そういう場面も多々…。熊本のために働いていただくという意味では、熊本県立大学にだけに留めておくにはもったいないと思っていますので、熊本全体のために働いていただきたいなと思って、今回の人事を決定しました。

 はっきり言って、よくぞ来ていただいたというのが私の気持ちでありまして、志望されたからという訳ではありません。招聘のためには、三顧の礼でお願いしました。

Q
 改めてですけれども、知事と五百旗頭さんのお付き合い、これまでどういうお付き合いがあったかというのと、いつ頃どういうふうに打診されたかというのを。

蒲島知事
 思い出すと長いんですけれども、私がハーバードの学生時代に、五百旗頭先生は若手の助教授として、ハーバードに客員研究員として来られて…、1977年ですから、30年(以上)前ですかね。その頃からの付き合いであります。それから、同じ政治学者でありますので、ずっと付き合っておりまして、最も尊敬する先生の一人であります。

 いろいろな研究会でご一緒し、学会で同じ役職、理事長と理事という関係、私が世界政治学会の事務総長であった時の理事長でもありました。だから、お互いの考え方はよくわかっています。

性格を言いますと、とても明るい方で、現実主義者であります。それから、理想主義と現実主義のバランスがよく分かられる方だと思っています。

 たぶん、熊本の中でよりも東京の人たちが驚くような人事ではないかと私は思っています。つい最近ですけれど、朝日新聞の方で、大きな記事を2日に渡って書かれていますので、あれが一番よく分かる記事だったと思います。朝日の記者の方はご存じだと思いますけれども。

Q
 知事、実際に五百旗頭理事長が、熊本に来られるご予定というのは。

蒲島知事
 (4月)1日に(熊本に)来られて。一度帰られて、正式にこちらに移動されるのはいつですかね。

(県政情報文書課長)
 2日には辞令交付を予定しておりますので、一度帰られますけれども、行事としては2日からのスタートになります。

蒲島知事
 記者の方が会えるのはいつになりますか。

(県政情報文書課長)
 辞令交付が2日にありますので、その日に就任会見を予定しております。また、記者の皆さんにはご連絡します。

蒲島知事
 幹事社でまとめていただければ、辞令交付の後ででも…、ただ気をつけなければいけないのは、とても話が長くなる方ですので(皆、笑)、長めの記者会見を用意された方がいいと思います。

Q
 打診された際に、五百旗頭さんのお答えと意気込みみたいなことは何か語ってらっしゃいましたか。

蒲島知事
 打診した際にはとても驚いておられました。それから多くの役職を抱えておられた。その時は防衛大学校長でしたので、閣議決定事項なんですね、辞める時も。だから、簡単に自分だけで「はい」と言えない立場だったということと、復興構想会議の議長もされておられましたので、議長としての役割がどこまで延びるのか。震災前にお願いしていましたのでね。そういう意味では、いろいろな要件がありましたけれども、最終的には快諾していただいた。

 ただ、外務省の審議会の会長とか、復興推進委員会を始め、中央での活躍の場がまだ残されているということもありますので、私どもは、むしろ熊本で半分、中央で半分活躍していただければ、熊本の認知度と品格・プライドに結びつくのかなと思っております。理事長というのは、そういう役割を持つのが普通でありますから。

Q
 もし差し支えなければ、具体的な打診した時期と、どういうふうに言われて、どういうふうな答えが返ってきたのか…。震災前というお話でしたが。

蒲島知事
 ずっと私の頭の中には、今の理事長の退任(時期)というのがスケジュールとしてはありましたので、どのような方にお願いするのか、ベストな選択(はどなたかを考えていました)。私の頭の中には(候補は)2人ほどありましたけれども、(五百旗頭先生が)最高な方ではないかと思っていました。ただ、「はい、来ます。」というような、簡単にOKができる方ではありませんので、何度も何度も口説いて、最後には奥様も熊本を好きになられたというのは大きいかもしれませんね。

Q
 何回かシンポジウムとかで来られていると思いますけれども。

蒲島知事
 あの時は…、シンポジウムで来ておられますし、鞠智城のシンポジウムにも出ておられて、鞠智城のことも大好きで…、それからテレビも一緒に出ましたけれども。

 いつというのは、まあ「あうん」の呼吸ですかね。「あうん」の呼吸で、(私が)「いらっしゃったらいいな。」ということで、向こうも(熊本に)来そうだなということであれば、他には声を掛けませんし。意外と長いんですよ、教授の採用というのは。「はい、空きましたから、明日から来てください。」とそういうのではなくて、家族も、弟子も、役職も、自宅の問題とかいろいろあるので。周到に話を進めて、最後には30年来の私との関係で。

 私としては、宮本武蔵のイメージなんですよ。細川氏が宮本武蔵を熊本藩に招聘したようなそういうインパクトのある人事をしたいと思っていて。宮本武蔵に当てはまる人は誰だろうと思ったら、五百旗頭先生を想像して、その後で復興構想会議の議長になられたので、より多くの人が知ることとなったと思います。

質疑応答

平成24年度組織改正及び定期人事異動について

Q
 組織改正の方で、今年度、小規模ではありますけど、改正に対する意気込みや期待などをお聞かせいただければ。

蒲島知事
記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 今度の目玉はですね、私の2期目のマニフェストに沿って、どれだけ早く時間的緊迫性を持ってやれるか、それがとても大事だということ(です)。それから、もう1つは「KANSAI戦略」というのをずっとやってきました。くまモンを活用した「KANSAI戦略」、これは、2年目のジンクスと言われていて、新幹線利用者が2年目に減るんではないかとか、あるいはこれだけ熊本に来ていたのが減るんではないかというので、だから「KANSAI戦略」をきちんとやらなければいけないということも、組織改正と人事には大きな目玉になっているんではないかと思っています。

 1期目で知事公室というのを設置しました。それから、すべての部に局長制を敷きました。これはとても大きな効果を発揮したと、プラスの評価が大きいと思っています。

 そういう意味で、だいたい、1期目で制度的なものをやりましたので、2期目は小規模、最小限にしたというのが今回の特色かと。既に制度があるので、組織の中にどういう人をはめ込むか、はめ込むことによって2期目のスタートを順調に、4つの約束を守りきるような、そういうものを、期待を込めて作ったものであります。

 それから、もう1つ、八代港と熊本港のポートセールス(です)。これは、これまで港湾課がやっておりましたけれど、むしろ企業立地をやるような、企業と常に接している(部局に移す)。つまり、使ってもらわないとダメなんですね。せっかくガントリークレーンを100万円という格安で導入することができましたけれども、それを最大限に活かすためにポートセールスを港湾課から企業立地の方に移したということであります。これが目玉ですかね。

Q
 「全国豊かな海づくり大会推進課」というものを新たに設けられているんですが、来年は水銀国際条約の外交会議もあります。それを担当するところはどこなのかということと、もう1つは、まだ、8年後、7年後ですけれども、議会で表明されたラグビーのワールドカップの試合などの誘致は具体的にはどこが対応するのか、実際もう、そこも動き出さないと間に合わないと思うんですけれども。

蒲島知事
 そこまで、今回の人事異動の中ではしていませんが、新しい課を作るというよりも、既存の担当部局で対応していくことになると思います。水銀(国際)会議の方は環境、もう1つのラグビーの方は観光交流(局)ですかね。今のところ、それで不都合が出てくればまた見直しますけれども、そちらの方で、今対応できているのではないかと思います。人事課の方では…。

(人事課長)
 水銀国際会議については環境の方で、ラグビーの方は、まだ、これからということで、関係部署等含めて庁内で検討させていただきたいと思います。

蒲島知事
 ラグビーを今やっているのは、観光課がやっていますよね。

Q
 ラグビーの方は取組みとしてすごく遅いような気がするんですよね。自治体によっては、そういうところをドンドン作って動いているところがあるようなんですけど…。

知事
 はい、分かりました。

Q
 1つ分からないんですけれども、「KANSAI戦略」をまた力を入れますというので、それを反映したような組織というのがどこにあるか分からないんですけれども。

蒲島知事
 反映したような制度はずっとありますので、私の頭の中にあるのは、それが今回の注目度、それを反映した人事が行われたのではないかと私は思っています。制度が変わる訳ではありません。

Q
 「元年室」がなくなるので、返って縮小するのかなというふうに見えるんですが、そうではないんですか。

蒲島知事
 そうではありません。「元年」は終わったので、そこにあったくまモンはブランド課の方に移すということであります。さらに新体制でもって、関西、中国地方から切れ目無く人を呼び込むということ、それがとても大事だと思っています。

Q
 異動の部長級が15人となっていますけれど、ここで表に名前が出ておられるのが12、13名…。

蒲島知事
 (人事課に対し)部長級については、いつ発表ですか?名前が出てませんかね。

(人事課長)
 お手元の異動表には出ておりますけれども。後は総括審議員とか、部長級職員が。

蒲島知事
 名前はまだ今日まで…、出ているじゃない。

(人事課長)
 はい、出ております。お手元には異動表をお配りしております。

蒲島知事
 (資料の)4頁に、名前とともに。

Q
 4頁に出ているんですけれども、部長級で動かれる方が15人だけど、出ている名前は12~3人しかないので。

蒲島知事
 (資料には)入っていないんですかね。

Q
 部長級ではあるけれども部長ではないということですね。

(人事課長)

 他は、部長級ですが総括審議員ですとか。

蒲島知事
 よろしいですか。どうもありがとうございました。