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平成27年 8月 6日 知事定例記者会見
知事定例記者会見
日時:平成27年 8月 6日(木曜日) 10時00分から
場所:知事応接室
動画
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会見録
知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。
発表項目
質疑応答
- 「第3回BIKE LOVE FORUM in 熊本」の開催について
- 熊本北部浄化センターの燃料電池発電について
- 戦後70年の首相談話等について・1
- 川内原発再稼働問題等について
- 戦後70年の首相談話等について・2
- TPP協定について
- 香港線関係について
- くまもと華トークについて
- 県知事選挙について
(幹事社)
おはようございます。
まず、発表項目からよろしくお願いいたします。
発表項目
「第3回BIKE LOVE FORUM in 熊本」の開催について
蒲島知事
はい。
本日は発表が3つあります。
1つ目の発表ですが、9月12日に、本県で「バイク・ラブ・フォーラム」を開催します。
平成25年に始まった「バイク・ラブ・フォーラム」は、二輪車産業の振興のため、国、自治体、二輪車の関係団体等が一堂に会し、バイクの魅力を広く発信するものです。
今回は、鈴鹿市、浜松市に続いて3回目の開催となります。
本県には、本田技研工業株式会社における国内唯一の二輪車生産拠点である熊本製作所があり、関連企業も含め、本県製造業の大きな柱となっております。
また、最近、ミドルエイジを中心とする大型バイクブームがきております。
本県は、日本全国のライダーから絶大な人気を集めるツーリングスポット「阿蘇」を有し、九州のバイクツーリングの拠点となっています。
このようなことから、本県も二輪車産業の更なる振興を目指すこの取組みに賛同し、創設当初からフォーラムに参画しております。
フォーラムは、「バイクの魅力をもっと伝えよう」をテーマに、くまもと県民交流館パレアで開催いたします。
第1部では、二輪車産業の振興に必要な施策として、安全運転の普及・教育、そして駐車場の整備などについて発表します。
第2部では、特に若者にバイクの魅力を感じてもらえる方策について、トークセッションや講演を行います。
また、びぷれす広場や上通りでのバイクの展示や、くまモンも登場するステージイベントなど、様々な催しを行います。
本県としても、今回の開催を機に、二輪車産業の振興を図り、「熊本を『ライダーが一番住みたい・乗りたい・行きたい県』にする」ことを目指します。
そして、既にライダーの聖地となっている「阿蘇」のみならず、天草などのシーサイドロード、山あいのワインディングロードなど、熊本の魅力を発信していきます。
多くの方々の参加をお待ちしています。
発表項目
熊本北部浄化センターの燃料電池発電について
報道資料:熊本北部浄化センターの燃料電池発電について(PDFファイル:99KB)
蒲島知事
続いて2つ目の発表です。
全国で下水道の普及が進む中、近年、下水道処理過程で発生するエネルギーの有効活用が進められています。
特に、下水汚泥から得られる「水素」は、CO2を排出しない二次エネルギーとして大きく注目されています。
本県では、早くからこの点に着目し、熊本北部浄化センターにおいて、平成18年度から「下水汚泥を利用した燃料電池発電」を行っています。
平成27年6月末までの累計の発電量が約2,250万キロワットアワーに達し、電気料金の削減相当額が約3億円になりました。
また、この電力は、CO2を排出しない「グリーン電力」であるため、その環境付加価値を売却することができます。平成26年度末までの売却収入は、約5千6百万円となっています。
これらを合計すると、約3億5千6百万円となり、燃料電池発電の建設にかかる初期費用とこれまでの維持管理費用相当額を賄うことができました。こうして、未利用資源を有効活用した燃料電池発電が事業として十分成立することが証明されました。
さらに、平成24年度から、処理水放流の落差を利用した小水力発電も行い、エネルギーの有効活用を行っています。
「未来型エネルギーのトップランナー」を標榜する本県としては、このような県流域下水道の取組みを広く内外に周知・啓発していきたいと思います。
なお、夏休み期間中には、流域下水道浄化センター施設の見学会を開催しておりますので、是非見学にお越しください。
発表項目
ひとり親家庭への学習支援に関する事例発表・交流会の開催について
報道資料:ひとり親家庭への学習支援に関する事例発表・交流会を開催します(PDFファイル:125KB)
蒲島知事
最後の発表です。
ひとり親家庭への学習支援に関する事例発表・交流会を、8月9日、日曜日に、県庁で開催します。
全国的に、子どもの貧困対策の重要性が認識されるなか、「貧困の連鎖を教育で断つ」との考えのもと、本県は全国に先駆けて学習支援などに取り組んでいます。
その1つである「地域の学習教室」は、家庭の事情などで学習する機会が十分に確保できていない子どもたちに対して、ボランティアの方々の御協力を頂き、地域で学びの場を提供し、学習機会を確保するとともに、安らぎの居場所を提供することなどを目的として実施している事業です。
教室の愛称は、子どもたちの学びをカバーするということと、私の名前にちなんで「カバークラス」としています。
また、支援してくださる方への登録証には私の直筆のサインやメッセージが添えられており、私自身、大変力を入れて取り組んでいる事業です。
これまでの取組みで、教室の数は38箇所で全国1位、支援する子どもの数は181人で、全国2位の実績を上げています。
そして、「地域の学習教室」に参加することで、学習意欲が向上した児童が増えています。
また、いじめや不登校を経験したものの、この事業により居場所を見出し、支援員の指導や励ましにより、高校進学を実現した生徒もいます。
今回、そういった子どもたちから体験談を発表してもらい、それぞれの取組みの顕彰を行います。
また、くまモンも参加する交流会や、就業相談会、ひとり親の方が指導を行う体験ブースの開設など、様々な趣向を凝らしたイベントを初めて開催します。
ぜひ、多くの皆様に参加いただきたいと思います。
このイベントをきっかけとして、関係者の交流を深めるとともに、学習支援の取組みを更に拡大させ、家庭の事情に関わらず、子どもたちが夢に向かって学ぶことができる環境を整備して参ります。
本日の発表は以上です。
質疑応答
「第3回BIKE LOVE FORUM in 熊本」の開催について
(幹事社)
ありがとうございます。それでは、幹事社からいくつか質問させていただきます。
まず1つ目なんですが、「バイク・ラブ・フォーラムin熊本」なんですけれども、これは鈴鹿、浜松に続いて3カ所目ということで、かなり大きなイベントなのかなというふうに感じたんですが、これは県がこちらに来てほしいというふうに望んでこちらで開催することになったんでしょうか。
そして主体的に県が関わっていくんでしょうか。
蒲島知事
鈴鹿それから浜松というのは両方とも二輪車にとても関連のある地域ですけれども、3番目に熊本にしてほしいというのは、県のほうから依頼したということです。
(幹事社)
主体的に県が絡んでいくんでしょうか。
蒲島知事
フォーラムのメンバーでありますので、県もこのようなかたちで、記者会見で発表するというのは力を入れている証拠です。
質疑応答
熊本北部浄化センターの燃料電池発電について
(幹事社)
それと発電事業のほうなんですが、発電事業として成立することを実証されたという発表でしたけれども、トップランナーを目指している県として、今後事業を具体的に展開していくビジョンがあるんでしょうか。
蒲島知事
先ほども言いましたように、下水処理水を利用した小水力発電はこれからということになります。
それから既に実証研究といいますか、これ(燃料電池)から出てくる発電はもう利益のほうになるわけですね。
これまでの初期投資を回収して、またこれから続けていきますから、その部分については利益が上がっていくのではないでしょうか。
こういうことが可能だということを内外に発信することによって、熊本県だけではなくて、全国的な、全世界的な新エネルギーの創出になるのではないでしょうか。
質疑応答
戦後70年の首相談話等について・1
(幹事社)
もう1点幹事社から質問させていただきたいと思います。
今日6日が、広島に原爆が投下された日で、そして9日には長崎。15日は終戦の日を迎えるわけですけれども、戦後70年経って、高齢化が進んでいる中で、原爆の被爆者もそうですし、また熊本大空襲もそうですし、シベリアの抑留者県内にも経験されている方いらっしゃいますけれども、どの活動を見ても、活動の維持自体が限界まできているかと思います。
今後、戦争体験を後世につないでいくというところを捉えた時に、今後の活動に関して行政に担ってほしいという声も各現場から聞こえてくるんですが、蒲島知事はこの今の現状をどう見ていらっしゃって、そしてどう思われているのか。
それと今後行政が担っていくべきだと考えるかどうか、教えてください。
蒲島知事
私自身の戦争体験とすれば、私が生まれたのは、敗戦の2年後に生まれています。昭和22年生まれですけれども、私の父親、母親は満州からの引き上げで、無一文で戻ってきましたので、とにかく生活が困窮していたと、食べ物もなかったと、そういう経験からしても、戦争というのは悲惨なものであるというのは子ども心に感じていました。
ただ、段々高齢化が進んで、そういう体験すらしていない方々もいらっしゃいます。
一番こういう原爆の恐ろしさ、あるいは戦争の恐ろしさを体験した人が段々高齢化して、風化していくのが一番よくないんじゃないかなと思っています。
そういう意味では、この戦争体験は今のうちに多くの人に伝えることが大事だし、若い人も戦争の悲惨さを知るべきだと思っています。
これは行政ももちろんその責任はあるかもしれませんけれども、日本国民全体がそれを忘れてはいけないというふうに思っています。
それを政治参加、いろんなかたちで行っていますけれども、人々が関心があるのは、いろんなかたちで政治に参加して、そして自分達も体験はしなかったけれども、体験した方々の話を聞いたり、風化しない努力をするということが大事かなと思っています。
そういう意味では原爆の記念日、それから8月15日の終戦記念日は、これは熊本県も主催して(戦没者追悼式を)毎年やっていますし、私も毎回出て、その思いを強くするということでありますので、それも1つの行政の役割だと思っています。
(幹事社)
今後新たに考えていることっていうのは何かありますか。
蒲島知事
今この段階で、何か新しい提案ということはありませんけれども、思いは一緒ですね。
風化させてはいけないと思っています。
質疑応答
川内原発再稼働問題等について
(幹事社)
各社さん、いかがでしょうか。
Q
九州電力が川内原発について、10日の再稼働を目指すということにしていますが、それについて知事の受け止めをお願いします。
蒲島知事
これは何度も言っておりますけれども、原発の再稼働にあたっては、国においてあらゆる事態を想定して、万全の対策を講じると共に、その住民に対する丁寧な説明が必要だというふうに思っております。
この住民に対する丁寧な説明がない、あるいは国が不備のある事態を招いた時には、これは原発自体に対する更なる不信感と、国に対する不信感が高まっていくと思いますので、これはとても大事なことだと思っています。
Q
30年を超える運転の認可がされましたけれども、それについてもどう受け止めていらっしゃいますか。
蒲島知事
この認可は、先ほども言ったように、国(原子力規制委員会)において責任をもって認可されたものだと思いますので、それについては情報公開とそれから丁寧な説明が必要だというふうに思っています。
Q
知事、関連して、原発でお尋ねですけれども、8月10日前後に再稼働するという方針にあたって、熊本県が九州電力さんと何らかの話し合いをもつとか、意見交換会あるいは情報連絡を受けるということは何か予定をされておりますでしょうか。
蒲島知事
これまでも覚書を熊本県と九州電力は、30キロ以内ではありませんけれども取り交わして、情報はきちっと九州電力のほうからもらえるような体制になっています。
今の予定では8月10日以降に再稼働する予定となってますけれども、県としてはこれまでの覚書に沿って、きちっと情報提供を求めていくというのが県の方針ということになります。
私も熊本県知事としては、県民の安全安心が一番大事でありますので、そういう観点から九州電力との覚書を締結したわけであります。
だからそういう意味では、情報・連絡を緊密に行っていきたいと思っています。
もう少し詳しく言いますと、九州電力からは、覚書に基づいて川内原発の再稼働に関する準備状況等については報告を受けています。
Q
ちなみにどういう内容でしたでしょうか。
蒲島知事
ちょっとそれについては、担当者が正確に言ってほしいと思いますけど。
どんな準備状況の報告を受けていますか。
(事務局)
まだ10日かどうかというのは新聞情報でのことであり、10日前後に再稼働との状況であるとか、あるいはそれについて審査を受けていた認可の情報等、逐一九電のほうから情報はいただいてはおります。
蒲島知事
はい。どなたかありませんか。
それについては、また終わった後でも、担当者と話してください。
質疑応答
戦後70年の首相談話等について・2
Q
知事終戦に絡んでもう1点、関連してお尋ねですけれども。
蒲島知事
はい。
Q
8月15日の終戦前に安倍首相から戦後70年談話が出る予定というふうになっておりますけれども、この内容については、過去の戦争についての表現をどう認識するかの表現で、反省という内容にするのか、謝罪の内容を含めるのかということで、いろんな政界の話がでておりますけれども、これについて知事のご所見とかお考えがあればお尋ねしたいと思いますが。
蒲島知事
これは安倍首相が自分の政治的責任において、その談話を発表されるというふうに思いますので、私のほうからこのようなものにしてほしいとか、知事として、個人的にはもちろんあるとしても、それをここでコメントするということにはならないと思います。
ただ、いろんな意見があるということは確かですよね。
政治学者の中でも、例えば今日の五百籏頭真さんの朝日新聞の大きな記事がありましたけれども、一番尊敬されている五百籏頭先生の意見も参考になるのではないでしょうかね。
ただ私が知事として、こうすべきだということはちょっとコメントできません。
Q
五百籏頭先生のお話を今話されたということは、まだちょっと私朝日新聞の記事を読んでいませんけれども、五百籏頭先生のお考えに近いということですか。
蒲島知事
尊敬する方であるというふうに言っておきます。
Q
関連してなんですが、風化させないことが一番重要だと知事、言われました。興味をもってもらうということが必要であるということでしたけれども、戦後80年にはもう証言できる人はもうまさにいなくなるのではないかというような声も、ご本人達から聞こえてくる中で、何らかの行政が担っていく部分ですとか、支援できるところっていうのは何かあるというふうにお考えでしょうか。
蒲島知事
1つ状況は違いますけれども、水俣病問題をこれまで担当してきましたけれども、これが風化しないように、世界に向かって発言しなきゃいけないというかたちで、水俣の国際会議なんかも開きましたし、それから資料館も整備して、なるべく資料を残しておくと、それからそれを学ぶ人達を、連携大学院というかたちで、水俣に招待して留学していってもらっていますので、そういうシステマティックな発信と研究と資料の保存、これが大事になってくると思います。
そういう時には熊本県も、それから水俣市も、国も一緒にやらなきゃいけない。
同じようなことがたぶん戦争についてもいえるのではないかなと思っています。
資料の収集整備と研究、そして発信、また展示ですね。
熊本県には永青文庫というすぐれた資料が残っていますけれども、ああいうふうなかたちで江戸時代から、鎌倉時代からですかね、初代からいくと、そういうものが残っているということは、1つの物を残すサンプル、モデルと言ったらいいんですかね。そういうものになるんじゃないでしょうか。
だから残さなきゃいけないんですよ。残す努力をする。それが必要かなと思います。
Q
そこには県としても一緒に取り組んでいくべきであると。
蒲島知事
県としてやるべき状態、必要性があれば、当然そういうふうになると思います。
私どもが一番力を入れているのは水俣病に関しての資料の保存とか、行政的な資料も含めて保存しなきゃいけないと思っています。
質疑応答
TPP協定について
Q
TPPなんですけれども、新聞ニュースで交渉過程を見る限り、県内の農業への影響は免れないような内容で伝わってきていますけれども、先日大筋合意が見送りになりましたけれども、現状を得ていらっしゃる情報の範囲でどのようにみてらっしゃるかということと、今後の交渉への注文、県としての何か提言というのがありましたら(お聞かせください)。
蒲島知事
はい。なんとなく予想では合意が近かったような気がするんですけれども、残念というか、まだ慎重というか、先延ばしになってしまいました。
でも最終的には妥結に向けて交渉が継続されます。
熊本県は農業県ですから、農業は基幹産業であります。
国に対して、農林水産業にマイナスの影響が出ないよう、最後まで慎重に交渉を進めていただきたいというのが熊本県知事としての立場です。
今までの報道を見る限り、県内への影響はあるんじゃないかなと思っています。
ただ、どのような影響なのか、どのくらいの影響なのかということに関しては、まだ実際に発表されていませんので、交渉の状況を見ながら、各部局に対して、緊張感を持って、情報収集・分析をしてくれるようにお願いしています。
Q
関連してなんですけれども、ちょうど来年度予算の概算要求、政府予算の概算要求の時期だと思うんですけれども、農業対策ということで、TPPも絡んで農業対策で、県としてどのような要望を国にされているのでしょうか。
蒲島知事
私どもは、他の県に先駆けて農業対策を進めております。
その1つが農地集積。これはTPPでどのような影響があるかどうかということに関わらず、やっぱり国際競争力を高めるためには農地集積が必要だろうと。それも他の地域よりも先にしておかないと、例えば日本全体が農地集積に成功するとすれば、結局コストが下がりますので、価格を下げる圧力がとても強くなるんですね。
アメリカなんかでも、巨大な農地を持っていますけれども、価格を見ると、低下圧力がとても強いと。だから輸出にとても熱心ですよね。
だから日本国内だけを見ていたらたぶん価格低下圧力が強いので、農家の方々の収入はせっかく(生産量を)多くしたけれども(収入が)増えないというかたちになるかもしれません。
だからよそよりも早く農地集積をすることによって先行利得を得ることができるんです。
たとえば、ネットワーク大津なんかでコメを作る時の価格というんですかね、米を作るコストが大体30%ぐらい安くなったといっています。
それが1つ、農地集積が(他の県に先駆けて)熊本県がやっていること。
これからやっぱり熊本の特異性を出すためには、あるいは他との差異を出すためには例えば農薬とか、それは化学肥料をあまり使わないとかですね、これは特異性だけじゃなくて、熊本県の地下水を守る、これに大きく貢献するはずですから、今、熊本県が取り組んで、全国初の条例として、農業で地下水と土を育む条例を作りました。
そういう意味で、いっぱい農業政策はありますけれども、私が一番“華”が咲いたというのは、その2つが大きいんじゃないですかね。
それからあか牛なんかも、今足りないぐらいに、とても人気です。
これはあか牛に限って〔※あか牛に特に力を入れて〕振興を行ってまいりましたので、これは熊本県にとっても大きな貢献じゃないかなと思っています。
質疑応答
香港線関係について
Q
すみません。香港との定期便に向けてなんですけれども、以前、会見の中で、秋の定期便就航を目指したいというようなお話なさっていたかと思うんですけれども、今もお変わりないでしょうか。
蒲島知事
高雄じゃなくて、香港ですか。
Q
はい。
蒲島知事
はい。今も変わりません。
今、一生懸命やっているところですので、できれば皆さんに報告ができればいいなと思っています。
今、交渉中です。
Q
この交渉は順調に進んでいらっしゃいますか。
蒲島知事
はい。順調だそうです。
質疑応答
くまもと華トークについて
Q
知事すみません。先週でしたか、熊本“華”トークで、結構若い人達から意見が出てたといいますか、2期目の最終年度ということで、いろいろな具体的な施策についての注文というのもあったんですが、ああいった声を聞かれて、どのような感想をもたれるんですか。
蒲島知事
はい。“華”トークというのは熊本県が取り組んできた様々な政策で、どのような“華”が咲いたかと、蒲島県政における“華”ですけれども、それを若い人達、高校生も来て、聞いてくださって、それもとても真剣に聞いてくださったので、そういう県政に対する関心、これがとても重要だなと思いますし、それからその関心が18歳に選挙権年齢が引き下げられた時にまた重要な意味をもつんじゃないかなと思っています。
そういう意味で、若い人にもこういう政治・行政の話を知っていただきたいし、この前は、そういう意味では成功したんじゃないかなと思っています。
〔※質問者に対して〕たぶん参加されてましたよね。
私もいろんなところで話しますけれども、真剣度がとても感じられた、そういう“華”トークじゃなかったかなと思います。
質疑応答
知事選について
Q
これだけは聞いておきたいというのがありませんか。大丈夫ですか。
では1つだけ、次の知事選挙に向けての考えはどういう状況でしょうか。
蒲島知事
まだ、前の答えと変わりません。発表の時期とその進退を含めて熟慮中であります。
Q
よろしいでしょうか。ではありがとうございました。
蒲島知事
はい。それではどうも。