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犬の殺処分について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006629 更新日:2020年8月1日更新

ご意見、ご提案の内容

 保護した犬を飼いたいと申し出た人がいたにもかかわらず、噛んだことが原因で殺処分されたという話を聞いた。行政から「命を助ける」をアピールし、生かす方に予算を使っていただきたい。

県からの回答

 〇〇様の御意見にもありましたとおり、人の命が大切なように、動物の命も大切です。本県では動物の命の大切さを理解してもらうため、小学校や保育園を訪問して「動物とのふれあい方教室」を開催するなどにより、動物愛護の意識醸成に努めているところです。その中で、飼い主には、飼っている動物が人の生命、身体、財産等を侵害することがないよう、その動物を適切に管理する責務があることを伝えております。

 御意見にありました人を噛む犬については、飼いたいと申し出てくださる方がいた場合におきましても、県保健所の獣医師が、かんだ際の様子や性格、飼われていた環境、元の飼い主との相談結果などをもとに、引き渡すことができるかどうか総合的に判断しており、その結果引渡しを断念する場合があります。

 県としましても、できる限り殺処分をしなくていいように引渡しに努めておりますが、県保健所から引き渡した犬が、再度人に危害を加えることのないようにするためのやむを得ない対応ですので、御理解をお願いいたします。

 また、県では、まずは人を噛まないように飼い主がきちんとしつけを行うべきとの考えから、飼い主を対象とした「しつけ方教室」を開催するとともに、適正な飼い方についても普及啓発活動を行っております。

 今後も、ボランティア団体や市町村等と連携して、これらの活動を推進し、動物の殺処分の減少に向けて努力して参ります。

(平成27年6月回答 健康危機管理課)