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阿蘇の風評被害対策について
ご意見、ご提案の内容
阿蘇山の火山活動が活発になり、阿蘇が風評被害を受けているので、対策に力を入れてほしい。
県からの回答
阿蘇地域におきましては、平成26年11月25日に阿蘇中岳火口の活動が活発化したことにより、宿泊予約キャンセルの発生や、一部観光施設で入込客数が前年より2〜3割減少するなど風評被害の影響がありました。
県では、このような事態に大きな危機感を持ち、風評被害防止のための様々な取組みを行っています。
具体的な取組みとしましては、まず、広く正確な情報を知っていただくため、噴火活動活発化の直後から県観光サイト「なごみ紀行」において4か国語で情報発信を行ったほか、国内外の旅行会社への情報発信に取り組みました。
また、平成27年1月15日から、阿蘇地域の各市町村と連携し、「くまもと阿蘇は元気ですキャンペーン」の展開を行い、福岡県内の電車での中吊り広告や、京阪神エリアの鉄道車両でのスポットCM放送、大手情報誌での広告掲載のほか、大手旅行会社とタイアップし、旅行商品「今だから行こう!!生きている阿蘇へ」の販売も開始しています。
その他、関東、関西圏においても、「くまモンファン感謝際2015in TOKYO」やJR大阪駅での「アリスインワンダーランド熊本」等の各種イベントの機会を捉え、阿蘇の観光をPRしました。
さらには、吉本興業株式会社とのタイアップにより、雄大な阿蘇の自然を最大限に生かした短編映画「ASO」を製作し、第7回沖縄映画祭等において上映したほか、海外からの旅行会社・雑誌記者を現地に招き阿蘇の魅力を紹介するなどの取組みも行いました。
〇〇様からのご意見にありましたように、今しか見ることのできない雄大な阿蘇を多くの観光客に見ていただくため、阿蘇地域の各市町村と連携しながら、引き続き、様々な取り組みを進めて行きたいと考えております。
(平成27年4月回答 観光課)