本文
県の海外留学支援制度について
ご意見、ご提案の内容
親の海外赴任に伴う同行赴任をした者でも奨学金を受けることができるよう、制度を見直してほしい。
県からの回答
県では、将来の熊本の発展を支えるグローバルな人材を育成するため、夢を持ち海外へ挑戦する若者を支援する事業を進めております。
まず、「トビタテ!留学JAPANの「地域人材コース」」については、国(文部科学省)の制度を活用し、内向き志向と言われる若者の海外挑戦の後押しを行うものですが、短期間の留学後には地元企業でのインターンシップを行うなど、官民一体となって地域に根差したグローバル人材を育成することを目指して始まった取組みです。そのため、対象者は「国内の大学等に在籍する学生」となっているところです。
また、県では、中・高生の段階からの実践的な英語力強化や、早期における留学等の海外経験の拡大に向けた取組みを進めております。海外の難関大学への進学者に対する給付金制度についても、その一環として設けている制度であり、熊本県で学んだ後に海外にもチャレンジすることができるよう留学(進学)費用のサポートをしているものです。そのため、「熊本県内の高校を卒業する見込みの方又は卒業した満21歳未満の方」等の応募要件を定めております。
このようなことから、今回、〇〇様の御期待に直接添うことはできませんが、県の事業・制度の趣旨を御理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、独立行政法人日本学生支援機構が毎年発行している「海外留学奨学金パンフレット」には、外国政府や民間機関等が実施している各種奨学金に関する情報が掲載されております。〇〇様がお探しの奨学金について、情報収集の糸口になればと思い、参考までにお知らせします。また、進学を希望される大学に独自の奨学金制度がある場合もございますので、併せてご確認いただければと思います。
独立行政法人日本学生支援機構が発行している「海外留学奨学金パンフレット」は、次のアドレスから入手できますので御参照ください。
http://www.jasso.go.jp/study_a/pamphlet_j.html<外部リンク>
〇〇様からいただきました貴重な御意見は、夢を持ち海外へ挑戦する若者をより多く支援できるよう県の取組みの参考にさせていただきます。
(平成27年5月回答 企画課、私学振興課)