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平成27年 4月 2日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006607 更新日:2015年4月2日更新

知事定例記者会見

日時:平成27年4月2日(木曜日)10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

コメント

質疑応答

(幹事社)
おはようございます。最初に発表をお願いします。

説明資料(PDFファイル:649KB)

コメント

新年度を迎えて

コメントする蒲島知事の写真

蒲島知事
 はい。本日はコメントが2つあります。

 まず、新年度のスタートにあたり、県政運営に対する私の決意を述べます。

 私はこれまでの、県政運営の中で従来の「指導、規制型の行政」から、「県民の幸福量の最大化を目指す行政」へのパラダイムシフトに挑戦して参りました。

 その幸福量を規定する要因としては、「経済的な豊かさ」、「県民の誇り」、「安全・安心」、「夢」の4つが大きいと思っています。

 私は新年の挨拶に当たり、今年は華やかな「華」を咲かせる県政にすると決意を表明いたしました。

 1月から、この3ヶ月の間に、すでに成果が着実に現れ、「華」が咲きつつあります。

 具体的には、1月のインドネシアでのトップセールスで、県産ハラール牛肉を提供し、高い評価をいただきました。

 また、熊本と台湾高雄を結ぶ定期チャーター便が、本年10月まで継続することとなり、定期便化の実現に一歩近づいたものと思います。

 さらに、「九州を支える広域防災拠点構想」については、熊本空港が全国5つの広域防災拠点の1つに選ばれました。

 今年度は、蒲島県政2期目の総仕上げの年です。新4カ年戦略に掲げた目標を実現すべく、成果の「見える化」、取組みの「加速化」、「核心を突く」という視点で、さらに取組みを進めて参ります。

 ここで、今年度重点的に進める取組みをいくつか紹介いたします。

 第1に、「活力を創る」取組みです。今月、八代市にフードバレーアグリビジネスセンターを開所します。このセンターを拠点として「くまもと県南フードバレー構想」を強力に推進します。

 また、「稼げる農林水産業の実現」に向けて、県の農地中間管理機構を核に、私が先頭に立ち、地域の担い手への農地集積を加速化させます。さらに、JAが直接、農業経営に参入する営農モデルにも取組みます。

 加えて、2019年の世界女子ハンドボール大会やラグビーのワールドカップ、さらには、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えた準備を進めて参ります。

 第2に、「アジアとつながる」取組みです。熊本と台湾高雄を結ぶ定期便化が実現するよう、さらに積極的に取り組んでいきたいと思います。

 また、インドネシアへの県産ハラール牛肉の輸出を拡大するなど、ハラール先進県を目指した取組みも進めて参ります。

 第3に、「安心を実現する」取組みです。本年9月、日本では初めてとなる「認知症アジア学会」が熊本で開催されます。全国に先駆けた「熊本モデル」の認知症医療体制などを広く国内外に発信して参ります。

 また、本県が「九州を支える広域防災拠点」としての役割を果たすため、防災消防ヘリと県警ヘリの合同拠点整備などに取組みます。さらに、今年度から新たに、土砂災害特別警戒区域からの移転事業にも取り組んで参ります。

 このような取組みにより、安全で安心して暮らせる、災害に強い熊本づくりを進めて参ります。

 第4に、「百年の礎を築く」取組みです。「すべての道は熊本に通じる」という思いで、幹線道路ネットワークの整備を推進します。

 また、全国初となる「地下水と土を育む農業」の条例化に基づく取組みや、水銀フリー社会の実現に向けた取組みも県民総参加で展開いたします。

 さらに、「万田坑・三角西港」「天草の※埼津集落」「阿蘇」が、世界文化遺産に登録されるよう、関係機関とともに取組みを進めて参ります。

 最後に、今年度は、新4カ年戦略に基づく取組みに加え、地方創生の視点も重要です。

 去る3月30日には、県民が一体となって地方創生を推進していくための推進会議を設置しました。

 市町村をはじめ、産業界、教育界、金融機関、労働団体、報道機関などが一丸となり、本年度秋頃を目処に、本県における人口ビジョンと総合戦略を策定いたします。

 地方創生の動きを追い風に、新4カ年戦略の深める「深化」と進める「進化」を図ります。これまでの蒲島県政で種をまき、育ててきたものが、大輪の「華」を咲かせ、さらに、豊かな果実が実るよう全力で取り組んで参ります。

(※埼津集落の「埼」の字は、正しくは右上が「立」)

コメント

大規模な広域防災拠点への熊本空港の選定について

コメントする蒲島知事の写真

蒲島知事
 次に、大規模な広域防災拠点への熊本空港の選定についてコメントします。

 国が平成27年3月30日に策定した「南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画」において、阿蘇くまもと空港が「広域防災拠点」として選定されました。

 この計画の中で、「広域防災拠点」は、救助・救急、消火活動、医療活動、物資の受入れ・集積・分配を総合的かつ広域的に行う拠点とされており、全国では、阿蘇くまもと空港をはじめ5か所が選定されております。

 今回の選定は、まさに、本県が策定した「九州を支える広域防災拠点」が、現実のものとなったものです。

 ここで、改めて、「九州を支える広域防災拠点構想」について、ご説明いたします。

 本県は、「九州の中央に位置」しているため、各県にヘリコプターで、30分前後で行くことができます。活動拠点としては最適なものです。

 また、実質的な災害対応を行う陸上自衛隊の西部方面総監部や第8師団、災害医療派遣の実績が豊富な熊本赤十字病院をはじめ、高度医療機関等が存在していることなど、広域防災拠点としてのポテンシャルや優位性を持っています。

 これらのポテンシャルを十分に活かし、大規模災害時に、本県が広域的な防災拠点として役割を果たしていけるよう、また、それにより九州全体の安全・安心を支えていきたいとの強い思いから、昨年1月に本構想を策定・公表いたしました。

 構想に基づき、県では、阿蘇くまもと空港や県民総合運動公園などに、自衛隊輸送機の駐機場や耐震性貯水槽などを、これまで、県独自で、約13億円をかけて整備を行いました。今後も、引き続き、防災拠点の機能強化に取り組んで参ります。併せて、自衛隊を始め、国や医療機関やライフライン関係機関などと、大規模災害を想定した共同訓練を実施するなど、実績を積み重ねてきました。

 さらに、国に構想を示して、阿蘇くまもと空港を南海トラフ地震が起こった場合の、防災上の拠点空港に位置付けるよう働きかけを行って参りました。

 この度の阿蘇くまもと空港の選定は、国が本県の高いポテンシャルや「九州を支える広域防災拠点構想」に基づく本県の先駆的な取組みを高く評価していただいたものと考えています。

 引き続き県では、構想を推進し、九州全体の安全・安心を高めていきたいと考えています。以上が私の2つのコメントです。

質疑応答

広域防災拠点について・1

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

(幹事社)
 幹事社です。

蒲島知事
 はい。

(幹事社)
 広域防災拠点の件でお尋ねですけれども、これまで知事は何度も東京に出向かれて、トップセールスというか、アピールをしてこられましたけれども、その中で、そのアピールの結果というのが、この結果につながったというふうにお考えでしょうか。

蒲島知事
 はい。

 九州を支える広域防災拠点というのは、これまでの熊本県政の範囲からみると少し大きな範囲ですよね。

 でも、それは同時に熊本県が災害にあった時に全国から助けてくれるような、そういう拠点にもなるという考えで、まずは九州広域防災拠点を熊本に持ってきたいという、そういうふうな思いで国に何度も要望を持って行きましたし、内閣府だけではなくて、国土交通省、防衛省、そういうところにも行って、頻繁に行ったほうじゃないかなと思いますけれども、それが実を結んだというふうに思っています。

(幹事社)
 各社さん、どうぞ。

Q
 すみません、防災拠点の件で関連なんですけれども、構想の中には、南海トラフ地震が実際に起きた場合に、熊本県が政府の現地対策本部を熊本県においてもらうというのが1つ入っていたかと思うんですけれども、今回の選定には、広域防災拠点という記述はあるんですが、そこについての記述はまだないんですが、その辺がどうなっているのか。

蒲島知事
 もともとその現地対策本部というのが先にありましたよね。

 広域防災拠点構想は、それ以前に熊本県は考えていましたので、現地対策本部はどっちかといえば現地に(政府の職員が参集する)対策本部ができるような感じで、もっと大きな〔広域医療の搬送拠点、災害対応を行う航空機の受け入れ拠点、物資の受け入れ・搬送拠点としての役割を担う〕広域防災拠点というのが熊本県の構想しているものだったんです。

 だから、(国の)計画自体が熊本県の取組みに近づいてきたと。新たな取組みがですね。

 ただ現地対策本部については、またこれから政府のほうで決定されるでしょうから、(今回選定された大規模な広域防災拠点に)近いほうがいいということでありますので、我々はその方向も努力しますけれども、むしろ九州全体を支える広域防災拠点の我々の構想に政府のほうが近づいてきたというのが私の考え方です。

Q
 今のお話の仕方でいくと、現地本部というところにはあまり、そこにこだわるよりも、その広域の支援拠点として選ばれたことのほうが知事として意味を見出していらっしゃるというようなことですかね。

蒲島知事
 はい。そうです。

Q
 この決定は、そういう意味で現地対策本部として決まるよりも価値が高いというふうに。

蒲島知事
 価値が高い低いということでは無くて、我々の構想に非常に近い計画であると。もっと大きな考えですよね。

 現地対策本部は、(政府の職員が)現地に行って、そこでの調整というイメージがありますが、最初のほうはそれしかなかったもんですから、我々の構想をこれに乗せたいというふうな要望もしてきました。けれども、むしろ政府のほうで、本当に大事なのはこういう広域(防災)拠点ではないかと考えられたのではないかと、想像しているところなんです。

 ただ、この要望の段階で、要望書とそれからパンフレットを持って行きましたから、それがまさに今述べたような、九州全体を支えるような広域防災拠点で、そういう意味では、そっちのほうに政府の案が近づいたというふうに私は思います。

質疑応答

新年度を迎えて

Q
 すみません。発表項目に関連して、今年が2期目の最終年度ということで、これまでの成果と、今年度の目標についてお話しいただいたところなんですけれども、この防災広域拠点の話もその1つなんでしょうが、これまでの取組みの成果として、この最終年度に実を結ぶことを期待しているもの、もしくは期待できそうなものというのが、何か具体的に想定されているものがあれば。

蒲島知事
 だから、今3月までのことについては述べましたよね。

 1つはハラール牛肉の輸出の関連、それから広域防災拠点、そしてチャーター便もそうですけれども、チャーター便を定期便化していく。

 それと、今度は台湾だけじゃなくて、他のアジアの国とのそういう可能性もこれからやっていきたいし、それからクルーズ船も一挙に10倍になるとか、そういうふうな華がどんどんどんどん咲きはじめたんじゃないかなと思っています。

 だから、私のこの漢字はですね、1月以来「華」を咲かせるぞと皆さんに決意を表明したんですけれども、次から次へと華が咲き始めたような気がします。

 今、取組みについてたくさん言いましたけれども、それを是非、華を咲かせたいという気持ちで今決意表明したところです。

質疑応答

広域防災拠点について・2

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

Q
 くまもと空港は、阿蘇山の噴火というリスクもあると思うんですけれども、これについてどういうふうに考えられてますか。

蒲島知事
 阿蘇と熊本はずっと共存してきましたし、それがあるからといって阿蘇くまもと空港を広域防災拠点にしないということではありません。

 だから、それはそれで、常に注意しつつ、新たな展開として阿蘇くまもと空港を防災拠点にしたいと、その周辺をですね。そしてそれを国のほうも選定してくれたというところです。

Q
 知事、防災拠点の選定について、知事に対しては、どのようなかたちで国から連絡が知事にあったんでしょうか。それとも発表されたのを見て熊本県が選ばれたということで。

蒲島知事
 これは3月30日に発表されていますので、3月30日に発表されたのを見たということです。

Q
 では、国から何か熊本県が、くまもと空港の優位性というのはここに書いてあるとおり、これまでまとめてこられましたけれども、どの部分を評価して、くまもと空港を選定したとか、そういったような何か評価みたいなものは。

蒲島知事
 こういうことで熊本に決めましたという報告はありませんけれども、ただ我々が国土交通省、防衛省、内閣府に何度も何度も足を運んで、皆さんが持っているそのパンフレットを各担当者にも渡して読んでいただいたということが大きいんじゃないかなと思っています。

 それから馬場参議院議員が、国会で質問されている時に、大臣がこれは先駆的な取組みなので敬意を表しますというふうな大臣答弁があったと思いますので、認識はされていると。

質疑応答

県議選について

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

Q
 知事、ちょっと話変わりますけれども、明日から県議選がスタートするんですけれども、今回の県議選にあたって、知事が注目されている点と、あと県政のいろんな政策課題等で今回論戦の対象になりそうなものあるいはなってほしいようなものというのはどういったものがあるかお考えを教えていただきたいんですけれども。

蒲島知事
 たぶん論戦となるのは、各地域によっても異なるかもしれませんけれども、全国的には地方創生、これにどう取り組むかというのが私は論戦だと思います。

 それから、熊本県全体の県政を議会と執行部がどうやってやっていくかという、それも論戦になっていくと思います。

 それから注目点といったらおかしいですけれども、一部の選挙区では大変な激戦区でありますので、その激戦区がどういうふうなかたちになっていくかというのは注視して見ていきたいなと思っています。

Q
 地方創生に関しては特段どの政党も地方創生についてはダメだとか、いかんとかいう話はされていないと思うんですけれども、どういったところが具体的に話になりそうだと思われますか。

蒲島知事
 地方創生の最も重要なところは、地方が独自に自立的に考えると、そういうふうな面がありますよね。

 だから、それぞれの政党がその独自性というか、独創性というかですね、そういうかたちで、この地方創生については論戦が交わされるのではないかなと思っています。

 もちろん県は独自に、今年の秋ぐらいを目処に総合戦略を打ち立てるし、人口(ビジョン)についてもそれぐらいでやります。そういう議会のアイデアがもちろんとても独創的なもので、そして議会の論戦の中でそういうものが活かされたらいいなと思っています。

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