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ぜんそくの医療費に関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006419 更新日:2020年8月1日更新

 ぜんそくの娘が日頃から使用している薬が高額で家計の負担が大きい。私自身もぜんそくなので医療費は2倍である。ぜんそく医療補助などがある県もあると聞いている。ぜひ、検討をお願いしたい。(県内 30代)

県からの回答

 ぜんそくの医療費補助についてのご意見をいただきましたので、まず、子どもの医療費について県が行っている取組みをご説明します。
 県内の全ての市町村においては、子どもの医療費について市町村からの助成が行われています。熊本市では、入院・通院ともに小学3年生までの助成となっております。一部自己負担が必要ですが、県は、この市町村が行う助成に対して、その一部を補助しております。
 また、県では、18歳未満の子どもが厚生労働大臣の定める疾患の治療を行う場合、その医療費を補助する小児慢性特定疾患治療研究事業を行っています。気管支ぜんそくの治療もこの事業の対象となっていますが、医療費の補助を受けるためには、「3か月間に3回以上の大発作がある場合」など疾患の状態に4つの要件がありますので、受診されている病院の医師にご相談いただければと思います。なお、手続きなどの詳しいことは、申請窓口であるお近くの保健所(熊本市の場合は区役所)にお問い合わせいただければと思います。
 今回、「他県ではぜんそく医療費補助等あるところもある」とのご意見もいただきました。東京都は、18歳以上のぜんそくを含む慢性気管支炎等の方を対象にした医療費助成制度を独自に設けています。この制度は、東京都がディーゼル車排出ガスをはじめとする自動車等の移動発生源による大気汚染が深刻な状態であったことを背景に、首都高速道路株式会社及び自動車メーカー等の拠出を得て行っているものです。
 本県においては、東京都のような特殊な事情がないことから、県独自の助成制度を創設するまでには至っておりません。ご家族の身体的・経済的なご負担は大変なものと思いますが、御理解をいただければと思います。
(平成25年3月回答)子ども未来課・健康づくり推進課