本文
白川河川改修に関するご意見
河川改修の対象の土地に住んでいるのは、自分の責任で土地を購入した人。なぜ国や県が税金で買い上げるのか?このような場所はいくらでもあるのだから、買い上げなどとんでもない。(県内 60代)
県からの回答
平成24年7月の九州北部豪雨により、県内では熊本市域の白川をはじめとした白川水系において甚大な被害が発生しました。この状況を踏まえ、今回と同程度の洪水が起きても、家屋に被害が及ばないことを目標に改修計画を策定し、地域の方々のご理解をいただきながら、スピード感を持って事業を進めているところです。
この改修計画の中で、例えば龍田陳内4丁目については、鋭角に曲がっている河川の線形を是正し、洪水の流れをスムーズにします。また、龍田1丁目については、川幅を広げることにより、必要な流下能力を確保することとしています。そして、このような改修事業を行うためには、事業に必要な土地を取得しなければならず、今回、住民の皆様にご協力をお願いしているものです。
県は河川管理者として、河川を適切に整備し、管理する責務があります。また、県知事には、県民の皆様の生命、安全安心を守る責務があります。この責務を負うにあたり、今後の白川水系の浸水被害を大幅に軽減するための最善策として、今回策定の改修計画に着手しているものであります。どうかご理解をいただきますようお願いいたします。
(平成25年1月回答)河川課