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子どもと高齢者の交流に関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006413 更新日:2020年8月1日更新

 老人ホームや病院、保育園や学校などが交流して童謡や子守歌などを高齢者が子どもに教えてはどうでしょうか?高齢者や子どもへの接し方など、将来役に立つことも多いと思います。子どもは将来の宝であり、大切に育てるべきです。マスコミでさまざまな事件やトラブルが報道されていますが、幼少の頃からの高齢者や近所の人とのスキンシップが少なくなり、また大人の心の余裕がなくなっているのが原因だと思います。(県内 50代)

県からの回答

 子どもは地域の宝であり、郷土の自然、文化、歴史を継承し、次代の熊本、国、世界を担う、私たちの未来そのものであると思います。
 しかし、近年は少子化が進み、また、地域のつながりが薄くなる中で子育て家庭が孤立化するなど、子どもや子育てを取り巻く環境が変化しております。私たち大人は、子どもたちが健やかに育ち、笑顔あふれる毎日を送れるよう取り組んでいく責務があり、社会全体として子どもの育ちを支えていく必要があります。
 県としましては、熊本県次世代育成支援行動計画(後期計画:平成22~26年度)を策定し、この計画を基に、安心して子どもを産み育てることができ、すべての子どもが健やかに育ち、自立するこころを育める地域社会を目指して、さまざまな取組みを行っているところです。
 具体的には、子どもやご高齢の方など誰もが集い、交流できる場として「地域の縁がわ」の整備を推進しています。県のホームページにおいても、「地域の縁がわづくり」に取り組んでいる場所を紹介しています。
 また、小学校では、地域の方々の協力を得て、放課後に学習や体験活動を行う「放課後子ども教室」の取組みも行っております。県では、「放課後子ども教室」の取組みが充実するよう、ボランティアの方の研修会等の実施や様々なプログラムを提供するなどの支援を行っています。
 さらに、最近では、保護者や地域の方々などによる「学校応援団」の取組みも進んでおり、例えば、小中学生と地域のご高齢の方が、昔のあそびや郷土料理の作り方を教えてもらうなどの活動を通して、ふれあう機会も増えています。
 県としましても、このような取組みが地域においてさらに進められるよう支援して参ります。
(平成24年11月回答)子ども未来課・福祉のまちづくり室・社会教育課