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休耕田の活用に関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006410 更新日:2020年8月1日更新

 後継者不在などにより、休耕田がたくさんあるので、行政や農協などで協力して、菜の花やヒマワリを栽培し、油を作ってはどうでしょうか?(県内 50代)

県からの回答

 県では、悠久の宝である農地や美しい農村景観を守り、次の世代に引き継いでいくため、平成22年度から、遊休農地への菜の花等の景観作物の作付け等を支援する「イエロープロジェクト」を推進しています。
 このプロジェクトでは、農家組合等が菜の花等を植える際の助成や、景観づくりと併せてナタネなどを加工利用するための搾油機等の購入費の補助を行っています。
 例えば、八代市では、住民グループの皆さんが、新幹線新八代駅周辺や県道沿線等の農地において、菜の花やレンゲによる美しい景観づくりに取り組まれており、そこで収穫したナタネを絞って油を作り、販売することにも取り組んでおられます。
 また、山鹿市でも、地元の協議会組織の皆さんが、県内外から訪れる温泉客を、美しい農村景観でおもてなししようと、菜の花やレンゲの作付けを行っておられます。
 こういった「イエロープロジェクト」の支援事業だけでも、その面積は平成22年度は156ヘクタール、平成23年度は120ヘクタールにのぼるなど、遊休農地への菜の花等の作付けによる景観づくり運動が県内各地に広がっているところです。
 県としましては、引き続き、これらの取組みを積極的に支援して参ります。
(平成24年10月回答)農地・農業振興課