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県立高校の通学区域等に関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006377 更新日:2020年8月1日更新

 同じ県の中学生であるにも関わらず、入試の際、学区があるのはおかしいのではないでしょうか?
 
以前の地域区分からすると3つになり、学区外の枠も広がっていますが、まだ不平等です。区分を変更しても、混乱は起きていないようなので、早く全県1区としてほしいと思います。
 
また、少子化が進んでいるということで、熊本高校、第二高校など、クラスを減らす案が出ているようですが、倍率の高い所を減らすのではなく、定員割れしているところのクラス数を減らすのが妥当ではないでしょうか?
 
人気がない所は、高校側の工夫が足りないか、地域の少子化が進んでいる状態だと思われるので、今後、人数が増える見込みはないと思います。倍率の高い所の定員を減らすと、さらに倍率を高める結果となると思います。
 
学区制の撤廃、定員割れしている高校のクラス数減を検討してください。 (県内 40代)

県からの回答

 まず、県立高校の通学区域につきましては、受検機会を居住地にかかわらず県民間で公平に確保するという観点から、理想的には全県一区が望ましいと考えています。
 ただ、通学区域の拡大が、熊本市内の高校への集中を助長しないよう、各地域の高校の活性化を図っていく必要があります。
 そこで、各地域の高校の一層の特色づくりなどの条件整備を行いながら、通学区域を段階的に拡大していくこととし、平成22年度入学者選抜から、従来の8学区を3学区に拡大するとともに、学区外枠を6.5%から13%に拡大したところです。
 なお、平成24年度入学者選抜から、各県立高校のコース(英語コース等)を除く普通科については、前期選抜を廃止し、後期選抜のみを実施することとしております。
 この新たな入試制度の実施に伴う影響や中学校卒業者数の動向等を見極めながら、学区外枠20%への拡大について更に検討していきたいと考えています。
 次に、県立高校の募集定員につきまして回答します。各高校においては、地域と連携しながら特色ある教育活動に取り組んでいますが、中学校卒業者数の減少により、高校によっては定員割れが生じています。こうした状況を踏まえて、学科改編等を含む学級源を行うとともに、「県立高等学校再編整備等基本計画」に基づき、各地域の高校の再編・統合を進めているところです。また、大規模校においては、校内における人間関係が希薄になったり、全体で一斉に動く行事等に支障をきたしたりするなどの課題があり、1学年10学級の学校については、漸次9学級まで削減していくこととしています。
 今後も引き続き、定員割れの状況や中学校卒業者数の動向、地域のニーズなどを考慮して学級減等を行いますので、御理解をいただきたいと思います。
(平成23年7月回答)高校教育課