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省エネに関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006372 更新日:2020年8月1日更新

 あと3ヶ月もすればまた暑い暑い夏になります。毎年、違和感を覚えるのが、オフィス等で冷房の冷え対策として長袖ブラウスにカーディガンを重ね着する人がたくさんいることや、スーツにネクタイを着込んで大汗をかいている人の姿です。
 
冷房をがんがん効かせて室内と屋外の気温差を大きくして、皆がちぐはぐな物を着るのはこの機会に止めたらと思います。少し冷房を切って、全員半袖を着て、裸足にビーチサンダルを履くといったようなドレスコードを県知事さんに作ってもらい、県民全員で守るようにしたら、皆さんネクタイもはずしやすいのではないでしょうか。
 
定着した服装を覆すのは大変なことですが、このような時期だから、一番大切にすべきことを皆で優先させることができるのではないかと思います。(県内 40代)

県からの回答

 本県では、わが国の公害の原点とされる水俣病の教訓を踏まえ、環境の悪化を未然に防ぐために、環境にやさしい生活や経済活動が当たり前のこととしてなされる社会「環境立県くまもと」を目指しています。
 その一環として、県庁におきましては、平成10年から、環境にやさしい率先行動の一つとして冷房温度を28度に設定するとともに、夏場の期間(今年度は5月9日から10月31日まで)、知事以下すべての職員が「サマーエコスタイル」として半袖・ノーネクタイでの勤務を実践し、県が参加する各種会合や催し物の場においてもこれらのことを呼びかけています。
 加えて、平成20年度から実施している「熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動」において、「地球にやさしい冷暖房温度(冷房温度28度、暖房温度20度)の設定」を始め、「テレビを見る時間を減らす」「省エネ家電、製品の購入」などを統一行動として呼びかけているところです。こうした結果、昨年度実施した県民アンケート調査では、約4割の方が「地球にやさしい冷暖房温度にいつも設定している」という結果が出ています。
 また、最近では多種多様な「クールビズ」衣料が販売されており、夏場の軽装が広まっていると考えています。
 折しも、3月11日に発生した東日本大震災によってライフラインが大きな被害を受け、また、関東地方で計画停電が実施されるなど、エネルギーの大切さを改めて実感させられました。私たち一人ひとりが、省エネルギーのため、具体的に取り組んでいくことがより求められていると考えています。
 ご意見にありますように、冷房の力を借りるのを最小限にとどめ工夫と努力で夏を乗り切るような環境にやさしいライフスタイルの輪を更に大きく広げることに今後とも努めてまいります。
(H23年5月回答)環境立県推進課