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熊本の森林・水に関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006362 更新日:2020年8月1日更新

 今、中国などが投機目的や飲料水目的に日本の森林を買いあさろうとしているらしいのです。熊本の自然を守るためにも、外国に対してチェックか禁止的な条例は作れないのでしょうか。北海道では条例化が進んでいるそうです。
(県内 20代)

県からの回答

 外国資本による日本の森林売買についての懸念をご指摘いただいたものと思いますが、熊本県では、平成21年5月以降、市町村や森林組合等を通じて関係情報の収集に努めておりますが、現在まで、外国資本による森林買収を疑わせるような事例は確認しておりません。
 しかしながら、森林の取引実態の把握については、これまでの取り組みで足りているということではなく、今後とも監視を継続・強化していくことが大切だと思っています。
 熊本県としましては、平成21年7月に関係省庁へ提出した「国の施策等に関する提案」の中で「外国企業等の水源地の買収に対して、その実態把握と水源地保全のための法制度の整備等」について既に要望しておりますが、引き続き国の関係施策や北海道をはじめとした地方自治体における「外国資本による森林買収に対する規制の動き」に注視していきたいと思います。
 今回いただきましたご意見につきましては、本県施策の参考にしたいと考えていますので、今後とも県政へのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
(平成23年1月回答)森林整備課