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パークドーム熊本に関するご意見
パークドーム熊本のグランドの利用実態はテニス中心で、グランド自体が他の競技では非常に使用しにくいものになっています。
テニスだけが12面のコートすべてに白線が入っていて、利用者はネットを立てればすぐに使用できるようになっています。しかし、他の競技はラインを重い白砂で引かなくてはならず、終了後はその白砂を掃き集めて回収し、テニスが利用しやすいようにバックネット等もテニスに合わせた現状復帰をしなくてはなりません。
利用実績の多い競技に合わせるという理由は理解できますが、そもそもテニスだけが利用しやすい構造になっているために利用実績が高くなるのは当然で、そのこと自体が大きな問題だと思います。
少年用サッカーコート2面のラインやフットサル6面のラインをはじめソフトボール、ゲートボール等の他競技のラインも入れていただけるようお願いします。
(県内、50代)
県からの回答
ご指摘いただきましたように、現在、パークドーム内にはテニスコートのラインは引いてありますが、その他の競技のラインが引いてないため、フットサル等でご利用いただく際には線引きや後片付けなどご不便をおかけしている面があります。
また、ラインを引くための石灰が施設内のほこりの発生の一因ともなっており、コート面に水をまくなどの対応を行ってきたところです。
ご承知のとおり「パークドーム熊本」は1997年世界男子ハンドボール選手権の主会場として平成9年3月に完成したものです。建設後すでに12年以上を経過しコート面も老朽化していることから、県といたしましてはこれまで改修を検討してきたところです。厳しい財政状況の中、なかなか実現できませんでしたが、このたびの国の経済危機対策を活用して、人工芝を全面張り替えることといたしました。
そこで、この機会を活用して、利用者の皆様からの要望にお応えするため、今回のご提案にもございましたように、テニスに加え他の競技のコートラインを引くことを検討しているところです。
具体的には、サッカーコート1面、少年用サッカーコート2面、フットサルコート4面、テニスコート12面等のラインを引くことを計画しており、施設の魅力をさらに高めるよう取り組んで参りたいと考えております。
なお、運動公園内の他の施設の整備との兼ね合いもあり、具体的な整備の時期は来年の秋頃からになりますので、申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちいただく事になります。
(平成21年11月回答)体育保健課