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【10月14日】知事臨時記者会見(新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベル引き上げ)
【10月14日】知事臨時記者会見(新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベル引き上げ)
知事コメント全文
リスクレベルの引上げについて
本県では、先週10月6日から10月12日までの1週間で、計75名の新規感染者が確認されており、前週の55名から約1.5倍増加しています。
先週の感染状況としては、熊本市の歓楽街において、新たなクラスターが発生しました。また、酒類の提供を伴う飲食店での感染も確認されるなど、感染は拡大傾向となっています。
この状況を踏まえ、昨日、県・市合同専門家会議の原田座長にリスクレベルや今後の対応について、協議を行いました。
座長からは、『大規模クラスター以降、見えない感染連鎖により感染が急増していると考えられ、県市連携のもと、クラスターの抑え込みを徹底していく必要がある』こと。
また、『クラスターに発展する前段階での感染の捕捉に努めるとともに、感染発生後は、徹底した積極的疫学調査により見えない感染連鎖を分断すること。それにより、クラスターの発生を予防し、感染者の爆発的増大の回避・抑制を図ることが重要』との御意見をいただきました。
これを踏まえ、本県のリスクレベルを、「レベル4 特別警報」に引き上げることとします。
引き続き、熊本市と連携し、クラスター封じ込めのための対策を実施して参ります。クラスターが発生した店舗を利用された方や、店舗関係者と接触された方は、保健所に御相談いただきますようお願いいたします。
県民の皆様へのお願い
今回のリスクレベルの引上げに伴い、県民の皆様へ2点お願いいたします。
1点目は、以前から県民の皆様に要請しておりますが、チェックリストやステッカー表示などの感染拡大防止対策のできていない「特定の飲食店」の利用自粛をお願いいたします。
2点目は、熊本市中心部の歓楽街において、感染拡大につながる行動を控えていただくようお願いいたします。
夜遅くまでの飲酒を避けてください。声が大きくなったり、記憶が曖昧になることで、感染拡大の要因につながります。
県民の皆様におかれましては、今が感染拡大を防止する重要な時期にあることを御認識いただき、自らと周りの人を守り、ひいては社会を守るための行動をお願いいたします。