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瀬戸石ダム水利権更新許可見直しの要望

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006254 更新日:2020年8月1日更新

知事は、瀬戸石ダムの水利権更新について許可を与えたが、地域の住民と豊かな自然を守るために撤去してもらいたい。

県からの回答

「瀬戸石ダムの水利権更新」につきましては、平成26年1月17日付けで、許可権者である国土交通省から、知事の意見を求める照会があり、2月12日に次のとおり、4点の付帯意見を付けて支障なしと回答しました。

回答内容

 水利使用の更新を許可されることについては、支障ありません。

 なお、当該水利使用につきましては、以下の4点の附帯意見について、できる限りの対応を講じていただきたい。

  1. 地域の生活環境、自然環境などの保全について十分な対策を行うとともに、対策後も環境調査などの措置を講じ、必要が あれば追加の対策を講じていただきたい。
  2. 球磨川における水産振興に十分な対策を講じていただくとともに、流域の農業振興についても配慮をしていただきたい。
  3. 瀬戸石ダムは、ダム定期検査で、ダム湖の堆砂について「重要な問題があり、早急な対応が必要」との判定を受けています。このため、今後、河川の治水面での安全性を損なわないように、環境に十分配慮し、迅速かつ的確な対応を行っていただきたい。
  4. 今後、地域からの要望・意見に対しては、真摯に耳を傾け、十分な配慮・対応をしていただきたい。

 なお、本件に関して県に寄せられた様々なご要望やご意見については、私自身が直接目を通して確認しております。そのうえで、生活環境や自然環境、漁業などにダムが与える影響は否定できないことから、4点の附帯意見を付けて私の意見として回答しました。

 ダムの設置者である電源開発(株)においては、この附帯意見を真摯に受け止め、できる限り迅速かつ的確な対策を講じていただけるものと考えております。

 また、国土交通省においては、許可権者としてこれらの附帯意見が確実に実施されるよう、必要な指導監督を行ってもらえるものと考えております。

(平成26年4月回答 河川課)