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平成26年12月25日 知事年末記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006175 更新日:2014年12月25日更新

知事年末記者会見

日時:平成26年12月25日(木曜日) 9時30分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録

知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

発表項目

 平成26年県政10大ニュースについて

質疑応答

(幹事社)
 よろしいですか。会見を始めさせていただきます。まず、知事の発表の方からお願いいたします。

 説明用資料(PDFファイル:50KB)

発表項目

平成26年県政10大ニュースについて

報道資料:平成26年県政10大ニュースについて(PDFファイル:130KB)

コメントする蒲島知事の写真

蒲島知事
 はい。年末記者会見にあたり、恒例の「平成26年県政10大ニュース」を発表します。

 「新4カ年戦略」の折り返し地点にあたる今年は、『取組みの加速化』、『成果の見える化』、『核心を突く取組み』という3つの視点に立って取り組んできました。

 その結果、「幸せを実感できるくまもと」の実現に向け、戦略に沿った様々な取組みが着実に進んだ年であったと思います。

 なお、今年の県政10大ニュースについては、報道資料に記載したような観点から選んでいます。

 それではお配りした報道資料をご覧ください。

 最初は、「県内初の鳥インフルエンザ発生−迅速な初動対応により72時間以内で封じ込め」です。

 4月13日、県内初となる高病原性鳥インフルエンザが発生しました。直ちに迅速な「初動対応」、ウィルスの「封じ込め」、「監視体制」の強化、風評被害防止のための「広報」の4原則を掲げ、国、市町村、関係団体の総力を結集して対策を実施しました。

 結果、目安とされる72時間以内で防疫処置が完了し、最短の5月8日に清浄化し、熊本の「食」の安全を守り抜くことができました。

 次に、「水俣病被害者救済特別措置法〔※特措法〕に基づく救済判定が完了」です。8月、「特措法」による判定が完了し、その結果を公表しました。

 この法律は、私自らも多くの被害者の方々の早期救済を求める切実な思いに応えるため、超党派の国会議員に働きかけを行いました。

 特措法の判定は完了しましたが、相談窓口での対応や胎児性、小児性患者及びご家族の方々への支援、差別偏見の解消と地域の振興など、今後も水俣病問題について真摯に向かい合い、被害者の方々に寄り添い続けて参ります。

 次に、「『天草の崎津集落』の世界文化遺産推薦の決定」です。9月、昨年の万田坑と三角西港に引き続き、天草の「崎津集落」が世界文化遺産の推薦候補に決まりました。

 2年連続で本県の文化遺産が推薦されたことは、世界に誇りうる文化遺産が県内に多数あることの証しです。熊本の誇りであり宝である県内の文化遺産の磨き上げと継承につながるものと考えています。

 次に「農地集積が進展し、メガ農業法人が相次いで設立」です。平成25年度の農地集積面積が、単年度目標の2,100haを達成しました。これは、蒲島県政最大の農地集積となります。

 このような農地集積の進展により、「農事組合法人野口」や「熊本すぎかみ農場」など面積100haを超えるメガ法人が設立されました。今後も農地集積の加速化によって生産性の飛躍的向上を図り、稼げる農業の実現に向けて取り組んで参ります。

 次に、「新規航空路線が就航」です。10月に、熊本と台湾高雄間を結ぶ定期チャーター便が週3便就航しました。台湾では、8月に開催した台湾最大のコンビニチェーンである台湾セブンイレブンでの「熊本フェア」も盛況に終わり、熊本の認知度も高まっています。

 前にあるもの〔※会場前方に掲示した小銭入れ〕を紹介します。台湾には1万店のコンビニがありますが、その半分の5,000店がセブンイレブンです。その5,000店全てで、「熊本フェア」をやっていただきました。その時の景品が、この小銭入れです。12種類あります。

 そして、熊本の棚、あるいはくまモンの棚から商品を買った人はこれ〔※小銭入れ〕をその度もらうわけですが、毎週違った小銭入れが配布されます。

 600万個〔※650万個に訂正します〕の小銭入れを作ったそうですが、台湾の人口が約1,200万人〔※2,400万人に訂正します〕ですから、大体人口の半分〔※4人に1人に訂正します〕の数を作ってくださったということです。

 これを見ると分かりますが、くまモンだけではなくて、熊本の観光宣伝にもなっています。そういう形で、熊本の認知度も高まったというように思っています。

 また、同じ10月に熊本初のLCCであるジェットスタージャパンによって、成田、関西、中部の主要国際空港を結ぶ路線も就航しました。

 これを機会に“アジアとつながる”取組みが更に加速化するものと期待しています。

 次に、「全国初の『地下水と土を育む農業』の推進」です。11月、今年度に全国初の条例化を目指している「地下水と土を育む農業」を県民運動として推進していくための県民会議を立ち上げました。

 熊本の宝である地下水と良好な土を50年先、100年先の未来につないでいくために、農業者、消費者、団体、企業、行政が一体となって取り組んでいきたいと思っています。

 次に、「九州を支える広域防災拠点構想を策定・推進」です。九州で広域的かつ甚大な災害が発生した場合に備えて、1月に「九州を支える広域防災拠点構想」を策定しました。

 この構想に基づき、国への現地対策本部の誘致活動や阿蘇くまもと空港の隣接地に災害対応の駐機場整備などを進めています。また、8月には、政府や関係隣県などとともに、広域医療搬送訓練を実施しました。今後とも、本構想に基づき、九州全体の安全・安心の実現を目指したいと思います。それがひいては、熊本の安全・安心につながるものであります。

 次に「“すべての道はくまもとに通じる”構想」です。まず、3月に熊本と宮崎とをつなぐ「九州中央自動車道」において、嘉島~小池高山間が開通しました。これは本県側の区間で初めての供用です。

 その他、大分とつなぐ「中九州横断道路」や佐賀とつなぐ「有明海沿岸道路」など幹線道路のネットワーク整備に向けた取り組みが進みました。今後も、“すべての道はくまもとに通じる”ための取組みを着実に進めて参ります。

 次に、「水銀フリー熊本宣言の実現に向けた取組みの推進」です。昨年、「水銀に関する水俣条約外交会議」で表明した「水銀フリー熊本宣言」に基づき、今年は、水銀フリー社会の実現に向けた先導的な取組みを推進しました。

 水銀の使用削減と、水銀廃棄物の適正処理に関する具体的な検討や国への提案、水銀の研究を行う留学生の支援、県庁新館などへのLED照明導入、水俣条約1周年フォーラムの開催など様々な取組みを行いました。

 次に、「フッ化物洗口によって健康寿命の延伸を目指す」です。

 むし歯予防に効果があるフッ化物洗口について、今年度中に、熊本市を除く県内の小中学校の7割で実施されることとなりました。学校数でみますと、昨年度の5倍以上に増えることとなります。

 毎日の食生活を支える丈夫な歯を一生にわたって持つことは、健康寿命の延伸にもつながります。

 今後も、生涯を通じた歯及び口腔の健康づくりを進め、健康寿命を延ばしていきたいと思います。

 以上が今年の10大ニュースですが、プラス1項目として「くまモンの大活躍」も挙げたいと思います。

 まず、くまモン商品の海外販売を県内事業者の商品に限り、6月から解禁しました。また、台湾、香港、フランス、ドイツ、イギリスでプロモーションを展開したほか、アメリカのハリウッドで、WOMMYアワードを受賞しました。国内では、2010年7月のくまモン隊結成以来、ついに全部の都道府県を訪問しました。また、くまモンスクエアの来館者も50万人を突破しました。

 このように、今年もくまモンが大活躍した年であったと思います。

 以上が、今年の10大ニュースです。

質疑応答

平成26年県政10大ニュースについて

 はい。ありがとうございました。

 10大ニュースでの幹事社からお尋ねですけれども、10項目、特に順序とか序列とかないと思いますけれども、1年間を振り返られて知事の中で特に印象深かったことですとか、県政の推進にあたって特に成果が大きかったこと、抽出するとすればどれになりますでしょうか。

蒲島知事
 10大ニュースの中で、(特に印象深かったものを)1つだけ取り上げるとするならば、やはり、今年の4月13日に発生した鳥インフルエンザだと思います。

 想定以上の規模で、それも2カ所に分かれて対応しなくてはいけなかった。そういう中で、よく職員の人達が初動で頑張ってくれました。私は常に皿を割ることを恐れず、皿を割ろうと言っていますので、空振りのリスクを恐れずに、夜のうちに動員体制を取りました。その後、様々な方々から支援をいただきました。特に自衛隊、国土交通省、それから農林水産省、それから市町村、農協、農業団体。そういう意味では、総力を挙げて封じ込めに成功したことは熊本の誇りでもあります。

 私は、転んでもただでは起きないという性格ですので、封じ込めに成功したことを熊本の食の安全という形でPRすることができたのではないかと思っています。

 あとは、(事柄の発生)日付順に並べてあると思いますが、とりわけ、私の印象に残ったものを1つだけ選ぶとすれば、この鳥インフルエンザに関してです。

(幹事社)
 各社から他にございますでしょうか。


 すみません。

蒲島知事
 はい。

質疑応答

鳥インフルエンザについて

記者からの質問に答える蒲島知事の写真


 鳥インフルについて、改めて関係隣国とか、アジアでも、鳥インフルとか口蹄疫とか発生していますし、年末年始を控えて海外渡航とか多いと思うんですが、その辺の改めて注意喚起のひと言をお願いします。

蒲島知事
 はい。これ〔※鳥インフルエンザ〕は、いつでも起こりうるような病気だと思います。とりわけ、最近、野鳥が鳥インフルエンザにかかっているというレポートがたくさん出ています。

 そして、宮崎でもつい最近発生しました。そういうことで、常にいつ起きてもいい形で(準備をしておく必要があります)。まずは、発生しないのが一番です。だから、各農家において、消毒とネットなどの点検を厳密に行っていただきたいということ。(そして、)県庁もそれに対して常に監視体制を取ることです。

 もし起こったら、先程言ったように迅速な初動で封じ込めて、監視体制を敷いて行うということが一番大事だと思っています。

 だから、王道はありませんので、とにかく発生させないような第1段階での注意をすること。発生したら迅速に殺処分と埋却処分、消毒を行うことだと思います。

 常に今は、そういう覚悟といいますか、そういう体制で県庁は臨んでおります。

質疑応答

水俣病問題について


 知事すみません、水俣病で1点、お尋ねします。

 鹿児島県が先日、6年振りに患者認定をしましたけれども、その受け止めと、環境省が新通知を出して以降、初の認定ケース、認定例になったと思うんですけれども、今後の認定行政に与える影響があるのかないのか、知事のお考えをお願いします。

蒲島知事
 鹿児島県で認定がされておりますが、鹿児島県では自分達のお考えのもとでされたことであると思っています。

 熊本県は、もう既に申し上げましたように、2つのことを待っています。

 1つは臨水審〔※「臨時水俣病認定審査会」。以下同じ。〕での認定作業です。

 それからもう1つは、熊本県の認定が覆された(公害健康被害補償)不服審査会。こちらはまだ開かれておりませんので、この不服審査会での状況(を確認をすること)。

 毎回言っていますが、すでに通知は出されておりますので、その通知に沿ってきちんと臨水審で審査できるか、あるいは不服審査会での状況の2つを見極めた上で、熊本は再開したいと思っています。今のところ、臨水審は開かれておりますが、不服審査会が開かれておりません。

 それからもう1つ大事なことは、早くやるということよりは正しくやるのが大事だと思います。

 今、熊本県での3原則は、1つは最高裁の判決に正しく沿うと。それが沿っているかどうかということが1つ。 それからもう1つ大事なことは、公健法〔※「公害健康被害の補償等に関する法律」。以下同じ。〕の世界は閉じてはいけないということ。これは今すぐではありませんが、長期的にはそれが大事だということと、(もう1つが)補償体系の検証をしてほしいと。

 今年、環境省からこの3つについては正式に応じるということで、そういう意味で、今、臨水審が行われているのも、我々のリクエストから出てきたものです。

 そういう意味で、私どもは、まずは臨水審で行われたものが、通知と最高裁に沿ったものであるかどうか、それが1つです。

 それから不服審査会もやはりその観点からこれから注視していきたいと思っています。

 だから、その2つが行われない限り、我々の(認定審査会の)再開はありません。

 ただ、皆さんの早く(認定審査会を)やってほしいという気持ちがとても強いですので、何もしないわけではなくて、その事前に必要な様々な作業、例えば疫学調査、そして検診、こういうものは早くからやっておくということで、備えています。


 重ねてですけれども、熊本県として今後の参考にするために、鹿児島県から今回の認定について、どういうふうな状況で認定をされたのかというのはお尋ねにはなってはいないんでしょうか。

蒲島知事
 事務局同士では、緊密に情報交換はしていると思っています。ただ、それが我々の(認定審査会の)再開の条件のもとになるかというとそうではありません。

 我々は、特に不服審査会の場合は、熊本県の判断が覆されたということでもありますので、そこでの状況、判断、判定といいますか、それを見極める必要があると思っています。

質疑応答

衆議院選挙について

記者からの質問に答える蒲島知事の写真


 衆議院選挙が終わりましたが、結果をどのように受け止めていらっしゃいますか。

蒲島知事
 1つは投票率が低かったということ、それから熊本県でいうと無効票(率)が大きかったこと。これは選択肢が十分でなかったかなという思いを持った有権者がおられたからではなかったかと私は思います。特に、熊本県の場合は、民主党がどの選挙区にも候補者がいなかったということもあったのではないかと思います。

 これまでは私どもの投票行動の研究者の間では、3つの要因が選挙結果に大きな影響を与えると言っていました。1つは、政党の要因、どこの政党に属しているか。もう1つは争点が何か。それから3番目は候補者の要因です。素晴らしい候補者であるかどうか。

 そこで、最近出てきた議論の1つが、選択の可能性が少ない時、与えられた状況の中でしか選択ができません。だから、熊本でいうと、共産党と自民党という選択肢、あるいはそれに社民党が入るか、あるいは維新が入るかという形で。民主党がどこも出さなかったという意味では、その選択の幅が狭かったということもあるかもしれません。それが、投票率に影響を与えたのではないかと思っています。

質疑応答

阿蘇山の火山活動活発化による風評被害について


 10大ニュースには入っていないんですが、ちょうど1か月前の阿蘇山の噴火がありました。

 風評被害もろもろ、キャンセルが今のところまとめでいうと3,200人ほどで、現在は落ち着いているという県からの説明ですけれども、これについての受け止めも、あわせてお聞かせ願いますか。

蒲島知事
 阿蘇の噴火で、人的な被害はありませんが、3,000人超という多くのキャンセルがあったということにとても憂慮しています。

 これは実際、来ていただくと、火口に近づかない限り、阿蘇というのは巨大なエリアですので、その猛々しい阿蘇を見る機会でもあると思えば、また1つの観光資源なのかもしれません。

 ただ、阿蘇のことを知らないで、ただニュースだけ見ると、危ないなと皆さん思われてしまうと思いますので、これからは正確な状況を伝えること、それから阿蘇は大丈夫であるという「阿蘇は元気です」というキャンペーンを張らないといけないかと思っています。

 そして、何よりも旅行者の方々に、旅行業者の方々に、是非、阿蘇を選んでください、決して危険ではありませんと(訴えること)。そのような努力が必要ではないかと思っています。

 ただ、最初は1,000人ぐらいと聞いていましたので、3,000人超という人のキャンセルにとても驚いた次第です。早速、更に観光キャンペーンを張っていきたいと思っています。

 (メディアの)皆さんも、阿蘇山の火口の猛々しいところだけではなくて、遠くから見た阿蘇も映していただくと、本当に限られた場所だけが噴火しているんだというのが分かると思います。

 阿蘇は大変多様です。そして、見るところはたくさんありますし、カルデラは巨大です。そういう観点から今の「阿蘇は元気です」というキャンペーンが必要なのかもしれません。元気さを遠くから見るということも1つのセールスポイントかもしれません。

 その様な形でこれから、この問題には対応していきたいと思います。とにかく、風評被害を正すことが大事だと思います。

質疑応答

荒尾市長選挙について

記者からの質問に答える蒲島知事の写真


 知事、1つよろしいですか。

蒲島知事
 はい。


 先日の日曜日に荒尾市長選で、山下さんが勝たれました。

蒲島知事
 はい。


 かつての部下でいらっしゃいます。この結果をどう見られたのか、どういうご感想をお持ちなのか、そこを教えてください。

蒲島知事
 荒尾市長選挙の結果について、あまりにも私は両人とも知っていますので、コメントはできませんが、ただ、これは有権者の判断ですから、有権者の判断に沿って、また自分の有権者に示されたマニフェストに沿って市政を行われるのではないでしょうか。

(幹事社)
 他にいらっしゃいませんか。よろしければ、今日は終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。

蒲島知事
 それでは、皆さん、よいお年をお迎えください。

(以上)

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