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【7月26日】臨時記者会見(新たな新型コロナウイルス感染者(県内62及び64~70例目)の発生について)
【7月26日】臨時記者会見動画
- 報道資料(新たな新型コロナウイルス感染者の発生について(本県62例目))(PDFファイル:292KB)
- 報道資料(新たな新型コロナウイルス感染者の発生について(64例から70例))(PDFファイル:294KB)
- 報道資料(県内60例目(有明保健所管内企業)関係等検査対象一覧)(PDFファイル:513KB)
知事コメント全文
二つのお知らせをします。
一つ目です。本日、新型コロナウイルス感染症について、県内で60例目となる感染者についてお知らせしました。
現在、この方の職場の同僚等の検査を進めていますが、症状のあった同居家族2名、会社関係者8名の検査結果は、会社関係者7名が陽性でした。
これは、厚生労働省の定めるクラスターの定義である、同一場所で5名以上の発生に該当することから、本日、厚生労働省クラスター対策班の出動の要請を行いました。
今後、さらに80名程度の検査を行うこととしており、対応は、クラスター班とも協議する予定です。
また、検査結果や、その対応については、別途お知らせします。
二つ目です。本日、山鹿保健所管内において、新たな感染者が確認されました。
この方は、20歳代の男性で、山鹿保健所管内にお住いの介護職の方です。現在のところ、県外等への行動歴は確認されていません。
22日から発熱、咽頭痛、全身倦怠感等の症状があり、本日、山鹿保健所を通じてPCR検査を実施し、12時40分に陽性が確定しました。
現在、感染者は味覚障害のみの症状とのことで、本日中に県内の感染症指定医療機関に入院を予定しています。
今後、積極的疫学調査を進め、必要な検査を行い、感染拡大防止に全力を尽くして参ります。
これまで実施してきた新型コロナウイルス対応の中で、今回が、最大の危機感を持って対応すべき事案であると認識しています。
残りの濃厚接触者の検査を早急に進めるとともに、新たに感染が確認された方の積極的疫学調査を確実に行うことで、これ以上の感染拡大を抑えこむ必要があります。
県民の皆様には、職場等において、マスク着用、手洗い等の基本的な感染防止対策と、「新しい生活様式」の徹底を、改めて、強くお願いします。
特に、「3つの密」のある場及び感染が流行している地域へは、極力移動を自粛してください。
これは、知事として、感染拡大防止のために行う、県民の皆様への要請です。
県民の皆様におかれましては、今こそ、第1波の状況を思い出し、自らと周りの人を守り、ひいては社会を守るための行動をお願いいたします。