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【7月26日】臨時記者会見(新たな新型コロナウイルス感染者(県内60例目)の発生について)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051167 更新日:2020年10月1日更新

【7月26日】臨時記者会見動画

報道資料(PDFファイル:426KB)

知事コメント全文

令和2年7月豪雨の被災に対し、被災された方々に心から御見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には厚く御礼申し上げます。

昨夜、県内で60例目となる「新型コロナウイルス感染症」の感染者が確認されました。

感染者は20代の男性で、有明保健所管内にお住まいの会社員です。
この方は、福岡県で感染が確認された、有明保健所管内企業の従業員の方の同僚で、濃厚接触者に当たります。
25日から発熱、全身倦怠感の症状があり、医療機関Aを受診されました。
その際、勤務先からご本人に、同僚が感染したとの連絡があったとのことです。

また、福岡県南筑後保健福祉環境事務所から熊本県に同様の連絡があったため、有明保健所を通じてPCR検査を実施し、昨日、21時50分に陽性が確定したものです。
現在、感染者は発熱、全身倦怠感の症状があり、本日中に県内の感染症指定医療機関に入院を予定しています。
この方の濃厚接触者については、現在のところ、家族2名と同僚4名を確認しており、検査に向け、調整を行っています。

なお、この他、福岡県で感染が確認された同僚等の濃厚接触者は、現在調査中ですが、約90人程度にのぼる見込みで、危機感を持っています。
今後、福岡県とも連携し、積極的疫学調査を進め、必要な検査を実施し、感染拡大防止に全力を尽くして参ります。
迅速で正確な情報提供に努めますので、感染者、ご家族のプライバシーへのご配慮をお願いします。

新型コロナウイルス感染症は、日本各地の大都市や、九州各県の状況を見ても、国内の感染拡大が本県まで波及しつつあると考えています。
既に、熊本県においては、従前から検査体制、医療提供体制、保健所の即応体制の整備を進めております。
引き続き、今後、必要と考えられる対策については果断に判断し、実行します。

医療提供体制については、現在の入院患者数は10名ですが、県では、最大400床を確保しています。
ここで、県民の皆様に改めてお願いです。基本的な感染防止対策と、「新しい生活様式」の実践をお願いいたします。
特に、「3つの密」のある場及び感染が流行している地域へは、できる限り移動を控えてください。
県としては、県民の皆様の安心・安全を最優先に、感染拡大防止に全力を尽くします。
県民の皆様におかれましては、今こそ、第1波の状況を思い出し、自らと周りの人を守り、ひいては社会を守るための行動をお願いいたします。

私からは以上です。

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