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【7月14日】令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第12回)
知事から各対策部への指示
自衛隊、警察、消防、海上保安庁、TEC-FORCE、DMAT、日赤、九州電力など関係機関の皆様におかれましては、厳しい天候のなか、早朝から懸命な捜索や、被災者の支援活動、復旧活動に御尽力いただいておりますことに、心から感謝いたします。
昨日、安倍首相と、現地の被害状況の確認や、人吉市長、球磨村長と意見交換を行いました。
安倍首相からは4,000億円を超える支援を行うことや、今後、激甚災害に指定される見込みであるとのお話がありました。また、先程内閣府からご報告いただいたように、本日「特定非常災害」にも指定されました。
このように復旧に向けての予算、制度が整備されていく中で、今、被災地で最も求められているのは、復旧を担う人材の確保です。被災地では人手不足が深刻です。多くの皆さんの力が必要です。まずは県職員の皆さん、そして県民の皆さん、総力を挙げて被災地を支えていきましょう。
昨夜の会見で申し上げたとおり、避難所運営業務に従事していた高松市の職員の方が新型コロナウイルスに感染していたことが判明しました。
これを受け、保健所では、昨日中に避難者の方に濃厚接触者はいないことを説明し、併せて避難所の消毒を完了しました。また、希望される方のPCR検査については、接触した可能性のある方約400人のうち、本日14時現在で、353人の方の検体を採取し、そのうち196人の検査を実施し、その全員の陰性が確認できています。
加えて、全ての避難所において、3密防止のほか感染拡大防止対策のチェックを本日中に完了する予定です。
各避難所に対する感染症対策を充分に行い、避難者が安心して生活できる環境整備に取り組んでください。
また、各本部員においても、改めて、感染防止対策を徹底していただくようお願いします。
皆様、これからも力を合わせ、一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いします。