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【7月8日】大雨特別警報の発表に係る熊本県災害対策本部会議(第6回)
【7月8日】災害対策本部会議(第6回)
本部長(知事)の指示
7月4日からの豪雨災害に対し、国、自衛隊、警察、消防、海上保安庁など関係機関の皆様に、懸命な救助活動、生活支援に取り組んでいただいております。
改めて感謝申し上げます。
県内においては、県北の山鹿地域でも犠牲者が発生したほか、広域的な被害が確認されております。
天草地域においても、甚大な家屋被害も発生しています。
犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた全ての方々に、改めてお見舞いを申し上げます。
本日で、災害発生から5日目となります。雨の合間を活用し、消防、警察、自衛隊、DMAT、さらには建設業の皆様には、被災現場の最前線で、夜を徹した作業を行っていただいており、心から感謝いたします。
今後も、救助や支援を待ち望まれている方の捜索に全力を尽くしていただき、一人でも多くの人命を守っていただきますようお願いいたします。
また、徐々にではありますが、復興の動きも出始めております。
被害が大きかった球磨村においては、球磨村総合グラウンドに役場機能を移され、再建に向けた動きをスタートされました。
県からも支援チームを派遣し、役場機能の回復をサポートしているところであり、昨日設置した、専門チーム「避難所等支援室」と連携し、全面的に支援して参ります。
また、先ほど総務部からも報告があったとおり、県内すべての孤立地域の支援と解消に向けた取り組みを行うプロジェクトチームを、本日設置しました。
確認した地域については、物資や医療面の支援を行いながら、避難生活で体調を崩すことがないよう、関係機関と連携したケアに取り組んで参ります。
本日は、武田防災大臣と蒲島知事が、芦北町、八代市などを訪問し、被災の現状と、自治体からの要望を把握しておられます。
把握した課題については、国の関係省庁や関係機関ともチームを組みながら、一日も早い解決に結びつけて参ります。
各本部員、ならびに関係機関の皆様におかれましても、引き続きのご支援をお願いします。
皆様と力を合わせて、頑張っていきましょう。
よろしくお願いします。