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【6月18日】臨時記者会見(コロナ対応の段階的緩和について)
質疑応答
知事コメント全文
国の緩和方針
国は、5月25日の緊急事態宣言解除後、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げることとしており、明日19日に、そのステップが一つ進められます。
具体的には、県をまたぐ移動は基本的に自由となります。また、イベントの人数の上限引き上げや、無観客ながらプロスポーツの開催も可能となります。
県の方針
県民及び事業者の皆様の御協力のおかげで、本県では1か月以上感染者が出ていません。国が対応を緩和するこのタイミングで、我々も感染防止を図りつつ、経済活動回復に取り組んで行く必要があります。
そのためにも、県民及び事業者の皆様の感染防止対策の継続が重要です。
事業者の皆様には、県からチェックリストをお示しし、感染防止対策をお願いしています。また、国が取りまとめている業種別ガイドラインも、併せて活用しながら、更なる感染防止対策の徹底をお願いいたします。
そのような活動がお客様の安心感を更に高め、集客に繋げることができると考えます。
例えば、熊本商工会議所におかれては、お客様が安心して来店できる環境づくりを目的とし、感染防止セミナーを予定されています。県としてもこうした取り組みへ講師派遣等によりバックアップを行っていきます。
県民の皆様におかれましては、各店のチェックリストや感染防止対策を確認のうえ、安心して、外出を楽しんで頂きたいと考えています。
ただし、「新しい生活様式」の一つとして、東京都のように感染が流行している地域への外出は控えていただきますようお願いします。そのような地域の接待を伴う飲食店などの3密のある場所についても避けていただきますようお願いします。
県としても、感染防止と経済活動回復のベストバランスを追求して参ります。
感染拡大防止については、PCR検査体制の充実と、医療提供体制の強化をはじめとした、第2波を防ぎ、備える対策を進めて参ります。
県民の皆様におかれましては、「新しい生活様式」のもとで、まずは県内、地元で食事や買い物、旅行を楽しみ、地域経済を盛り上げていただきたいと思います。