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【6月3日】定例記者会見(宿泊施設応援プロジェクト等)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051119 更新日:2020年10月1日更新

【6月3日】定例記者会見動画

知事コメント

知事コメント全文

「ひとときパス」を活用した宿泊施設応援プロジェクトの開始について

5月29日に、新型コロナウイルス感染拡大後の地域経済の現状について、県商工会議所連合会はじめ関係団体の代表者と意見交換をしました。
その中で、熊本市街中心部をはじめ県内各地で賑わいがなかなか戻らず、飲食店はもとより、小売業、宿泊業などの業種において、大変厳しい経営状況にあるとのご意見をいただきました。

これからは、感染拡大防止と経済活動回復のベストバランスが大切となります。
そのため、県民一人一人が、新しい生活様式を心がけながら、地元で食事や買い物、旅行を楽しんで、地域経済を盛り上げていく「県民総ぐるみの応援運動」を展開することとしました。
県の職員にも、地域の飲食店やホテル・旅館を利用したり、買い物に出かけるよう呼びかけています。

本日、この新しい取組みとして、熊本県観光連盟において、宿泊代金を先払いすることで、県内宿泊施設を応援するプロジェクトが始まります。
これは、「ひとときパス」というサイトで、宿泊日を後から決められる宿泊チケットを購入することができるものです。
この取組みをはじめ、飲食店を先払いで応援する「#SAVE THE EATS KUMAMOTO(セーブ・ザ・イーツ・クマモト)」も始まっています。また、タクシーによるデリバリーサービスも準備を進めています。

ぜひ、県民の皆さんひとりひとりの御協力と行動により、県内経済を盛り上げていきましょう。

益城中央被災市街地復興土地区画整理事業の宅地引渡しについて

続いて、熊本地震からの創造的復興に関して、お知らせがあります。
益城町の土地区画整理事業について、今月末に5カ所の宅地を権利者の方に引き渡しできることになりました。
これは、昨年11月に着手した住宅造成工事の一部が完成したことによるものです。地元のご協力もあり、異例のスピードで事業が進んでいることに、改めて感謝申し上げます。

今回、引渡しを行う方の中には、仮設住宅で生活をされている方もいらっしゃいます。
今回の引渡しにより自宅再建が進み、一日も早く落ち着いた生活に戻られることを心から願っています。
また、工事により、一時的に移転をお願いする店舗などの事業者に利用いただくため、今月中には、5店舗分の仮設店舗も完成する予定です。
今後も引き続き、被災された方々の一日も早い生活再建に向け、町としっかり連携しながら、全力で取り組んで参ります。
私からは以上です。

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