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平成27年度モンバサダーツアーレポート
平成28年3月5日(土曜日)にモンバサダーツアーを実施し、今回は、平成27年度に日本遺産に認定された人吉球磨地域を旅してきました。
「『日本遺産人吉球磨』ウェブサイト」:日本遺産人吉球磨<外部リンク>
最初に訪れたのは、人吉クラフトパーク石野公園です。
人吉クラフトパーク石野公園は、人吉球磨の伝統工芸や郷土玩具などの展示をはじめ、様々な工芸の手作り体験ができる施設です。
「人吉クラフトパーク石野公園」:人吉クラフトパーク石野公園<外部リンク>
この日は、人吉球磨地域が一体となって行う「人吉球磨は、ひなまつり」のイベント期間中でした。辺りはひなまつり一色で、華やかな雰囲気に包まれていました。
施設内の民工芸館では、人吉球磨地域の伝統工芸品である「花手箱」や「きじ馬」といった絵付け体験を行うことができます。
皆さんには、「くまモン花手箱」の絵付けに挑戦していただきました。
果たして、うまくできるのでしょうか?
最初に係の方から絵付けに関する説明を受け、早速、作業開始!
始めのうちは楽しげな会話も聞こえていたのですが・・・。
次第に皆さん無口になっていきました(笑)
「・・・。」
表情も真剣そのもの。
慣れてきたのか、皆さん筆使いが次第に滑らかになってきました。
そして花手箱もだんだんとカラフルに!
完成~!! 出来栄えはいかがですか??
皆さん、各々にスマホで「パシャ☆」
そして、早速、SNSで情報を拡散していただきました♪
集中しての作業、お疲れさまでした。続いては、「人吉旅館」でお昼ご飯です。
昭和9年の創業当時の姿を残す人吉旅館は、国の登録有形文化財に登録されています。また、ここ人吉温泉は、日本遺産構成文化財の一つでもあります。
「人吉旅館」:人吉旅館<外部リンク>
旅館の雰囲気を楽しみつつ、食事と会話がはずみ、食事が終わる頃には皆さんすっかり打ち解けたご様子でした。もちろん、「ペロっ」と完食です!
食事の後は、人吉旅館そばの国宝「青井阿蘇神社」を見学。
日本遺産構成文化財の一つであることは言うまでもなく、青井阿蘇神社は、平成20年6月に国宝に指定され、まもなく400年を迎える歴史ある建造物です。
「青井阿蘇神社」:http://www.aoisan.jp/aoisan.html<外部リンク>
この日は、なんと宮司さん自らご案内をしていただくことに!
一つひとつ丁寧に、また貴重なお話をたくさんお聞かせいただきました。
そして、無形文化財「球磨神楽」(日本遺産構成文化財の一つ)の一部もご披露いただきました。とても貴重な体験をさせていただきました。
続いて、人吉城跡を訪ねました。
まずは、隣接の人吉城歴史館の見学からスタート。係の方から人吉城の歴史・文化の紹介や当時の秘話などを詳しくお聞かせいただきました。
「人吉城歴史館」:http://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/95月24日9.html<外部リンク>
そして、一行は歴史館の地下に眠る石造りの地下室遺構へ。全国的にも類例がないという井戸を備えた特殊な空間は、建造当初の姿に復元をしているとのこと。その用途は、まだ解明されていないという謎の空間は、まさにミステリアスな雰囲気に包まれていました。
続いて、人吉城跡に移動。こちらでも、詳しくご説明をいただきました。
これまで何気なく通過してしまっていた場所も、その成り立ちや意味をお聞きすると、また違った見方ができ、とても勉強になりました。
「人吉城跡」:人吉城跡<外部リンク>
そして、いよいよ最後の目的地、「繊月酒造」へ。
こちらでは、日本遺産構成文化財の一つでもある「球磨焼酎」が作られる過程を見学。焼酎蔵の前では、早速、焼酎の独特の香りが漂っていました。
「繊月酒造」:本格米焼酎 繊月/繊月酒造<外部リンク>
そして、焼酎蔵見学の後は、最も楽しみにされていた(?)焼酎の試飲会場へ。
早速、各々に試飲を開始!お気に入りの一品は見つかりましたか??
以上で、モンバサダーツアーは終了です。
熊本市内に戻る頃には、すっかり夕方となっておりましたが、引き続き熊本市の城彩苑内で交流会を実施しました。
モンバサダーの事業説明や活動報告など、様々な意見交換等を行うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
ご参加いただいたモンバサダーの皆さまありがとうございました。
これからも熊本の魅力発信について、どうぞよろしくお願いいたします!
(人吉城跡にて記念撮影)