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「文化と歴史を縁とする包括連携に関する覚書」 締結10周年記念シンポジウムを開催しました!
熊本県(知事:木村敬)では、平成27年10月に、熊本市、新宿区及び文京区と各自治体間で共通する「夏目漱石」、「小泉八雲」、「肥後熊本藩主細川家」に関連した文化及び歴史資産を背景に、文化、歴史、観光等の各分野で連携を図ることを目的に四者間で覚書を締結しています。
この覚書締結から10周年を記念して、令和7年11月18日(火曜日)に、夏目漱石や細川文化がつなぐ熊本と東京について、シンポジウムを開催しました。
今年の朝ドラで小泉八雲が取り上げられているほか、令和8年は夏目漱石来熊130周年、令和9年は生誕160周年と熊本と東京をつなぐ関連資産が盛り上がりを見せています。会場には約200人の来場者があり、当該シンポジウムを通じて、歴史・文化という切り口で、熊本の様々な魅力を発信し、熊本県のイメージアップを図ることができました。
シンポジウムの概要
日 時:令和7年(2025年)11月18日(火曜日)14時~16時
場 所:新宿区立牛込箪笥区民ホール
来場者:約200人
(1)「文化がつなぐ熊本と東京~夏目漱石・細川文化~」(講演:姜尚中氏)
姜尚中先生の講演では、冒頭、夏目漱石の生い立ちや作品を介した東京と熊本の縁、夏目漱石の熊本時代の作品などに触れ、その後、熊本の細川文化と夏目漱石との縁に話が及びました。
そして、夏目漱石、細川文化ともに「世界に開かれていた」という共通項を踏まえ、夏目漱石及び細川文化を通じた縁は、東京-熊本のみならず、世界に開かれた縁ともいえるという解釈がなされました。
今後、世界にも広がりを見せる可能性のあるこの貴重な「縁」を、熊本(熊本県・熊本市)と東京(新宿区・文京区)の四者がどのように発展させていくべきなのか。姜尚中先生は、一つのキーワードとして「二地域居住」を提案されました。
(2)四者の首長と姜尚中先生のパネルディスカッション
四者覚書に基づく縁の更なる発展について、夏目漱石等の共通資産を軸にした東京、熊本の連携PR、地域通貨クーポンによる相互交流の促進など様々なアイデアが飛び交いました。
熊本県の木村知事は、自身が東京出身であることを踏まえ、熊本の大きな魅力である地方ならではの自然・農作業体験、林間学校などを挙げ、両区の児童生徒が熊本で体験し、交流を深められるような場がもっとできるとよい、といった思いを述べました。
四者覚書に基づくその他の取組み
四者覚書を基に、熊本地震後様々なご支援をいただいてきた新宿区及び文京区に、復興支援の感謝と熊本の魅力をお伝えするため、例年、11月から12月にかけて、両区において、竹あかり等の展示を行っています。
(1)文京区肥後細川庭園「秋の紅葉ライトアップ-ひごあかり-」
文京区が毎年11月下旬に実施しているライトアップイベントと連携し、くまモンのロゴをモチーフとした竹あかりや、熊本PRブースを展示しています。


(2)新宿区立漱石山房記念館での展示
例年12月頃に、同館周辺で、夏目漱石にちなんだ猫模様の竹あかり、くまモンのロゴをモチーフとした竹あかりを展示しています。



