ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 知事公室 > 広報グループ > 令和4年(2022年)11月2日 知事定例記者会見

本文

令和4年(2022年)11月2日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0154768 更新日:2022年11月2日更新

 

知事定例記者会見

日時:令和4年(2022年)11月2日(水曜日) 10時30分から 
場所:知事応接室

会見録
 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

説明資料(資料スライド) (PDFファイル:2.03MB)

コメント​

発表項目

コメント

質疑応答

コメント

​​新型コロナウイルス感染症対策について

蒲島知事の写真蒲島知事
 最初に、新型コロナウイルス感染対策についてです。
 Withコロナに向けては、自主的な感染防止対策やワクチン接種を行なったうえで、旅行や会食など日常を楽しんでいただきたいと思います。
 この度、県では「新しい生活様式」を分かりやすく周知するため、動画とポスターを作成しました。
 動画は、本日以降、SNS、またテレビ、そして街中の大型ビジョンで放送する予定であります。
 この動画などを参考にしていただき、引き続き、基本的な感染防止対策を行ったうえで、経済のほうも活性化したいなと思っています。
 11月となり、忘年会シーズンが近づいてきました。
 地域経済の回復を後押しするためにも、感染が落ち着いている今の時期に、忘年会などの懇親会の機会を設けていただければと思います。
 その際も、感染防止対策が徹底されている認証店の利用をお願いします。また、マスク会食など「会食時の感染リスクを下げる4つのステップ」を実践してください。そして楽しい時間を過ごしていただければと思います。
 なお、この冬は、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されていますので、今のうちから準備をしておくことが大切です。
 希望される方は、早めのワクチン接種をお願いします。併せてそれぞれのご家庭で、検査キットや解熱剤、食料品の準備も行っていただきたいと思います。​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​↑ ページトップへ

発表項目

​県内家きん飼養施設への消毒命令について​​

蒲島知事の写真蒲島知事
 次に、県内養鶏農場への消毒命令についてです。
 10月28日に岡山県と北海道、昨日は香川県の養鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザが発生しました。過去最も早い時期の発生であり、これからの季節、本県においても厳重な警戒が必要です。
 そこで本日、県内205箇所の養鶏農場に対して、家畜伝染病予防法に基づく消毒命令を発出しました。
 各養鶏農場においては、消毒を徹底してください。
 鳥インフルエンザに対しては、まず(1)ウイルスを農場に入れないこと、(2)万が一ウイルスが入ったら、迅速、的確に初動を行うこと、(3)そして初動において空振りを恐れないこと、この3つがとても重要です。
 今回の消毒命令は、1番目のウイルスを農場に入れないための対策です。
 消毒を徹底していただくために、養鶏農家の皆様に消石灰を配付しますので、これも活用して、ウイルスの侵入防止に万全を期して欲しいと思います。
 また、市町村・関係団体の皆様も万一に備え、万全の準備をお願いいたします。

​​​​​​↑ ページトップへ​​​​​​​​​​

発表項目

​「学生開発アプリ」と「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」のコラボレーションについて​​

蒲島知事
 次の発表です。
 本日は、熊本県立大学の学生の皆様が開発されたアプリと、県が進める「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」のコラボレーションについて発表します。
 県立大学の学生が、「熊本地震の記憶を風化させてはならない」との思いから、「ONE PIECE」の銅像と震災遺構等を、スマートフォンなどで一体的に紹介するアプリを開発しました。
 また、県としても多くの方々に、麦わらの一味の銅像とともに、震災遺構等を見ていただくことで、熊本地震の記憶を継承していきたいと考えています。
 そこで、多くの方々が、熊本地震の被災地を訪ねていただくよう、このアプリを活用し、10体全ての像を周るスタンプラリーを本日から実施します。
 定例会見終了後、学生の皆様がアプリの使い方を記者の方々に説明いたします。
 実際にアプリを使っていただき、復興にかける学生の思いを感じていただければと思います。
 今後も県では、像を周遊することにより、県全体の交流人口を拡大させ、熊本地震の記憶を継承するとともに、熊本の元気を世界に発信して参ります。

↑ ページトップへ

コメント

​ロアッソ熊本J1参入プレーオフ2回戦の応援について​

蒲島知事の写真蒲島知事
 最後のコメントです。
 ロアッソ熊本が、J1昇格へ向けたプレーオフ1回戦を引き分け、見事、2回戦への進出を決定しました。
 今回も多くのロアッソサポーターがスタジアムに駆け付け、大分からのサポーターも含めて、約14,000人の方が観戦されました。
 11月6日のプレーオフ2回戦は、再びホームのえがお健康スタジアムにおいて、6位であるモンテディオ山形を迎えます。この戦いに勝利又は引き分けをしますと、いよいよJ1クラブとの昇格決定戦の舞台に立つことができます。
 県では、奮闘するロアッソ熊本を激励するため、9月末から県庁本館屋上にクラブフラッグを掲揚しております。
 県民の皆様には、悲願のJ1昇格を目指し、奮闘するロアッソ熊本に、引き続き熱い応援をお願いします。
 私からは以上です。

↑ ページトップへ

質疑応答

​「学生開発アプリ」と「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」のコラボレーションについて​​

(幹事社)
 『ONE PIECE』の銅像についてなんですけれども、まずはこれ10体すべて完成しておりますが、これまでの利活用の例だったりとか、今後どういうふうにしてこの銅像を活用していきたいかという県の取組みがあれば改めて教えてください。
蒲島知事の写真

蒲島知事
 もともと被災地を回っていただきたいという気持ちが、震災ミュージアム(整備)の大きな理由であります。
 ただ、だんだん被災地が遠ざかっていく可能性もありますよね。その時に学校の教育旅行などで、そこに麦わらの一味の銅像があって、そして世界中のファンの方々がそれを巡りながら震災のことを勉強するという、そういう意味があったので、楽しみの部分もあり、学ぶ部分もあると、そういう形が良いんじゃないかということで、尾田(栄一郎)さんの方からの義援金もありましたし、それで10体の像が出来た訳です。
 あれはどこの学生でしたかね。調査した結果がありましたよね。【※尚絅大学が調査しました。】
 相当な経済効果があったということでありますので、これをより高めていきたいと、県立大学の学生たちのアプリというのは、それを助けてくれるんじゃないかというふうに思います。

(幹事社)
 ありがとうございます。今、最後にちょっと出ましたけれども、今回、県立大学の学生さんが新たにこのアプリを開発したということで、それに関して知事の受け止めを。

蒲島知事
 大変うれしいです。今日、この記者会見が終わった後に学生の方々が皆さんに使い方を示してくださるそうですので、それを使って多くの方々がどこにその場所があるのかと、麦わらの一味の銅像があるのは。そこに行けば震災のミュージアムになっていますので、両方学ぶことができる。今でも多くの教育旅行で問い合わせがあるということですので、これからもどんどん増えていくんじゃないかなと思います。

(幹事社)
 若い力が注がれていることに関しては。

蒲島知事
 とてもうれしいです。そういう震災の記憶を消してはいけないという気持ち、それから交流人口を高めようという、そういう気持ちを自ら持っていただいて、こういうアプリを作ってくださったことに知事としては大変感謝しています。

(幹事社)
 分かりました。幹事社からは以上です。各社どうぞ。

​​​↑ ページトップへ

質疑応答

​県民総合運動公園へのアクセスについて​​

​​​​​​​​​Q
 ロアッソの話が出たんですけれども、運動公園のアクセス改善についてお聞きします。
 10月のロアッソの最終戦のときに2万人以上が訪れて、駐車場がすぐに満車になって周辺大混雑したかと思うんですけれども、知事はアクセス鉄道のルートで、もし三里木ルートじゃなかった場合は、運動公園のアクセス改善にも対策を示すということでお話をされていたと思うんですけれども、そういった対策の方向性といいますか、検討状況を教えてください。
蒲島知事の写真

蒲島知事
 この前のロアッソ戦に皆さんもいらっしゃったと思いますけれども、周辺道路の大渋滞が起きて、これはやはりしっかりとアクセスについて考えないといけないなと。アクセス鉄道以外にもですね。
 こういう場合、県でやっているのは県民総合運動公園で開催されるイベントの主催者に対して、渋滞対策を実施していただくように依頼しています。
 今回もクラブの方では周辺道路の違法駐車対策とか、パークアンドライドを実施していただきました。しかし、行った時よりも帰る方が難しかったような感じがしました。試合終了後の駐車場から出て来ると、国体道路の南北線が大混雑したというふうに聞いています。
 そういう意味では、大規模イベントが開催される際の運動公園のアクセス改善と渋滞対策をしっかりと考えないといけないと思っていますし、県としてもこの対応を検討、考える必要がとりわけあるなと思っています。
 そういう意味では、庁内の関係課にソフトとハードの両面でどのような対応ができるかという検討を指示しているところです。


 ソフト、ハードということなんですけれども、シャトルバスの運用であったりとか駐車場の増設とかそういったようなことになるんですか。

蒲島知事
 今、改めて我々がロアッソの試合を経験して、その問題点を身近に理解したといいますか、そういうことで庁内の関係課にはソフトとハードの両面からどのようなことができるかという検討に今入っているところです。

↑ ページトップへ

質疑応答

​熊本市長選挙について​


 現在、熊本市長選が告示されて選挙されているんですけれども、今回3人の方が立候補しておりまして、そのなかで現職の大西さんとは知事は普段から県市連携ということもあってお付き合いがあると思うんですけれども、改めてになるんですが、この選挙に対する知事の関わり方、スタンスというものを確認させてもらっていいですか。

蒲島知事
 政治学者として(お答えすると)、これは大西市長の2期にわたる業績評価になるんじゃないかと思っています。
 新人はそれに対して業績評価をしたうえで自分たちはこういうことがやりたいという新しいことを表明されるんじゃないかと思います。
 県都である熊本市の市長選挙ですので、県全体に影響があると思います。そして私自身も選挙戦の結果を注視したいと思います。
 選挙というのは政治参加の重要な機会でありますので、たくさんの方に関心を持っていただいて、たくさんの方に投票に行っていただきたいと思っています。
 支援の在り方についてお聞きですけれども、私はこれまで知事になった後で、特定の候補者の応援を目的とした活動をしたことがありません。ただ、一緒に県市で仕事はしっかりと仲良くやっております。それで私自身も候補者の方々の評価をしたうえで投票に行きたいと思っています。


 確認ですが今回も特定の候補を応援することはないということですか。

蒲島知事
 はい。


 先ほど投票率の話も知事もされたんですけれども、今回関係者からは盛り上がりに欠けて、早くも投票率を懸念するような声もあると思いますが、投票率アップに向けて各候補者にできることといいますか、何か望むことはありますか。

蒲島知事
 投票率というのはご本人にとってもとても大事ですよね。私なんかも自分で選挙運動する時には投票率はとても大事ですから、投票に行ってくださいというふうなことをお願いしていますし、一般的に競争率が低いとどうしても投票率が低くなるということもあります。
 そういう意味では、メディアもしっかりと書いていただきたいですし、それからご本人たちも、候補者の方々もしっかりと選挙運動をして、皆さん自分の立場なり政策を知ってもらうことが大事じゃないですかね。

Q
 最後に一点なんですけれども、業績評価になるということだったんですけれども何か今回の選挙で知事が思う争点とか、ポイントというのは何かありましたでしょうか。

蒲島知事
 総合的な業績評価になると私は思います。このような首長選挙ではそれが一番。大西市長は2期やっておられますので有権者からも業績評価しやすいんじゃないかなと思います。

​​​​​​↑ ページトップへ

質疑応答

​ヤクルトスワローズ 村上宗隆選手への表彰について​​


 昨日までプロ野球の日本シリーズが終わりまして、村上宗隆選手は惜しくも2年連続の優勝とはなりませんでしたけれども、今シーズン三冠王と日本選手史上最多のホームランというすばらしい偉業を達成されたと思います。県として村上選手に今後、シーズンが終わりましたけれども、今後県としての表彰などそのへんの今の進捗状況など教えていただければと思います。

蒲島知事
 はい。皆さんもご存じのように村上選手は、昨年もシーズン中の活躍はもとより、東京オリンピックでの金メダル獲得に大いに貢献されたので、12月に「くまもと夢づくり賞」を差し上げました。ただ今シーズンはさらに歴史に残る活躍をされたので、県民栄誉賞の授与について期待する声が上がっているのも当然かもしれません。この表彰については本人のご意向なども確認しながら検討を進めているところであります。


 今、知事のお話にもありましたけれど、昨シーズンの夢づくり賞、さらに今シーズンは昨シーズンよりも更なる活躍といったところで、県としては夢づくり賞と県民栄誉賞は同等だとは思うんですけれども、県知事として、本人の意向はあるとは思うんですけれども、知事としてはやっぱり県民栄誉賞をあげたいというような思い、そのへんはいかがでしょうか。

蒲島知事
 これは皆さん県民の思いを我々はそれを反映しなきゃいけませんので、県民の方もそういう思いじゃないかなと思います。ただ、ご本人の意向はとても大事ですので、それを確認しながら検討を進めさせてもらっているところです。


 ありがとうございます。

​​​​​​↑ ページトップへ

質疑応答

​県内家きん飼養施設への消毒命令について・その1​​


 今日コメントをいただいた消毒命令についてお伺いいたします。これはあらためて県内にウイルスを発生させない、感染を広げさせないという県としての思いがもしあれば教えていただけますか。
蒲島知事の写真

蒲島知事
 先ほど言った3つのポイントですよね。まず一番大事なポイントは消毒命令を出すことによって、ウイルスを入れさせないということが大事です。ただウイルスを入れさせないということよりも、養鶏農家にとっては尊い命ですよね、ニワトリの命も。
 そういう意味では、この段階で防ぐことができれば殺処分することもないと。だから私は常に思うんですけれど、ニワトリを何万羽も殺処分することは、知事としても苦しい思いをしていますので、だからここで予防するというのが今の段階なので、これをしっかりとやっていただければ予防できるんじゃないかと。
 ただ万一このウイルスが入った時には初動がとても大事ですから、迅速に迷わずそこで対応しなきゃいけないなと思っています。それで関係機関にもその準備をしておくようにというアナウンスもしておりますので、そういう意味で今がとても大事じゃないかなと思います。


 ありがとうございます。それで県民に向けてのメッセージになるかと思うのですが、国も言っていますが食肉、ニワトリの肉を食べても大丈夫なのかとか、卵が安全なのかということもあるかと思うので、そういった心配がもしある人がいれば何と伝えればいいか教えていただけますか。

蒲島知事
 そういうこともとても大事だけれども、やはり農場に自分も近づかないということも大事ですよね。用がない方々が農場に、そういうのもやはりウイルス運びますから。それからお肉は大丈夫ですので、食べていただきたいなと思います。
 万一ウイルスが発見された場合は、県庁挙げてこれに対応していきたいなと思っています。

​​↑ ページトップへ

質疑応答

​くまもと半導体産業推進ビジョンについて・その1​​


 先日発表された半導体のビジョンについて伺いたいんですけれども、改めて知事として、ビジョンの案がこの間示された訳なんですけれども、あれを発表されたお気持ちを教えていただきますでしょうか。

蒲島知事
 半導体は熊本の将来にとっても、とても大事な経済的な安全保障の一つとして、また、県が半導体の集積を通して、日本の経済安全保障に貢献できるというので、委員会にもとても素晴らしいメンバーに集まっていただきました。全体像を事務局から報告し、そしてそれについての様々なコメント、これも的確なコメントをいただいたと私は思いました。それを進めていただきながら、次の2月の会議までにプロジェクトの全体像を示すことができるんじゃないかなと思います。それによって何が課題かということは良く分かったし、それからどのような方向性にもっていくかと、そういう疑問もこれまで委員の方から出されました。例えばTSMCだけでいいのかと、それをもっと広げなきゃいけないんじゃないかとか、そういうことで両方大事だというふうに私はその時感じてコメントしました。
 そういう意味で、あのような有識者会議を開くことで、県民全体がこの半導体に関する興味・関心、日本での重要性を感じられたんじゃないかと思います。


 ありがとうございます。
 それでビジョンの中でも方針の一つ目として、企業集積、あるいは県内企業の強靭化というところも挙げられているんですけれども、一方で菊陽町を中心になかなかもう土地が無いといいますか、取引きできる場所が少なくなっているというお話も出ています。そういった今後の県としてどう取り組んでいくか、集積が難しい部分もあるかと思うんですが、どのようにお考えか教えていただけますか。

蒲島知事
 集積というのは、これから我々の想像を超える早さで進んでいくというふうに私は思います。
 実際に土地は、だんだん無くなっているということもありますので、この熊本の経済の将来像を考えながら、人と場所、そのグランドデザインと言いますか、それについても今、県の部長の方々、審議監の方々を入れて検討されている状況であります。
 長期的に、これはとても大事なことなので、次はどういうことが起こるかということを常に考えながら、先を見ながらこのTSMCの進出、これへの対応も含めて半導体に対しては考えていきたいと思っています。

​​​​​↑ ページトップへ

質疑応答

​くまもと半導体産業推進ビジョンについて・その2/旅館業法の改正について​​


 今の(くまもと半導体産業)推進ビジョンのことなんですけれども、(10月)31日、私も冒頭取材させていただいて、有識者の方が全員男性だったということにちょっと驚いたんですけれども、県の男女共同参画の指針で、令和7年までに審議会のメンバーを4割女性にするということを掲げていらっしゃると思うんですけれども、知事は先ほど素晴らしいメンバーだとおっしゃったと思うんですが、その点についてどういうふうに受け止めてらっしゃるのかということを一点。
 それからもう一点は、旅館業法の改正のことなんですけれども、国の方で今マスクとか感染対策を講じない宿泊客を宿泊拒否してもいいというような旅館業法を改正しようという考えで閣議決定しているんですけれども、ハンセン病の元患者の方々が熊本の黒川温泉であった宿泊拒否事件を理由に、そういった改正についてはどうなんだろうということで異議を申し立てていらっしゃるんですが、熊本県の知事としてどうお考えかというこの二点、お伺いしたいと思います。
蒲島知事の写真

蒲島知事
 (一点目の)有識者の方々のメンバーが男性ばかりだとおかしいんじゃないかというご疑問だとは思いますけれども、まず第一回目に集まれる方ということで、一番あの問題に詳しい方々に声をかけたんですけれども、確かに私も女性の方に来て欲しいなと思いますので、第二回目の時にはそれを考えながら、専門家として女性の方にも来ていただけるような形にしたいと思います。
 それから黒川温泉での(宿泊拒否の)経験がある(ということで)、感染者、旧感染者といいますか、その方々にどう対応するかということは、これは今、国の方で検討しているというふうなお話でしたけれども、我々はそういうふうな、感染されたからその方々を特別な扱いをするというふうな気持ちはありませんけれども、そういうふうに扱っていきたいなと、この問題も。
 ただ、法律ができると、これはまた大変難しい事になると思いますけれども、我々は最初から、例えば感染されたからといって特別にその方々を特別扱いするというふうなことはしてきませんでしたし、対応もそういう形でやるのが私も妥当ではないかなと思います。


 ありがとうございます。一点目の件なんですけれども、そうすると来年2月に第2回の会合があると思うんですが、そこには更に有識者の方を増やされるお考えがあるということでしょうか。

蒲島知事
 第二回がとても大事だし、そこまでにいわゆる女性の方でこの問題にとても詳しい方々にできればお願いしようと思います。


 分かりました。ありがとうございます。

↑ ページトップへ

質疑応答

​大規模イベントへの混雑対応について​


 話題が変わって韓国の梨泰院でハロウィンの事故があったと思うんですけれども、熊本県として、先日のハロウィン、県内では特別な騒ぎはなかったと思うんですけれども、今後ああいった大規模なイベント、人が多く集まるイベントに関して、どう対応していくお考えであるかということをお聞かせください。

蒲島知事
 これは一つ、起こってみないとわからないところがありますよね。だから、こういうことが起こったということをみんなで共有する。特に警察本部とも共有しながら、これが起こらないようにしっかりと当たらなきゃいけないなと思っています。起こる場所も非常に多彩ですよね。日本でも起こったことがありますけれども、そういうことを踏まえながら、大きなイベントの時はそれが起こらないような形で、主催者もそうですし、それから我々行政も警察本部も一緒になって考えなきゃいけない問題だと思います。


 分かりました。ありがとうございます。

​​​↑ ページトップへ

質疑応答

​忘年会の実施時期について​


 コロナウイルスの対策についてなんですけれども、先ほどの発表で11月、忘年会シーズンが近づいて、今の時期に忘年会などの機会を設けていただければというふうに発表されたんですけれども、具体的に今の時期というのは11月を指すという理解でいいのか、それとも12月の頭とか、そういった具体的な期間はありますか。
蒲島知事の写真

蒲島知事
 今の時期、当然一つのWithコロナという、感染拡大の防止と経済活動のベストバランスを図りたいというのが、日本全体、世界全体がそうなっていると思いますけれども、忘年会の季節ということですから、今のように感染が微増はしているけれども、比較的感染は落ち着いている状況。これが11月はそうだと思いますし、12月は注視しなきゃいけないと思いますが、今のこの感染がある程度落ち着いて、微増はしているけれども、今はそれでも安全対策をしてやって欲しいなという気持ちです。
 ただ、12月はまだどうなるか分からないけれども、今のところ私はある程度感染状況が落ち着いているというふうに思っています。


 それはつまり11月とか12月とか、具体的な月の話ではなくて、感染状況が微増とか落ち着いている状況に行なって欲しいという理解でいいですか。

蒲島知事
 今は落ち着いているんじゃないかと、私は、県庁の方はそういうふうに判断しました。もともと先ほど言いましたように感染拡大防止対策と社会経済活動のベストバランスが今は求められているというふうに思いますし、そのためのワクチンも接種をしていただきたいと思いますし、それから感染防止対策をやったうえで楽しむのは楽しんでいただきたいなというのが今、私どもの気持ちです。

↑ ページトップへ

質疑応答

​県内家きん飼養施設への消毒命令について・その2​


 消毒命令について。知事の消毒命令というのは出すポイントがいつもポイントだと言われていますが、今回ちょっと早いし、あと例年私の記憶では九州とかに近づいてきてから出す記憶があるんですが、そのあたり今回どういうタイミングで出したんですか。
蒲島知事
 熊本は常に迅速にという形でやっていますので、今もう3県に入りました。そういう意味ではいつ来るか分からないという緊張感のもとで、この命令を出したところであります。
 これは従う義務がありますので、命令ですから、この形で県中の養鶏農家の方がそういう消毒命令を受けて、しっかりと対策をやっていただくこと、それがウイルスを熊本に入れないという重要な側面ではないかなと思います。
 だから、例えば国にウイルスの検査をやってもらいますよね。でも、実際に県でそれが発見されたら、国の返事を待たずに県庁の職員はその日のうちに動員されて、それで農場に行って、殺処分の準備をしたぐらいですので、だから早すぎるということはないんじゃないかなと思います。


 それはよく理解できるんですけれども、知事として今回、この時期に出して恐らく、熊本としては一番早いような記憶にあるんですが、背景というか、思いはあるんでしょうか。

蒲島知事
 背景としては、とにかく早く準備しておくと。早く用意をしておくと。早く対策をやっていくと。これが今までの我々のやり方ですので、それがさらにより洗練されてきたということじゃないですか、この段階で発出できたというのは。ある程度やはり対象者の方々のお気持ちも勿論ありますから、何もない時に、どこも出ていない時にそういうことはしませんけれども、もう既に3県で出ていますので、これがどんどん広がってきた時に、消毒命令を出すことで熊本はそれを防ごうというのが、気持ちです。これは何日からですか。

【担当課】
 畜産課でございます。今日命令を発出して告示して、5日から命令が有効になっています。
 今の質問にあるように、確かに熊本は一番早いんですけれども、昨年は南関町で発生した後に命令を出したかと思いますけれども、今回については国内でもこれまでにない速いスピードで野鳥にも9事例入っていますし、北海道、岡山、香川ということで、連続してこの時期に発生したということもありますので、県内にもウイルスがもう既にあるという可能性が高いので、予防的な観点から消毒命令を出して、養鶏農場に対してもしっかり消毒をやってもらう、まずは発生させないというのが一番大切なので、予防的な観点から命令を発出したということでございます。


 念のため、これまでで一番早い命令でよろしいですか。

【担当課】
 はい。

↑ ページトップへ

質疑応答

​いじめ問題について​


 一点、いじめ問題について伺います。学校にいじめを理由に学校に行けなくなったり、最悪のケースでは命を絶ったりするケースがあって、県内でも先般、調査報告書等を公表された事例もあると思うんですけれども、県としては今回新たに人権月間というのを設けて、様々な人権問題を考える期間を設けていると思うんですが、知事のいじめ問題に対するお考えというか、そういったところを聞かせてください。

蒲島知事
 私が知事になって、国の方の教育再生実行会議の委員になって、最初にやった問題がいじめの問題だったんです。それでいじめに対してはずっと私も大事な問題だと、知事として考えておりますので、適切に、それからスピード感をもってこれに対応していきたいなと思っています。

(幹事社)
 各社よろしいでしょうか。

蒲島知事
 はい、どうもありがとうございました。

↑ ページトップへ

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)